第2話 とある転機

 「駅野ー!駅長が呼んでるぞー!」

彼は南里正義(24)俺の先輩駅員だ。接客もホーム業務も完璧で俺の憧れの駅員だ。

「え?駅長が?早く行かなきゃ!」


「駅長!何ですか?」

「おぉ駅野君、来てくれたか」

「実はさっき連絡があってな、私の母が亡くなったらしい・・・」

「え?駅長!本当ですか!?」

「まぁ落ち着きなさい、それでな、今から葬式に行かなくてはならない」

「ま・・・まさか・・・」

「君に一週間駅長を任せたい!」

「・・・分かりました!」

こうして僕は駅長を任された。なんでだろう・・・嫌な予感しかしない・・・      続く

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