第0-32話 吾輩ピエロ探偵書き終わる

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。


「旦那、お目覚めですか?」

「やっと終わった……」

「お疲れ様です!」

「まじで疲れたな。こいつは」

「いい終わり方でしたよ、旦那」

「だな」


吾輩ピエロ探偵を書き終わる。

本当云うと当初想定していたものと全然別物。骨組みはいっしょなんだけど、探偵パートとか推理パートとか格闘パートとか。中身が全然違う。もはや別物。


だって当初犯人3年生の予定だったんだもの。

それが――。アイツになって。もはやラストなぞ、想像してすらいなかった。

殴って終わりにしようとすら思っていたのだが。


これがすごいね。何が起きたのってレベルで一本のお話になってる。

おまけに次につながるように伏線も散りばめたし。

完璧だ。もはや完璧。


これだから書くのはやめられない。見えない景色を見てしまう。

まさかキャッチボールするなんて。


いいやー、青春だね。まさに青春。

書いた吾輩が一番満足してそう。


ただ――


これって序盤なのよねー。自分でハードル上げっちゃってるのよねー。

気が付くともう二月なのよねー。これってデットエンド的に結構やばいのよねー。

実地研修あるから、学園にいる期間が限られるのよねー。


まさか、まさかの尺が足りない説ってあるよねー。

どんだけ濃密なの?


困るよねー。本当に困るよねー。

5日+5日=10日。


おまけに2週間過ぎてるから、


24日。


もう一月たってるやん。アカンぞこれは。もうすぐバレンタインやんけ。

困っちまうなー。吾輩途方にくれる。


どう処理しようかなー。まぁなんとかなるだろう。きっと。



吾輩は考える。

ぐらんぶるのキービジュアル?というか、アニメ用のイラストが完成したみたいっす。


そのツイートがおもしろい。

なんで……服着てる?

酒を片手に持ってない……?


など。それだけで笑えてしまう。

こういうのがいい作品のところだろう。単純なコメントですらおもしろみがある。しかも、それが笑えるっていう。いいよね。こういうの。


バカテスの作者さんだけども、この人のキャラ同士のいざこざを笑いに返る話って結構好きです。吾輩好物です。




吾輩は考える。

ここ最近想う。体が3個になんないかなーって。


もはや分身したい。どうにかして書く時間を確保しているが、改稿の時間が取れていない。これって結構ネックなんだよなー。


2章、2章、2章、2章!


こいつが頭から離れない。どうしたものか。



吾輩は考える。

西野を読み終わってしまった。


というか、久々に物申したい。すげぇ半端に終わってるから……困る。

楽しみにしてたのに。

よーく見たら更新が去年の11月で終了している。

これは……どういうことなのだろう。


書籍化で忙しいのかもしれない。もはや新しいの書いてる暇がないという。

改稿地獄だろうか……。苦しんでいらっしゃるんですね。

頑張って下さい金髪ロリ文庫さん。


影ながら応援しております。


吾輩は眠りにつく。


《つづく》

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