第60話 吾輩は参加を表明する!
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。
「旦那、お目覚めですか?」
「吾輩、腹をくくるよ……」
「首じゃなくて、腹ですか?」
「怖いわッ!」
「で、旦那は何をする気なんです?」
「そうだった。オホン……吾輩」
「ハイハイ」
「カクヨムコン4に参加します!!」
「それは、それは……えっ!?」
「デットエンドで参加しようと思う!!」
「なっ!? 話が急すぎます!! 何を考えてるんですか、正気ですか!?」
「正気も……正気。一章を改稿して参加してみようと思う」
「三章は!?」
「書きながら……頑張る……がんばる」
「……」
「本当だよ!」
「まぁ、頑張ってみてください」
「おう!」
(3章の更新もままならないのに……どうするんだ、旦那?)
ということで、吾輩はカクヨムコンに参加することを決意しました!
本当だよ! ボタン押すだけで参加できるからね!!
と……いうわけにはいかないか。せめて1章ぐらいはまともな文章に直して頑張ろうと思います。えぇ、まぁ出来るかわからないけど、まずはやってみる精神です。やると言ったらやる!
吾輩は考える。
3章がボリューミーになりすぎて筆が進まん、吾輩です。
というか、まだまだ話を広げようとする部分なので長くも感じます。途中のギャグのせいで本筋が進んでいないということもあるのですが、ギャグとシリアス両方やりたいのでまぁそうなりますよ。箸休めとは違う部分が多々ありますが……ギャグの中でもシリアス用の伏線とかあるし、ふざけているだけなわけではないのです。
そらのおとしものという作品とかそこらへんお上手なんですよね。
あれはスゴイ。色々ギャグの中にシリアス要素がちりばめられているので読んでて楽しかったな。ちなみに漫画です。
吾輩もそういうものが書きたいな。
吾輩は考える。
長くやっている作品が最近よく迷走する件について。
アレとかアレです。ご長寿な作品なのでわかるのですが……終着点を完全に見失いつつある感じがします。どう終わりにするのか……まったく予想がつかないだけに読者たちも混乱するわけです。わからないのが売りな作品はそれでいいのですが、そういうものでもない……。
相撲編だったり、セコンドだったり……。
どこを目指しているのだろう……と、ちょっと心配になるわけで。
アレとアレです。
吾輩は考える。
いま吾輩が買っている漫画について。
はねばど、アオアシ、ちはやふる、かぐやさま、ひなまつり、喧嘩家業。
大分絞りに絞った感じもありますがそんな感じです。途中で集めるのが止まったものもチラホラ。進撃の巨人とか……。まぁちょこちょこ買う者もあるのでこれだけとは言い難いのもあるのですが。
そんなラインナップを見ながら思う。まるで共通点がないな。
恐ろしい……。
吾輩は考える。
なろう系の闇は深いという問題について。
どうも一括りの傾向が強いんだけど……もっといろんなジャンルというか種類にわかれると思うんです。そもそも何がなろう系なの?とよく疑問に思う。スマホ太郎というのが良く出てきますが、吾輩これはアニメ見てないので内容を知らん。いや、ちょっと見たな……。
漫画もなろう系と言われるものがありますが……ただなろう出身というだけです。なろうから書籍化されたら全てなろう系ってこと?
全部一回死んでチートみたいなくくりをされますが……それだけとは限らんと思うのです。まぁ始まりが異世界転生ものが多いというくくりはわかります。
ただ、なろう系の中でも細かくジャンルがわかれると思うのです。
それはチートハーレム? それともチート復讐もの?
それとも努力型主人公? アタマイイ系の主人公? 追放もの?
スローライフ??
といったように僅かな時間でいくつもジャンルがあるわけで、なんでもかんでも一括りというのはどうなのだろう?
別になろう系万歳とは思わないが、何かひっかかる。
ちなみに吾輩は……何系だ? スキなのは
そんな問題はほっと系……なんちって!
「旦那!」
「目が本気すぎて怖い! 冗談いれただけやん!」
書きすぎたので寝る。
≪つづく≫
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