第0-7話 吾輩頑張ってます!
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる
「旦那、お目覚めですか?」
「やっとここまで来た。なんか物足りないがあと少し」
「大分修正しましたね」
「あぁなんとなくだが、レベル上がってきているな。完成度っていうか」
「三人称視点がなかなかおつですね」
「イエス。少しずつ慣れていきたいな。シリアス場面は3人称が書きやすいよね、キャラ的にも」
「あとは場面転換をもうちょいスムーズにするといいかもですね」
「あっ! それはあるあるね!!」
「・・・」
「どうした? セバスチャン??」
「なんかこういうのいいっすね。旦那、私感動してます」
「へっ?」
「ちょっとまともになってきたんですね」
「やめろよ、照れんだろう。いきなりそういうのはムズ痒いよ」
「頑張れ旦那!」
「まかせろ!」
ということで吾輩頑張ってます。3章入ってセリフ多い?気がする。よう喋るようになったな、吾輩も。自画自賛。調子に乗っている。
吾輩は考える。
新規エピソードを追加したが・・・間の話になるので場所を移動。
するとアラ不思議。更新から消えます。
「なんだ・・・これは?」
「神が定めたルールです、従ってください」
「・・・しょうがない」
運営は神様です。仏様ではない。
吾輩は考える。
やはり新規のお話を書くのはおもしろい。なんとなく自分で書く構図があっても気のみ気のままなので、大体というかオオザッパにしか考えない。だから何を書くか自分でもわからない。だからこそおもしろい。うまいとかではなく面白い。正に未知の領域。勝手に進んでいく。あーでもないこーでもないは考えるが書くことで全容が見えてくる。
あら不思議、匠の技でこんなに立派に……複雑にわかり辛い物語が出来ました。まるで迷宮の様です。信じられませんこんなはずじゃなかった、依頼者の悲痛な声が聞こえてきそうです。無理やりねじ込みすぎた感が半端ない。角材が突き出したような表現。とげとげしいです。
「ちょっと……セバスチャン??」
「なんですか、旦那♪」
「なんで……途中からセバスチャンが書いてんの?」
「眷属ですからお構いなく。なんか乗ってきましたよ旦那!」
「下剋上ぅううううう!」
吾輩は考える。
どうも吾輩です。正真正銘吾輩です。途中で眷属が暴走しました。
主人としてお詫び申し上げます。新しいパターンが生まれました。眷属暴走。
封印いたします。もう二度とさせません。
飼いコウモリにタイピングを取られる。恐ろしい表現だ。
《つづく?》
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