青春の群像(第2部)107 さて今日もバイトだと言うと、私は家にかえるわと言うので、まだ時間があるので渋谷に出て由美ちゃんの店に顔をだそうと言って、アパートを出たのです、程なく店に


青春の群像(第2部)107


さて今日もバイトだと言うと、私は家にかえるわと言うので、まだ時間があるので渋谷に出て由美ちゃんの店に顔をだそうと言って、アパートを出たのです、程なく店に着くと、由美、

がいらしゃい、今日はデートなのと言って飲み物を聞くのでハイボールと注文したのです、夏休みの教育実習はと聞くと、中学校に行ったんだけど、きかん坊ばかりで大変だったわ、


あの坊主達を抑えるのは至難のわざね、最後に軽井沢へ林間学校に行ったんだけど、見張りするのが大変だったわと言うので、丁度第2反抗期の年頃、だからかしらと美樹が言うので、

そうなの、3年生だったんだけど女生徒はもう大人の体でしょう、間違いがあるといけないので監視が大変、中には隠れて林の中で密会しいる生徒がいたりするのよと言ったのです、

僕達の頃は女生徒と一緒にいると、


みんなから冷やかされたもんだよと言うと、いつもうどん屋で、一緒だったんでしょうと言うので、真一がそうだっなでも、キスくらいしかしなかったよと言うと、美樹が当たり前で、

しょうコンドームなんて持っていないんだから、子供ができたら幼妻になってしまうわと笑つたのです、由美がそうだったんだ私は手も握った事なかったわ、バージンを失ったのも、

大学になってからよと言うので、


真一はドキッとしたのですが、由美は知らん顔しています、美樹がその彼とはと聞くととっくに分かれたわ、初恋はみのらないと言うけど、2人は随分長続きしているわね、あっちの、

相性もいいのかとハイボールをグイ飲みしたのです、ここに来るイケメンはダメだったのと聞くと、思ったよりセコイ奴なのいつも私がシャンパンをねだるのではないかとヒヤヒヤし、

ているのよ、


好きになれば何もねだらないのにと笑っのです、美樹が大学にはいないのと聞くと、林君達は今一だし真一君には美樹ちゃんがいるでしょう、ちょといいなと思うと講師は妻子持ちよ、

仕方ないので教授と不倫でもしょうかなと言うと、美樹が所詮妻と子供の所へ帰るわと言うと、遊びのつもりで付き合えばいいでしょうと笑うので、真一が教師を目指す者がそんな事、

でいいのと言うと、


教師になったらキッパリと別れるのよと言うので、付きまとわれたらどおするのと聞くと、その時は真一君が追っ払ってと言うので、俺は由美ちゃんのの用心棒かと言うと、そうよ、

美樹ちゃんと別れたら付き合ってあげるわと笑うので、美樹がそうね私もいい男をさがそうかしら、教授と遊ぶのもいいかもとハイボールをグイ飲みすると、そうだ、そうだ、もっと、

男を知らなくてはと煽ったのです、


時間になったので僕は店に行くよと言うと、美樹がわたしはもう少し由美ちゃんと飲んでいるわ、今日も頑張ってと言うので、浮気なんかするなよと言うと、さあと美樹が笑うので、

連れてくるんではなかったかと言って店を出ると、由美と美樹がバイ、バイと手を振ったのです、2人は店にもどり、由美がいま頃は心配しているねと笑うと、心配なんかしていな、

いはよ、


もう私の事は忘れているわと言って、あいつは女に持てるから私の大事さはわからないのよとハイボールをグイ飲みしたのです、由美が心配しなくても意外と臆病だから美樹ちゃん、

の顔がちらついて浮気なんか出来ないわよと言うと、そうかしら、私の他に女はいないのかしらと美樹が聞くと、わからないけど皆に優しい事は確かねと言ったのです、由美が美樹、

ちゃんは真一君以外はいないのと由美が聞くと、


真一には内緒だけど、この前お父さんの社長就任祝いがあって出席した時に、メインバンクである関東銀行の頭取の息子を紹介されたの、それがいい男なのよ、頭取の次男坊で上智、

大学の4年生で教師の免許を取得して、来年から都立高校の英語の教師になる事になっているそうなの、私が英語の教師を目指していると知っていて、デートに誘われたの、頭取が宜、

しくと言っていたのよ、


メインバンクの頭取の息子ではむげに断るわけにはいかないでしょうと言うので、由美がそれで美樹ちゃんはどおなのと聞くので、凄い情熱があって、真一とはまる反対なタイプだ、

けど、嫌いなタイプではないわ、お父さんはメインバンクの息子でも美樹には関係ない事だから断りなさいと言っているのよ、由美がそれでどうするのと聞くと、真一に言おうと、

思っているけど、


中々言い出せないのよと言うと、真一君のことだ美樹ちゃんが言っても、美樹がいいと思うならデートすればと言って、俺がいるのになんでデートするんだとは言わないわと言うと、

美樹がそうなのよね絶対止めないわ、私が付き合う事にしたと言ったら、そうかと言って私と別れると思うとハイボールを飲み干したのです、美樹がもしそうなったら真一をお願い、

ねと言うので、


デートしてみなければわからないでしょう、真一君には内緒で一回デートしてみたらと由美が言うと、そうねどうせ反対しないんだから言っても同じだねと笑ったのです、随分長く、

付き合っていけど、人助けが天命とすれば私が専用しているわけにはいかないといつも思つているのよと言ったのです、真一君は美樹ちゃんと別れることになると、相当落ち込む、

と思うわと由美がグイ飲みすると、


だから由美ちゃんが必要なのよと言うので、私に心を開いてくれるかしらと由美が言うと、大丈夫よ真一は由美ちゃんの事も大好きだよと言ったのです、ひょっとしたら自分との関係、

を美樹は感づいているのかもしれないと思ったのです、それからは学生生活の話題に花が咲き楽しく歓談したのです、由美が他の客はほったらかしにするので、チーフがお客さんが、

呼んでいますがと小声で言うと、


美樹がごめんなさい、私も手伝うわと言うので、お願いと由美が言うと、美樹がカウンターに入って客につき、由美はテーブルに行ったのです、美樹の前のお客がみない顔だけどこの、

店の人と聞くので、そうですよ宜しくと言うと、こんな美人がついてくれるなんて嬉しいなあと言い、それではワインでも飲むと言うので、ありがとうと言ってワインを開けて乾杯、

したのです、


店に1人の男が入って来てカウンターに座ったので、チーフが始めてですね、何にしましょうかと言うと、ハイボールをと注文したのです、チーフが美樹さんと言うのでごめんなさい、

とついていた客の前からその男の前に移動してハイボールを出して、私ものんでいいかしらと聞くとああどうぞと言うのでハイボールを作り乾杯したのです、中々洒落た店だねと言う、

ので、気に入ったら遊びに来てくださいと言ったのです、


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