青春の群像(第2部)99 無いと思うわ、山崎の席についた事もないし、知り合いならたまには席につくでしょうと言うので、それはそうだな、後は真奈美と洋子に聞いてみるかと言うと、そうそ


青春の群像(第2部)99


無いと思うわ、山崎の席についた事もないし、知り合いならたまには席につくでしょうと言うので、それはそうだな、後は真奈美と洋子に聞いてみるかと言うと、そうそう、あの時、

に入っていたゴルフボールは赤石にあげたそうなの、なんでも赤石の実家は冬はスキー場だけど春から秋の雪が降る前はゴルフ場になるらしいのと言うので、実家はと聞くと知らない、

わと言ったのです、


確か石打は夏はゴルフ場で冬はスキー場になると言っていたな、赤石の実家は石打だと思う、あの林間コースも熟知しているだろうし、スキーも上手いはずだ、ナイター設備はゴルフ、

の為に作られたそうだよと言うと、そうすると、赤石が脅迫して石打に相手をよんだが、逆に返り討ちにあった可能性もあると山本が言ったのです、真奈美と洋子はスキーはときくと、

青森出身だから得意だと思うわ、


2人を疑っているのと聞くので、赤石の関係者だから念の為だよと言ったのです、この前の事件で真奈美が山崎と関係ある事は赤石も知っていただろうし、真奈美の父親の事も調べた、

のかもしれないが、そんな事で脅迫しても驚かないはずだし、もし脅迫してくれば僕に言うはずだがと言うと、亜子が洋子は何も言っていなかたわと言うと、山本が富山建設の人間を、

調べてみますと言ったのです、


亜子が私は何をすればと言うと、赤石が真奈美と洋子以外に、接触していた女の子とお客はだれかいるか、調べてと言うと、了解ボス、明日から調べますと、コツプを会わせたのです、

真一が、前から気になっていたけど、山崎が直ぐに逃亡しなかったのは、政治家にばら撒いた帳簿を隠す為だたんではないかと思う、あの時間では自分で隠すのは時間がなかったはず、

だ、


だれかに預けたとも考えられる、前回と同じで会社から持ち出し、東京駅のコインロッカーに隠して、キーを送り隠してもらったのでは、もう1人あの事件に係わっていた人間がいる、

はずだ、3日間は保管できるので鍵を小包で送ったかもしれない、そうなると、まだ逮捕されていなかった事務次官かもしれないし、事務次官は部下の誰かにそれを預けたのかな、


その人間は前回の事にも係わっているが、逮捕は免れた奴と言う事になる、それを赤石がかぎっけて脅し、逆に殺されたのかもしれないと言うと、あの時調べても政治家の関与は2人、

とも否定してるので、調べた建設省の道路局長、事務官は逮捕されていない、数人が裏づけ捜査で任意の事情聴取をうけいる、富山建設の山崎の部下もそうです、こ中に犯人がいる、

と言う事ですね、


2人は今回の事を認めて上告しなかったので懲役2年8ケ月で確定し、国民の信頼を裏切る行為だとして、執行猶予はつかず収監されています、亜子に殺害するのは素人では無理だ、

多分ヤクザが絡んでいるのかもしれない、富山選出の国会議員が親しくしている組織を塚田さんに調べてもらってと頼んだのです、熟知しているコースで赤石が吹き溜まりに突、

っ込むとは考えられない、


やはり事故に見せかけた殺人だな、赤石のアパートから、調べた物は総て持ち去ったのだろうと言つたのです、山本が逮捕された時の山崎の足取りをしらべましたが、会社には立ち、

寄てはいません、自宅にも隠し持ってい持ち出したのでしょう、宿泊していたホテルも調べましたがルームサービスを取り外には一歩も出ていませんと言うので、ママに都内の地図、

を出しといい、


泊ったホテルを見ると、丸の内にあるホテルで東京駅へ歩いて10分足らずです、確保されたのが昼前だから3時間何をしていたのだ、隠しに行ったのなら、もっとも危ない東京駅に行、

くわけがない、やはりコインロッカーに隠して、この丸の内郵便局から鍵を送ったのだなと思い、ホテル回りをみると、郵便局、商社、銀行があります、中央銀行かと言ってまてよ、


ここにも隠し口座があり朝一で預金はここで引き出して、帳簿と現金をコインロッカーに隠したんだ、そして郵便局から鍵を誰かに送ったのかと言うと、山本がなるほど大金が絡め、

ば殺人もおきるし、富山建設はこの事実がわかれば、ここの口座も総て調べられるのでダンマリを決め込んだのかと言うので、おそらく山崎にその金をやる変わりに、政治家への、

金の行方は喋ないように取引した、


しかし帳簿が自宅、会社からも見つからなかったので、ありかを捜している事を赤石にかぎつけられたのだと言うと、明日中央銀行を調べてみます、なんだか段々霧が晴れきましたね、

さすがの推理ですよと山本が言ったのです、女将がよく次々と発想の転換ができるもんですねと感心していたのです、亜子がまるで推理小説みたい、真一さんが探偵なら、私は助手と、

いうわけだと喜んでいたのです、


山本が前回の入札事件は刑が確定していますので、二度と起訴はできませんが、別の容疑なら起訴できます、これで議員を追い込めますよ、いま頃は高笑いで酒を飲んでいる事でし、

ようが、もう時期苦い酒になりすよと笑ったのです、翌日山本から連絡あり富山建設の社員は12月にはスキーに行ったものはありません、前回に事情聴取された山川と言う事務官が、

夫婦連れで石打にスキーに行っています、


丸の内郵便局を調べましたら山崎は逮捕された時に郵便小包を事務次官宛に送っています、偽名を使っていますが、相手が事務次官なので間違いないでしょう、筆跡鑑定をやります、

中央銀行の富山建設の口座から当日山崎は5000万を現金で降ろしています、これを送ったのは間違いありません、部下の山川に指示して取りにいかせ隠匿したものと思われますと、

言うので、


なお山川はスキーは上手いそうです、どちらかがあの場所を指定したのでしょうと言うので、山川は僕のバイトしていた民宿に逗留していました、山川がスキーに行った時の足取り、

を調べてくださいと頼んだのです、そうか富山建設が何も言わなかったのは山崎に対する口封じの金なので、知らん顔していたのだ、しかし、あの夫婦に人が殺せるだろうかいかに、

も人の良い夫婦にしか見えなかったがと思ったのです、


店が終りトンボに行くと山本が、筆跡は間違いなく山崎の物でした、山川は事務次官のお陰で課長になったそうです、危ない仕事をやらされていたんでしょう、任意の事情聴取をし、

ました、足取りは東京を自分の車で奥さんづれで実家の甲府により墓参りをして石打に向かっています、民宿中田には2日宿泊して東京に戻ったと言う事です、あの林間コースで、

夫婦で何回か滑ったそうです、


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