チーム・ストラフトンの消灯

亀馬つむり

作戦開始

フリドルフ山、その登頂の厳しさは、どんなアルピニストでもその名を聞けば目を伏せる程である。


しかし、その山頂に降り立つものがあった。沈みかけた太陽に照らされ、その影は長く伸びていた。数えると、影は七つ。


彼らはひとつのチームである。使命を持ってこの地に、フリドルフ山の頂上に降り立った。


アルピニスト、山の専門家である者たちを差し置いて、一体どんな人間がその山頂に到達し得たのか。


飛んで来たのだ。遥か彼方から。そんな彼らを紹介しよう。


ウノ、チームのリーダー。

アル、ワガママでやりたい放題。

ドライ、真面目に使命をこなす。

ヨン、趣味は読書。

サンク、一番の年下で新入り。

チル、凍らせるのが好き。

セブン、戦闘担当。


以上がチーム・ストラフトンの七体である。

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