第0-26話 吾輩は重箱の隅の異変に気付く
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。
「旦那、お目覚めですか?」
「寝すぎた感が強い」
「そうですね。大分寝ていましたね」
「起こしてよー」
「旦那、起こしても起きないじゃないっすか?」
吾輩は指を痛める。なぜか、右指の爪が剥がれかけ血がドバーッっと出てじんじん痛む。生爪剥がされたやつはどんだけ痛いのだろう。おかげでタイピングが億劫である。撃つごとにいたい。
もっとさくさく打ちたいのだけれど……
気付いたら怪我をしている現象になんと名付けよう。
そうだ。忘れたころに怪我と名付けよう。
吾輩は考える。
アニメのクールが変わった? 前からだっけ?
なんか1月から連投で知ったけ? 2クールが好きなので構わないのだが、これ如何に。春夏、秋冬ではなく、夏秋、冬春だったみたいです。
吾輩の勘違い? 年を取った証拠だな。物忘れがひどい。
吾輩は考える。
どうにもこうにも何か間違えてる感が拭えない。
特にデットエンド2章。何か違和感がありマッスル。
筋肉が足りないのかもしれない。というか盛り上がりが一段階少なくなってるのかも。どこかで小ピークを作ったほうがいいのかな?
なんとなく文化祭のテコ入れは考えていたけども、いよいよ本腰を入れるか。
3章も3章でちょいと登場人物増えて大変。それぞれ濃ゆいので書いていて楽しいのだが、田中組とか。逆に影が薄くなるのもいる。普通の子って扱いがムズイわね。
吾輩は考える。
カクヨムサイバーセキュリティコンテストについて。
説明会が開始?? コンテストに説明会なんてあったっけ?
新しい試みかもしれない。本気も本気で取り組んでくれているのだろう。なんか提携先が一流で軽く引ける。小説題材用の資料とか説明をしてくれるみたいです。要は取材いらずしてあげるから、щ(゚Д゚щ)カモーンということ。
吾輩も最近ハッキングなんぞというものを書いてみようとして挫折した身。よーくわかるよ。そもそもアカウント乗っ取りぐらいだったらパスワードクラッキングとかで済むのだけれどサイトの乗っ取りとか知らんし。
こういうのをよーく先生が指導してくれるということだろう。
大賞以外にスポンサー賞というのもあるらしいので、意外と気合が入ってるのかも。
さてさて、栄冠に輝くのは誰か!?
吾輩は考える。
どこかの妹さんが就職したのに家賃が払えずに援助を求めているらしい。
ヤバイ時代だ。労働環境と対価が見合ってないぜ。恐ろしい。
仕事するために生活できへんとか意味わからん
まぁお金稼ぐっていうのは大変だよね。こればかりは何とも言えないが。
マグロ行きますか? がっぽりですよ。
吾輩は考える。
サイリウムをひもで括り付け素早く回すとバリアの写真が撮れるようです。
ホンマにバリアやん。扇風機と一緒ですやん。
夏場に重宝しそうです。バリア作って!
吾輩は考える。
スーツに白靴下履いたら会社説明会を追い出されたという件について。
謎ルールすぎるだろう……。そもそも白って清潔感のあるイメージなのに、なぜ白ではダメなのだろうか? 一体どこのバカが何を考えて作り始めたのだろうか?
髭とかも別に気にしないけどなー。タトゥーも文化の違いだし。お国違えば普通なもんだろうし。
何が正解かはわからないが、今の世の中ルールが複雑すぎて逆に生きにくい。
ルールってみんなが安心して暮らせる為にあるものだと思うんだけどなー。
もう重箱の隅をつつきやすいように改造しまくりな感じ。
なので、吾輩は寝る。
《つづく》
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