第0-6話 吾輩はある作品のせいで毒気づく!

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。


「旦那、お目覚めですか?」

「なんだ・・・これは?」

「おぉ、レビュー来てますね」

「そうだな。初レビュー」

「やったじゃないですかー」

「のんきだな。セバスチャン」

「えっ?」

「良くコメントを見てみろ」

「この作風の勇気を称えたい!! が何かあるんですか?」

「これは・・・挑戦的なコメントだ」

「へっ?」

「よくそれで書いてんな。オメェはよ! 勇気あんなーということだ」

「・・・」(コイツ何を言っている?)

「さてはアンチだなオメー」

「・・・言いたいだけでしょ。それ」

「テヘヘ、ばれた」

「謝れー、レビューくれた人に謝れー!!」


すいません。調子乗りました。最近ポプテピピックを見ていたので、吾輩ついつい無理やりこじつけてねじ込みました。本当は超感謝しています。レビューくれる勇気に感謝です。ありがとう。めろんぐまさん。


あっ! みなさんお忘れかもしれないですが、実名バンバン書きます。許してちょんまげ。



吾輩は考える。

トッポというお菓子をしているだろうか?

知らない人はコンビニにレッツゴー。多分あるはず。最近見た気がするよ。お近くのコンビニあるはず。ない人はググって下さい。


まぁ、何が言いたいかというと、ポッキーとトッポ。同種による戦いである。

だが普通に考えればポッキーくんの圧勝だろう。売れ行き知名度段違いだ。


なぜだ!? トッポの方が機能性が優れている。手にチョコがつかない。おまけにクッキーでコーティングされているため、嚙まない限りお口でしか溶けない。なぜだ!? 圧倒的にトッポくんが優れているのではないのか。


この戦い戦力は圧倒的にポッキー君が不利だ。やつは手で溶ける。さらに普通に常温ですら怪しい。夏場とか特に。


吾輩はこの謎要素による勝敗をのび太出木杉君理論と名付けることにした。


のび太出木杉君理論をかいつまんで説明すると、しずかちゃんがどちらを選んだかということだ。物件的に見ればのび太はポッキーだ。貧弱だ。不良債権に近い。吾輩が親だったら、嫁になってくれただけで感涙の涙を流しすぎて水分不足で死ぬだろう。それに比べ出木杉君。もうね、吾輩が親だったらもしかしたらしずかちゃんでも断るかもしれない。敷居を跨がせるのもちょいと悩む。まぁ、うちの子が選んだならしょうがない。きっと出来るのだろう。そうして納得し認める。


勝敗はみなご存知の通り、のび太の勝ち。


なぜだ・・・出木杉が何をしたというんだ!?

アイツは善人だ。何もしてない!のび太は道具を悪用して遊んだりもするぞ。後悔することが多々ある。おまけに行き過ぎた復讐をすることもある。たまにサイコパス。


そうさ・・・のび太が勝てた理由なんてひとつ。


――ドラえもんがいたから。


きっと、ポッキー君にもドラえもんがいるのだろう。未来の猫型ロボット。


「・・・旦那。あっぱれっす!!」

「あざーす」

「まるで変ってない。成長してない!!」

「へっ!?」


吾輩は考える。

よーう、これだけのネタでこれだけ書ける。

吾輩は自分で自分に感動するよ。アホすぎるコイツ。


《つづく?》

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る