第0-24話 吾輩は書ききれるか不安
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。
「旦那、お目覚めですか?」
「こいつは何だ、どうしてこんなことになっている……」
「……いつから作風が変わったんです?」
「いやはや……何がどうなったのかわからんが、如何せん情報書きすぎな気もする」
「もはや、推理小説でも目指してるかと」
「的確なツッコミありがとう。その通りだ」
「ただ一皮むけてきたのかもしれませんね」
「あぁ、まさか三千文字で全然ストーリーが進まないなんて」
吾輩はデットエンドの終わりを危惧する。
書いても書いても全然進みません。不思議なことに書きたいことを書いてるけど、展開が進みません。もはや推理パートになってきた。櫻井探偵爆誕である。
これなんてミステリー小説?
『ピエロ探偵にお手をどうぞ』
こんなタイトルでも付けてみるか?
くそぉおおおお! こんなはずではなかったと思いたい。
書きたいストーリだけども、終わりが遠い!!
最近文字数が過多である。なぜにこんなに増えたの?
さらさら三千文字書いて……あぁもうそろそろ引きを作って終わらきゃ。
これなんて、SMプレイなんですか?
自虐エッセイは今日もスラスラ進む。
吾輩は考える。
色々な武器をそろそろ出していかねばなるまい。しかし、どう文章表現すればいいか、わかりません(。-`ω-)
弓、槍、剣、斧、他もろもろ。こういう時文才が試されるのですが、知識がございません。共通するのは間合いってことぐらいか。いや、弓に間合いもクソもないか。あるのか。
ホワッツピーポー。
自由すぎるってのも考えもんだな。ふー。
というか今までほぼ肉弾戦闘しか書いてない。やはり、肉弾戦が一番強い。
徒手空拳――これ最強なり。
吾輩は考える。
私がされたヒドイ告白の返しワースト3という記事をみる。
1.え 誰だっけ...
2.告白された事は誰にも言わないで?
3.ごめん まじ無理
3番はわかる。生理的に無理だったのならしょうがない。これはどうしようもない。無理なものは無理と言えないのは人権侵害である。問題はそれ以降だ。
2番……なぜ口止めを……
もはや告白されたことすら恥であると揶揄している。これはさすがに酷い。
どんなツラして受け止めたらいいんだ。顔で笑って心で泣くことしかできん。
頑張れー(; ・`д・´)
1番……これは本人の努力が足りない。名前ぐらい覚えさせろ!
むしろ告白前に名乗れ。
『何ねん何くみ、出席番号何ばん XXXXです。おつきあいしてくださぁあああい』
フルメタの熱いシーンであったな。ゴミ係兼傘係のって。
熱が足りんのだ! どーんと行け! 自己主張しろ!!
ということで、2番が一番ヒドイと吾輩は思う。
吾輩は眠りにつく。
《つづく》
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