青春の群像(第2部)90 真一が検察でもう一度事情をきかれますが、送った先が建設省の事務次官であった事は知らないし賄賂だとは知らなかったと言うのですよと言う、大丈夫です事務次官の


青春の群像(第2部)90


真一が検察でもう一度事情をきかれますが、送った先が建設省の事務次官であった事は知らないし賄賂だとは知らなかったと言うのですよと言う、大丈夫です事務次官の名前も知らないし、

賄賂である事も本当に知らなかったのですと言うので、中身がお金と言う事はと聞くと、バックをあけたことがありますので知っていましたと洋子が言うので、バックの中身がお金だと、

言う事は知っていましたと言っても大丈夫です、


逆に中身をしらないと言うのは何回も送っているので不自然です、教えて貰っていなかったが不審に思ったので中をみました、危ない金かもしれないと思いましたが脅迫されているので、

指示に従うしかなかったと供述してくださいと言うと、わかりました、正直に答えますと言うので、それでいいですよと笑ったのです、その頃山崎は銀座の事務次官の行きつけの店に顔、

を出しスタッフに聞くと、


ママと同伴の予定ですと言うので、酒を飲んで待っているとママと同伴してきて、ビックリしてVIPルームに行き、だめじやないか暫くは接触しない約束だろうと言うので、現金の受け、

渡し方法がばれて、現金は押収されました、銀行の支店長と真奈美は事情聴衆をうけている物と思われますと青い顔をして汗をぬぐうので、何どうしてバレタのだと聞くので、わかり、

ませんと答えたのです、


事務次官はため息をつきこれで俺はお終いだと水割りを飲み干したのです、黒田先生に言って捜査を止める事はできませんかと言うと、それは無理だ、用地買収の延期はこれを大臣が、

知ったので止めたんだ、総理の命令だと言う事だから、我々を見放すつもりだと言ったのです、先生は直接君から金を貰っていないので知らぬ存ぜぬを決め込むつもりだろうと言った、

のです、


隠し口座にいくらあるんだと事務次官が聞くと、東都銀行に5000万、中央銀行に5000万で、1億円(現在の10億円)ですと言うので、明日朝一番で警察に押収される前に引き出すのだそし、

てどこかに隠匿するのだ今回で有罪になっても5年以上の罪にはならないので、出所したら2人で分ければいい、決して金のありかは言うなよ、どうせ2人とも懲戒解雇になる身だと言、

ったのです、


東都銀行は危険なので、中央銀行の5000万だけにしよう、富山建設は東都銀行の隠し口座はみとめるが、中央銀行の分は喋らないはずだ、君が引き出しても黙っているだろう、言えば、

富山本社も全部調べられる、君1人に罪を被せて口を閉ざすだろうと言ったのです、銀行は引き出しは止められない、逮捕は明日だろうから朝一番に中央銀行に引き出しに行くのだ、

今日は用意をして何処かのホテルに泊るのだ、


隠し場所は東京駅のコインロッカーだ、君を逮捕して裏を固め僕を逮捕しに来るだろう、郵便で僕の自宅に鍵を送るのだ、届いたら検察の尾行をまいてどこかに隠しておくと言ったの、

です、わかりましたと言うと店を出て行ったのです、支店長と真奈美を締め上げているのか、検察の尾行はないようです、自宅に戻り銀行印と中央銀行の通帳を持ち出して、裏から、

張り込みがない確認して、


駅前の公衆電話からホテルを予約して、念の為地下鉄を乗りついで地上に出るとタクシーに乗り一階に中央銀行のある、隣のホテルに向かったのです、ホテルに部屋を取り後をつけてい、

ないか、エレベータに乗り3階と5階を押して、3階で降り非常階段をつかって4階に行きエレベータを使って部屋のある7階に入ったのです、勿論ホテルには偽名で宿泊したのです、


緊急配備しても暫くは行方は分らないだろう、中央銀行の隠し口座はわかるわけがないと思い、部屋にルームサービスを取り部屋から一歩もでなかったのです、マークしていた捜査員、

から、山崎は自宅に戻りましたと連絡があり、明日の朝には令状がとれるので出勤前に逮捕に向かう、それまで張り付いていろと命令したのです、その頃警視庁では管理官が証拠は、

そろった、


東都銀行の隠し口座も判明した、後はこの口座から引き出された金の行方だ、山崎を締め上げれば分るだろう、令状を取り明日朝一で自宅に逮捕に向かう、東都銀行の支店長は返して、

やれと言ったのです、明日からが勝負だと捜査2課長が言って解散したのです、それではトンボにでも行こうと山本が田中を誘って新宿に向かったのです、真一は一応のメドがついた、

ので、


店でマネージャーとして腕をふるい、付回しをこなしていたのです、岬が何とか解決してよかったね、今日はお祝いをやろうと言うので、トンボで山本刑事に進捗を聞いて、顔を出し、

ますと返事したのです、店が終りトンボに顔を出すと、山本と田中が今回もご苦労さまでした、東都銀行の支店長が口座のコピーを持ってきて、山崎の口座に2000万、架空名義に、

5000万があります、


多くの金が現金で引き出されていますので、多分政治家にばら撒いたと思われます、明日の朝一で山崎を逮捕します、奴は銀座で事務次官に会った後自宅に戻ったそうです、刑事2人、

が張り込んでいますと言うので、現金の受け渡しがバレた事は気づいたはずだ、なんで危険を冒して事務次官にあったのだと言うと、国会議員に捜査のストップをかけようと相談しに、

行ったのではないですか、


ここまで証拠が揃えば無理ですよと言うので、他に何か手を使うつもりだろうかと言って、架空名義と山崎の口座から明日一番で引き出して隠すつもりではと言うと、それは出来ません、

きょう、押収の手続きをしましたので、東都銀行は払い出しできませんよと言って、明日は逮捕は午前中と思っているんじあないですか、それで、朝一で引き出す相談でもしたんです、

かねと山本が言うので、


そうかも知れませんね、凍結してあるのなら大丈夫でしょうと言って乾杯したのです、検察官も真奈美さんと洋子さんは脅迫されて賄賂と知らずにはこんでいたので不起訴処分にする、

と言っていましたと言ったのです、東都銀行の頭取から政治家の大物に連絡は行ったはずですから、いま頃は怯えているでしょう、事務次官と山崎の増収賄で幕をひくように圧力が、

かかるかも知れませんと真一が言うと、


どれも現金で引き出されているので、政治家への受け渡し方法が特定できなければ立証は難しいですね、山崎がゲロすればいいてぜすが、富山建設の社長が出所後の保障とそれまでの、

家族の生活保障をすると約束すればゲロしないかもしれません、受け渡しの証拠の書類でも出てくれば別ですがと山本が言ったのです、多分受け渡しは彼の部下がからんでいるので、

しょうと言うと、


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