第76話 吾輩はピンチです!
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。
「旦那、お目覚めですか?」
「少しずつ、一歩ずつ……」
「トロトロしてますね……」
「牛歩のごとし……」
どうも吾輩です。
最近書いてて楽しいのですけれど、違う作品に迷い込んだような錯覚に陥ります。これは異世界転生ものか……と。まぁ実際そうなのではあるのですけれど、これがまぁー……出だしを重く書きすぎたために困難に陥りそうです。
とても大事な設定だなー、と思って気合いれてみたはいいんですが、
うまく話を終わらせるのがどうしよう状態です……。
えぇー、書きたい設定を詰め込んでこねくり回して終わりをどうしようです!
何かというと金髪貴族の名前に関する物語を書こうと思いまして、奴隷から始まる姫様物語を書いてるわけです。まぁなんとなく考えてはいたんです。こういうストーリで彼女は名を大切にすると。
名前を取り戻す物語と言っても過言ではない。
それは、もう細かいところまで考えておりますよ。田中達の冒険も妄想の中ではあーゆう感じだなとか。こういうストーリーでこういう感じだったろうなとか。一人一人のキャラの背景を考えるわけですわ。
ほんに、長い旅やなー……。
と、書き始めたわけです。そこで吾輩気づきました。
おや……これは普通に書いたら多分また終わらないぞと。えぇー、十万で終わるわけもない膨大な頭の中の設定。妄想であれば数日で終わるものです。なんという感動的なお話なのでしょう。泣ける、泣けるぜ……(´Д⊂ヽ
それを端折って書かなければいけない……。
これって、ムズイ!! どこを抽出するのだ!?
あらすじ方式でばばーと流すかと昨日書いてみました。かき上げて読む。
これは……違う……こうじゃないんだよ……
三千文字近くを消すわけで、また違うと思い書き直しております。
三章のマッドマーダー戦で必要な設定を盛り込んでいるので力も入るのですが、書かなければいけないことは、名前に誇りを持っているということ。そしてその名は魔法の名家であること。
ここだけを抜き出してうまく感動的に書かねば……と。
で、書き始めたはいいがこの抽出がまぁームズイ(;゚Д゚)
映像と文字の弊害です。映像では簡単だろうが文字にすると薄っぺらい。これはどうしよう……と。ボリューミーにやりすぎるとデットエンドに関係ない話をツラツラ書いてるだけになってしまうわけですわ。
初めてと言っていい程のピンチ! さらにミカクロスフォードが予測変換でミカクロフォードになっていた為に、キャラ名間違いまくりという事実にいま気づく!?
パヤヤッ!?
いつからどう書いていたのか、自分でも混乱してきたわけです。名前が重要とか言いつつ間違いまくる作者。フォロワーも一人減りました。ごめんたい。直接関係ないかもしれないけど。
ということで、吾輩デットエンド史上最大のピンチに突入。
書いたもののどうオチを付けるか……たかだか魔法一発撃つだけの壮大なお話になりますゆえに、どうぼじよう……_(:3 」∠)_
三章のラストの為に必要であるのですが、終わらせ方を見失う。全てを語るには文字数が多すぎる。妄想三日、書くの三年。ということだろう。知ってるよ。痛い程知っている。書き始めると固まる部分もあるしね。
みなさんはそんな経験ありますか?
とりあえず、書けるだけ書いて明日の吾輩にまかせよう٩( ''ω'' )و
壮大な愚痴だけのエッセイになりつつあり、ごめんですたい。
なので、吾輩は寝る。
≪つづく≫
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