青春の群像(第2部)94 美樹が私は何回も転んだのよ、ヤッパリ真一は運動神経の中でもバランス感覚がいいわと言うので、サーフボードのお陰だねと笑ったのです、これなら松明をもって滑れ


青春の群像(第2部)94


美樹が私は何回も転んだのよ、ヤッパリ真一は運動神経の中でもバランス感覚がいいわと言うので、サーフボードのお陰だねと笑ったのです、これなら松明をもって滑れるわねと言って、

もうすぐ松明を右手に持って、さつきの場所からゆっくりすぺりおりるの、スピードを殺すのでボーゲンの滑り方で前の人にぶつからないようにすべり降りるのよ、始めて滑って松明を、

持つのは真一くらいのもんだわと言ったのです、


それでは上に行こうと言ってゴンドラに乗り上につくと係りの人がそれでは滑る前に松明を渡しますので十分な間隔を取り前の人に続いて行ってください、ボーゲンすべりでゆっくりと、

進んでくださいと言ったのです、美樹の順番が来て松明を右手に掲げてすべり降りると、真一です松明を貰い美樹の後をついて行ったのです、上からみると前に滑って降りた松明が転々、

と軌跡を描きとても素晴らしい眺めです、


ゆっくりと降りていくと、係りの人に松明を返したのです、下から見るとまだ沢山の人が松明をかざして降りてきます、こういう風に見えるのか幻想的だねと言うと、美樹が手袋をぬい、

で、真一の手袋を外して握ったので、腰を引き寄せたのです、イベントが終ると叔父さんが近づいて来て、写真も取ったよ帰る前に焼きましておくよ、それでは今日はこの辺でと言う、

ので、


車に板をのせて民宿に向かったのです、車を降りて中に入ると、叔母さんがどうでしたと聞くので、美樹が真一は始めて滑ったのに、松明のイベントに参加したのよと言うと、まあ運動、

神経がいいのねと言ってお風呂に入ってきなさい、男風呂と、女風呂が並んでいますよと言うので、ぬれた手袋とヤッケをハンガーにかけ、クツを置いて部屋に戻り着替えて、風呂に行、

ったのです、


中々大きな風呂です、先客があり挨拶すると、松明を持ちましたかと中年の男が言うので、ええ、始めて参加しましたが、中々幻想的ですねと言うと、毎年来ていますが中々いいもんで、

すと言ったのです、ゆっくり汗を流して部屋に戻ると、コタツの上におにぎり二つ、と野沢菜漬けとお茶があるので、あれくらいでもうお腹がすいているねと言うと、2人でおにぎりと、

野沢菜を食べて、


美味いなあと言うと、美樹がず~と感激しているねと言うので、ああ、始めてきたけどいいところだよ、ここでバイトさせて、くれないかなと言うと、新宿のバイトはと聞くので土曜日、

の朝出て昼につき次ぎの水曜日の昼にでて水、木、金が新宿、土、日、月、火がスキー場と言って、特急代は新宿の店が出してくれるそうだと言うと、凄い働き者だね明日叔父さんに、

頼んでみるわ、


私も暇を見つけてくるわと言うので、道具は預ければいいよと言うと、うんと返事したのです、意外と寒くないねコタツで十分だねと言うと昼間外にでても寒くないのよ、但し雪の反射、

で紫外線にやられるから女性は気をつけなくてはと言うので、僕は海で焼けているから平気だよと言ったのです、それでは寝ようと言って押入れからフトンをだして敷いて美樹のフトン、

に入り、


唇を重ねると浴衣を開けて乳首を吸ったのです、美樹が皆に聞こえるわと言うので、声はだしてはダメだよと口を押さえて右手の指で敏感な部分を触ると濡れてきたので硬くなった一物、

を差込上下すると、美樹は必死に声を殺して抱きついたのです、暫くするとピク~と痙攣したので、真一もう~と低い声をだして放出してしまったのです、唇を重ねて舌を絡ませて一物、

が小さくなったので引き抜くと、


二度目の新婚旅行だねと言うので、もう大分昔の事になっねと笑うと、美樹が私に飽きこないのと聞くので、全然こないよ、美樹は飽きたと聞くと、わたしも全然飽きこないの不思議だ、

ねと笑ったのです、それでは明日も頑張ろうと言って目を瞑ったのです、美樹の声がするので目を開けると、朝だよと言うのでおきて顔を洗い食堂におりて行くと納豆に卵焼きに味噌汁、

です、


頂きますと朝ごはんを食べて一服してスキーを担ぎスキー場に行ったのです、今日は二番目まで行こうと言うので、ゴンドラを乗り継いで上に行くと、更に急斜面に見えます、美樹が、

行くよと言うので、後について滑りおりたのです、風を切り滑るととても気持がいいのです、一気にゲレンデまで滑りおりると、気持いいねと言うので、何回か上に行き滑り降りた、

のです、


ヤサパリ始めてなので足が痛いので、クツを脱いでみると親指にマメが出来て破れそうです、マメを潰すと美樹がポケットから包帯と薬を取り出して、薬を塗り包帯を巻いたのです、

美樹は大丈夫と聞くと、なれない時はマメができるのよと言うので、用意がいいよと言うと、いざと言う時の為だよと笑ったのです、痛くないと聞くので、包帯を巻いたから大丈夫

と言うと、


少し休もうと言ってレストランに入りコーヒーを頼んだのです、スキーてこんなに面白いものとは思わなかったよと言うと、真一はスポーツは何でも面白いのよ、もっとこけるかと、

楽しみしていたのに、全然こけないのでガッカリと言うので、今度は転んで美樹に助けを呼ぼうと言うと、そうだあれは面白いかあニヤ、ニヤするので、なにか悪巧みを考えている、

なと言うと、


何もと横を向いていい景色ねと言葉をそらしたのです、風呂に入っていた中年男と女の人が、やあ、ここはいいですかと聞くのでどうぞと言うと、その男が山川といいますこれは妻の、

美智子ですと言うので、村上真一でこちらが婚約者の美樹ですと言うと、美智子が恋人同士ですかステキですねと言って、コーヒー二つと店員に注文したのです、美智子が私達はこの、

スキー場で出会ったのですよと言うので、


美樹がまあそうですかステキな出会いですねと言うと、ゲレンデマジックにはまったのですよと笑うので、それは何ですかと真一が聞くと、美樹があのナイターを見ていると相手が、

とてもステキに見えるのよと言うので、そうか、そういえば僕も美樹を抱き締めたくなりましたと言うと、スキーの上手い人は女性にとって王子様に見えるんですよと美智子が言う、

ので、


僕は美樹が颯爽に風を切って滑るので、お姫様に見えましたよと言うと、美樹が褒めまくっても何もでないわよと笑ったのです、真一がそれでは旦那さんは奥さんが出会ったときから、

スキーは上手だったんですねと聞くと、ええ、その姿に惚れたようなもんですと言うので、それでは資格をお持ちですねと聞くと、一応二級を持っていますと言うので、凄いなあと言、

うと、ここでも取れますよと言ったのです、


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