青春の群像(第2部)
青春の群像(第2部)87 翌日トンボに行き待っていると山本から連絡が入り、洋子は近くの郵便局から小包を送りましたので、その後局員に小包を開けてもらって確認しましたら、間違いなく50
青春の群像(第2部)87 翌日トンボに行き待っていると山本から連絡が入り、洋子は近くの郵便局から小包を送りましたので、その後局員に小包を開けてもらって確認しましたら、間違いなく50
青春の群像(第2部)87
翌日トンボに行き待っていると山本から連絡が入り、洋子は近くの郵便局から小包を送りましたので、その後局員に小包を開けてもらって確認しましたら、間違いなく50万の入った、
バックを確認し、そのまま送るように指示しました、送り先は事務官の自宅です、洋子は偽名を使っています、中身と送り先は写真にとりました、これは裁判では公表出来ません、
令状なしの検閲になりますので、違法捜査になりますと言ったのです、わかりました写真を現像してください、又鑑識を連れて来てください、ロッカーの指紋を採取します洋子の、
ロッカーに真奈美の指紋がついているはずです、又コインロッカーの指紋も採取してください、山崎の指紋か係わりのある者の指紋があるはずですと言うと、わかりました、直ぐ、
に用意をしてそちらに行きますと電話をきったのです、
暫くして山本が鑑識をともなって現れたので、コインロッカーと店の洋子のロッカーから指紋を採取させて、照合を鑑識に依頼したのです、山本が真奈美が総てを話さない限り山崎、
と事務官を逮捕するのは難しいですねと言うので、今日真奈美に会って説得します、もし拒めばこの話を事務官と山崎にリークしましょう、そうすれば真奈美と洋子を始末しょうと、
するかもしれません、
現場をおさえて、そいつらを捕まえてゲロさせるしかありませんが、2人を危険な目にあわしたくないですねと言ったのです、その高速道路の建設予定のルートの取得は国会議員の、
名義なんですかと聞くと、親族の不動産会社が取得しています、そこから多くの金が政治献金名目で流れるのですよと山本が言うので、なるほど、色々と工夫しているんだそれほど、
知恵が回るのなら、
その知恵を国民の為につかえば良い物をと言うと、長年国会気議員をやっていると権力に取り付かれるのですよと山本が言つたのです、田中が写真が出来ました、又鑑識の指紋照合、
で洋子のロッカーから真奈美の指紋が検出されました、コインロッカーからは複数の指紋が検出されましたが前のある指紋とは一致せず、洋子の指紋とは一致したそうですと言い、
あとは山崎の指紋を手にいれて照合するだけですと言ったのです、
それでは山崎の出入りしている店はと聞くと、銀座のクラブ数件ありますのでそちらから手にいれましょうと言うと、田中が今度店に顔をだしたら、そのコップから指紋を採取して、
照合してみますと言ったのです、この事件で事務官と国会議員が逮捕されたら、高速道路の建設はどうなるのですかと聞くと、いまさら中止はで来ませんので、富山建設をはずして、
入札をやりなおし、
落札した業者が工事をやる事になると思いますと言うので、そうすれば国会議員の親族の不動産屋はやはり莫大な金を得る事になりますねと言うと、よっぽどの事がなければ、いま、
さらルート変更はできませんし、土地取得は違法ではないのでそうなるでしょう、国会議員は仲立ちをしただげ山崎から直接金を受け取っていなければ黒い噂になるだけで逮捕はで、
きませんと言うので、何とかお灸を据えたいもんだがと真一が言ったのです、
事務官が国会議員に高速道路建設のルートを事前に洩らしたと証言すれば、親族の会社に国会議員が洩らした疑いで、公務員の機密保護法違反で逮捕する事はできますが、いずれも、
状況証拠ばかりで、事務官の自白があって裁判で国会議員が仲立ちをしただけでそんな事実はないとつつぱねるでしょう、裁判官がどう判断するかですねと言うので、成るほど直接、
金を貰わなくてもいいわけだと感心したのです、
真奈美の勤めている店に行きママに先ほどは鑑識の協力をありがとうと言うと、何かわかりましたかと聞くので総てを話すと、そうですか、真奈美と洋子は姉妹だったんですか店で、
わ特段親しくしないので気がつきませんでしたがと言うので、このまま続けると間違いなく逮捕されることになりますので、今日総てを話すように説得してみます、真奈美と洋子に、
あの小料理屋に来るように電話してくださいと言うと、
山崎に連絡しますよと言うので、それでもいいのです、それで山崎が動けばしめたものです、2人には刑事が張り付いていますと言ったのです、内々で警視庁の捜査官が会いたい、
と言っていると伝えてくださいと言うと、わかりました、まだ自宅にいるはずです、今から来てもらいましょうとママが電話をいれたのです、電話を切り、2人ともすぐに来る、
そうですと言うので、
それではと店を出て小料理屋に向かったのです、女将が随分早いですねと言うので、2人女の娘がくるので、あの奥の小上りをかりるよと言うと、ハイわかりました、まずわと言っ、
てビールを出すので女将と乾杯したのです、太ったイワシがありますと言って、肴を焼き、塩辛に高菜づけとイワシを出したのです、こんども上手くいきましたかと聞くので、今日、
が要ですよと笑うと、
岬ママと美香ママがいつも人の為に動き回っているのよ、イエスとお釈迦様にこき使われているんだってと言っていましたが、罰あたりの事でもしたんですかと聞くので、僕はそう、
思っいないけど、自分達は楽しんで僕に仕事を押し付けてくるんですよというと、イエスとお釈迦様は友達なんですね、今日も冥土とやらで祝杯を上げて歓談しているのでしょうと笑、
ったのです、
2人の女性が現れて、こちらに村上真一さんて方がいらっしゃると聞いてきたんですがと言うので、立ち上がりよく来てくれましたこっちにと言うと、貴方はと言うので、店では、
何回か会っていますよねと笑ったのです、小上がりに2人が座ると、お呼び立てして申し訳ないまずはと言うと、女将がビールを注ぎグラスを合わせたのです、2人はビールを飲、
み干し、
あなたは刑事さんだったのですかと聞くので、いいえ、刑事局長直属の匿名捜査官で表にはでませんと言って、今日きて貰ったわけはお分かりですねと、今まで調べた事と証拠の、
バックと現金の写真、送り先の控え、指紋照合の報告書をテーブルに並べると、いつかは発覚すると思っていました、私達は逮捕されるのですかと言うので、お2人は何も知らな、
いで運び屋をやらされていただけと、
検察官が認めれば不起訴処分となり表にでる事はありませんが、証言を拒否すれば逮捕されて起訴されて、裁判を受ける事になります、私が聞きたいのは貴方達が脅迫されて手伝、
わされていた経過を聞きたいのですと言うと、真奈美がここまできたら言うしかありませんねと言うので、ビールを注ぐと飲み干し、あれは1年半前の事です、私が銀座のクラブ、
に勤めているとき、
席についたのです、富山建設の東京支社長で常務だと名刺を出すので、挨拶して話をしていると実家の近くが山崎の実家らしいので、まずいと思い、出身は札幌だと嘘をついたの、
です、何回か席につくと出身は富山だそうではないか、なぜ札幌と言ったのと聞くので、ホステスは本当の事はいわないのですよとお茶を濁したのです、養子になっているので、
名前も違うので分るはずがないと思ったのです、
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