青春の群像(第2部)
青春の群像(第2部)108 暫く歓談していると由美が傍に来て、あら山田講師どうしたのと言うので、知り合いと聞くと由美が大学の歴史の講師だよ、由美が何でここが分かったのと聞くと、弘美
青春の群像(第2部)108 暫く歓談していると由美が傍に来て、あら山田講師どうしたのと言うので、知り合いと聞くと由美が大学の歴史の講師だよ、由美が何でここが分かったのと聞くと、弘美
青春の群像(第2部)108
暫く歓談していると由美が傍に来て、あら山田講師どうしたのと言うので、知り合いと聞くと由美が大学の歴史の講師だよ、由美が何でここが分かったのと聞くと、弘美君に教えて貰、
ったんだよ、家が恵比寿なので寄ってみたんだ、中々洒落た店だねと言って乾杯したのです、美樹が既婚者ですかと聞くと、ああ、妻と子供がいるよと言うので、中々ハンサムな、
先生だねと美樹が言うと、
由美ちゃんも美樹ちゃんもえらいベッピンさんだよと言うので、美樹がまあ口がうまいんですね、その口で女子大生を随分泣かしているんでしょうと言うと、人聞きが悪いなあと頭を、
かいたのです、君も学生と聞くので青学の3年生ですよ、うちの大学の村上君の彼女だから口説いてもムダですよと由美が言うと、あの野球の助っ人の村上君と聞くので、美樹ずそう、
ですよと言ったのです、
そうかその縁でここでバイトしているのと聞くので、今日は助っ人ですよと言うと、由美ちゃんも彼氏いるのと聞くので、今の所空きやなのと言うと、それでは僕の愛人に出来る訳だ、
と言うので、由美が綺麗な奥さんと子供はどおするのよと聞くと、それそれ、これはこれでいいではないのと言うと、この浮気者と由美が言うので、実は由美ちゃんに会いに来たんだ、
よとグラスを上げたので、
チーフシャンパンをと言うと、え~と山田が言うと、シャンパン位いれないと口説けませんと笑ったのです、シャンパンで3人で乾杯すると、美樹がごゆっくりと言ってさっきの客の、
処に戻り、ごめんなさい戻ってきましたよと言うと、凄く喜んだのです、その男は名刺を渡すので見ると、関東銀行渋谷支店の武田と書いてあります、あの都市銀の行員さんなのと、
言うと、
外回りの行員だから、ノルマが大変なんだよと言うので、御社の頭取の評判はと聞くと、ワンマン頭取だよ雲の上の人だから、話した事はないけどね、支店長はいつもヒビッテいるよ、
僕は大きな取引先は持っていない分楽だけど、大手を担当している奴は大変だよな、何億と言う金を動かすんだからと笑ったのです、美樹がワンマンでないとあのビックバンクを維持、
できないのよと言ったのです、
既婚者と聞くと、独身だよ美樹ちゃんはと聞くので、まだ学生だよと笑うと、どこのと聞くので、青学の3年生と言うと、どう僕と付き合ってくれないと言うので、出世の見込みはある、
のと聞くと、しっかりしているんだねと言うので、当たり前でしょう出世しない男と付き合っても意味ないでしょうと言うと、そうか女性は出世する男を選ぶのかとワインを飲み干し、
たのです、
頑張れとワインを注ぐと、中小企業の社長さんに無理して金を借りてくれとは中々言えないよと言ので、優しいのね、でもその優しさが得をする事もあるわ、無理して借りてもらって、
その会社が潰れたら意味ないんではと言うと、やり手はそうではないんだよ、儲かっているときは必要なくても借りてもらって、危なくなるとサッと資金を引き揚げるのさ、利益優先、
と言うわけだね、
そういう奴が銀行では出世するんだよ、僕はそれが出来ないので中々出世できず、嫁ももらえないわけだと言ったのです、それでも良いと言う人がきっと現れるわ希望を持ってと酌を、
したのです、そうだね、ご飯を食べて、たまにこんな所で飲めればいいかと笑ったのです、そこにヤッパリここにいたんだと1人の女の子が入って来て、武田の隣に座ったのです、
武田が同じ渋谷支店の美枝ちゃんだよと言うので、
ワインを注ぐとグイ飲みして美味しい、おなかすいたなと言うので、オムレツがあるよと言うと、それをと言うのでチーフに頼んだのです、な~んだ彼女いるではないのと美樹が言うと、
美枝が武田君の彼女ではないのよ、同じ職場に勤めているだけだよと言うので、お似合いよと言うと、武田君は私ではなく好きな人がいるのと言うので、同じ職場の人と聞くと、ええ、
渋谷支店のマドンナよ、
美人でスタイルがいいのよ、でも、支店長と噂があるのと言うと、武田があの噂は本当なのと美枝に聞くと、はっきりは分らないわ、職場の男には鼻も引っ掛けないと言う事はおかしい、
でしょうと言うので、武田がそうかな特別好きなタイプがいないからだろうとワインを飲み干したのです、美枝がそうだその人は美樹さんみたいな人なのよと言うので、褒めてくれて、
ありがとうと乾杯したのです、
ワインがなくなったのでもう一本と言うので、無理しないでいいのよと水割りを造ると、美樹ちゃんは優しいんだねと言うので、男は無理しては身を滅ぼすのよと笑うと、美枝がそうよ、
支店長から文句言われても、馬耳東風でいいのよ、人にばかりノルマを押し付けて自分は働かない奴なんだからと言ったのです、美枝はオムレツを食べて美味しいと喜んでいたのです、
武田がよ~し今日は美枝ちゃんと盛り上がるかと乾杯するので、美樹が美枝ちゃんは可愛いわよ今日は2人で盛り上がってラブホ行きだねと言うと、美枝が赤くなったのです、美樹が、
私は2人の愛のキューピットよと、水割りで乾杯すると、武田が美枝ちゃん出世の見込みない男だけど付き合うと言うと、美枝がうんと返事したので、美樹がおめでとうと言つて、店、
からのおごりよと、
チーフにシャンパンを頼むと、いいよ、記念日だから僕が美枝ちゃんの為にいれるよと言うので、男らしいねと言って、シャンパンで2人の未来にと乾杯したのです、2人は暫くして、
腕を組んで店を出て行ったのです、隣にいた由美がすご~い、美樹ちゃんは結婚相談員になれば大成功するわねと言うと、山田が僕と由美ちゃんのキューピットにもなってと言うので、
それはダメなのと言うと、
どうしてと聞くので、由美ちゃんとくっ付けるのは別な男なのと笑ったのです、山田がよし燃えてきたぞ、絶対由美を物にして見せるとシャンパンを飲み干し、それでは飲みなおし、
するかと言うので、おとなしく愛する妻の元に帰りなさいと由美が言ったのです、山田が帰って行き、由美が学校でも言い寄ってくるのよと言うので、遊び相手としてはいいんでは、
と言うと、
付きまとわれたらどうするのと聞くので、真一が追っ払ってくれるわよと言うので、そうか、いざとなったら真一君に頼めばいいのかとシャンパンを飲み干したのです、美樹がそれで、
は私はこれでと言うと、バイト代だよとお金を渡すので、いらないよと言うと、遅いからタクシーで帰って、その車代よと言うので、ありがとうとうけ取り、店を出てタクシーに乗り、
込むと、又相談に来てねと由美が手を振ったのです、
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