第0-8話 吾輩逃げたいです!
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる
「旦那、お目覚めですか?」
「オワタ、オワタヨ」
「お疲れ様です」
「いやー、結構変わる気がする。これで結構ね変わったんじゃない」
「まだまだ変わりそうですもんね」
「そりゃそうよ、飽くなき探究してやつ。今が一番ね、やり時よ」
「いいですねー」
「1年で600PV増か……ということは、5年3000PVか」
「……」
「さらに行けば、6千年で360万PV。超大作やな」
「…言ってて悲しくなりません?」
「悲しい…」
「じゃあ2章にいきましょう!」
「へっ?」
吾輩、デットエンド1書き終わりますた。マスターアップ。オワタヨ…ブラッシュアップしてない。テストケース?ってやつかもしれない。はぁー脳みそのカロリーをごっそり持ってかれた気がする。落ち着かないな。
吾輩は考える。
2章……気が遠いな……。いちなんか比べもんにならない修正が必要になりそうだ。匙を投げたい。だが、やらんことにはボーナスステージ3に入れん。ジレンマは続く。身悶えしたい。こまごましているの苦手かも……。海みてぇなー、桜見てぇなー。どっか異世界に行きてぇなー。
現実逃避くんはいきなり心の玄関を蹴破ってくる、慇懃無礼なやつだ。
いんぎんぶれい?よく意味わからん。
吾輩は考える。
ヴァイオレットさんを見た。よく見るとFateのセイバーさんに見えなくもない。
京アニが書いたFate。聖杯に願いを託すのか……
違う。お手紙系物語。
3話みたけど感動した。なんかわかる。気持ちを伝えるのに多く言葉はいらない。時としてストレートな言葉の方が心を打つ。そういう話だった。
人間ってのは不思議なもんで、たった数文字の言葉すら言えなくなったりする。色々なものがあって伝えることに憶病になってしまうのだろう。まぁ感情を込めないと意味がない言葉も多いのだけれども。
伝えるってのは……複雑だ。書いてりゃ分かる。
吾輩は考える。
ヒロアカのサントラが欲しいなーっと思っていた。
なんとなく調べていたら、あら? ハイキューと同じ人なのね!!
やっぱりいい曲作ってくれるなー。
林ゆうきさん。メチャクチャ好きです。
吾輩は考える。
あれ……エッセイ4位に入ってる……。
またか、エッセイストの道を駆け上がっていくぜ。これはもう転向したほうがいいのか。駄文を並べ続けた方が……2章なんて……忘れた方が――
「旦那、何逃げようとしてんっすか!」
「……」
「早く3章書いてください! あんだけ煽ったんですから!! 土台だとか! 本番3章なんでしょ! 」
「……」
「やるの、やらないの?」
「やります……」
『やるの、やらないの?』という聞き方、あまり好きじゃない。
「だんなぁああああああああ!!」
「ヒィッ!」
《つづく?》
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