青春の群像(第2部)86 亜子が戻って来て恵子ちゃんありがとうと言うと、スタッフが恵子さんと呼んだので、恵子がそれではごゅっくりと席を立つたのです、亜子がサイフの現金意外はなか


青春の群像(第2部)86


亜子が戻って来て恵子ちゃんありがとうと言うと、スタッフが恵子さんと呼んだので、恵子がそれではごゅっくりと席を立つたのです、亜子がサイフの現金意外はなかったわと言うの、

で、そうかヤマカンをハズレかと言うと、部屋の鍵の他に多分コインロッカーの鍵だと思うけで、3-36と言う鍵がサイフに入っていたわどこのコインロッカーの鍵かしらと言うので、

待てよ、


現金を渡しているのではなく、コインロッカーに現金を入れておき、鍵を真奈美は渡しているのかもと言うと、洋子ちゃんがそれを受け取り事務官に届けているのと言うので、多分、

山崎も事務官も直接は係りあっていないだろう、二人と真奈美は警察がマークしているのは気づいているはずだ、だれか他の者がいるんだろう、よしそのコインロッカーを調べて、

もらおうと言って、


電話を借りて山本に連絡すると、分りました駅に行って調べてきますと言って電話を切ったのです、暫くして山本から電話がかかって来て、中に小さなバックがあり50万が入ってい、

ます、これを何らかの方法で事務官へ渡していると思われます、そのままにしておきました、田中が張り込んでいます、受け取ればその者をマークしますと言ったのです、亜子が、

すご~いヤマカンと言うので、


多分真奈美はここのロッカーのマスターキーをコピーして持っているのだろう、誰もいない時を見計って洋子のロッカーに入れているんだな、洋子はそれを誰かに渡すか、自分でコイン、

ロッカーから取り出して、事務官の知り合いに渡すと言う、手の込んだ受け渡しをやっているんだ、あんまり大勢を使うと、後で恐喝のネタになるので、信頼できる奴を使うはずだが、


洋子と真奈美は信頼し会う関係の接点があるはずだ、山本刑事にに調べてもらおうと言ったのです、大体の目星はついた、洋子があのルポライターに渡すかもしれないがコインロッカー、

を張っているので分るだろう、小さい鍵だから気づかれないように相手のポケットにいれればいいはずだ、まだロッカーに置いてあったと言う事は、洋子自信が運屋かもしれないと言っ、

て後は店が終ってからだ、


それでは引き揚げるので後でと言って立ち上がり、店に戻ったのです、岬が何かつかめたと聞くので、受け渡しの方法が大体わかりましたと経過を話し、後は店が終ってからですと言う、

と、さすがのヤマカンだねと岬が言ったのです、店が終り亜子とトンボに行くと山本がそろそろ動き出すでしょうと酒を注ぐのでグラスをあわしたのです、さすが手の込んだ事をします、

ねと言うので、


しかし真奈美は弟が東北大学に行っているそうだが、もし、自分が捕まって、世間に公表されれば大学もやめる羽目になるのに、そんな、危険な事に手をかすんだろうと言うと、山本が、

最初は賄賂の金の受け渡しとは知らなかったのでしょう、不審に思い山崎を問いただしたら、賄賂の金の運び屋と言われ、発覚すれば弟は大学をやめる羽目になるとおどかされてしかた、

なく手伝っているのかもしれませんと言ったのです、


今の真奈美の稼ぎなら実家に仕送りしても十分やっていけるはずだが、月々いくら山崎からもらっているのだと言うと、真奈美の口座は検察が調べています、特定の者からの振込みはな、

いとの事ですから、現金で貰っているか、脅かされて体を要求されているだけで、山崎は何も渡していないのかもしれません、自ら証言してくれれば、本件で起訴猶予になりキズがつか、

ないのですがと山本が言ったのです、


田中から電話がかかって来て、洋子が現れましたと言うので、一人かと山本が聞くと、ハイカバンを取り出したので、尾行しますと電話を切ったのです、今日は家に帰るだけでしょうと、

真一が言うと、それでは行き先がわかったら、私も合流して張り付きますと言つたのです、後は洋子と真奈美の接点を調べてくださいと言うと、前を調べてみましょうと本庁に連絡した、

のです、


暫くして本庁から連絡があり、前はありません、真奈美と洋子は姉妹ですと言うので、前がないのにどうして分かったのと聞くと、2人の母親はは小さい頃病気でなくなっています、父親、

は強盗の罪で服役していました、もうとっくに刑務所は出ているそうですが、何処にいるかは不明だそうです、真奈美と弟はお母さんの親戚に引き取られ養子縁組をしています、それが今、

青森にいる両親です、


洋子は子供のいなかった家庭に引き取られ、これも養子縁組をしているそうです、父親が犯罪者になったのでそうしたんでしょう、2人とも名前は違いますが、青森出身なので青森県警、

に照会したら、父親の強盗記録があり、家族構成に2人の事が書いてあつたそうです、そうか山崎はその事を知っていて脅かしているのかもしれないなと真一が言ったのです、ひょっと、

して、


山崎も青森主出身でと本庁の人間に聞くと、そうです、同じ弘前の出身ですと答えたので、ありがとうとお礼を言て電話を切つたのです、結果を話すと、山本が昔の顔みしりで何処かの、

店でバッタリあったのかもしれませんねと言ったのです、過去の事が知られたくないので、店ではそんなに親しくしていないのだな、しかし、人の弱みにつけこんで体を要求するとは許、

せんなあと真一は酒を飲み干したのです、


田中から洋子は渋谷の自宅マンションに入りましたと言うので、山本が僕も行く引き続き監視していてくれと、電話を切り、それではと店を出て行ったのです、洋子が事務官に直接会え、

ば検察の網にかかる事になると言うと、真一が暫く考えて、そうか、郵便小包で送っているのだな、そうすれば検察も郵便物の検閲はできない訳だ、真奈美は目をつけらているので、妹、

に頼んでいるんだと言うと、


亜紀がすご~い、それなら第三者は要らない訳ですね、偽名を使って送ているのだろう、やはり、真奈美の証言がなければ立証は難しい、次回はその現金を警察に届けさせて、総てを、

証言しもらうしかない、偽名でも筆跡鑑定すれば、洋子だと分る、洋子が自ら事務官に現金を渡す理由はない、山崎から預かった金を郵便で事務官に送っていたことを証言すれば確定、

的な贈収賄の証拠となるなと言うと、


明日洋子が送ったら、総てを話して、証言するように説得しょう、僕に総てを知られたので観念し喋るかも知れない、その金が何の金だか又送った先が事務官と言うこと知らなかった、

山崎の指示にしたがったまでだと証言させればいい、不審に思ったが体の関係があり過去の事が知られているので、断れなかった事にして、過去の事は調書には載せないようにすれば、

いいと言ったのです、


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る