青春の群像(第2部)
青春の群像(第2部)74 渋谷の丸井のスポーツ用品売り場では、スキューバのインストラクターとライフセーバーの資格が取れる、教室も開催していたのです、それぞれ3日の講習を受けて、1日
青春の群像(第2部)74 渋谷の丸井のスポーツ用品売り場では、スキューバのインストラクターとライフセーバーの資格が取れる、教室も開催していたのです、それぞれ3日の講習を受けて、1日
青春の群像(第2部)74
渋谷の丸井のスポーツ用品売り場では、スキューバのインストラクターとライフセーバーの資格が取れる、教室も開催していたのです、それぞれ3日の講習を受けて、1日の実習の後試験、
を受ければ取得できるので、1週間通って難なく資格を取ったのです、翌週の土曜日に鎌倉の妙心寺に行くと、妙庵が宿舎はこの奥に用意してあります、お寺ですから一応寺男と言う事に、
してあります、
食事は中華レストランでまかない食がでます、たまにお墓の清掃をして下さい、勿論寺男の住み込みですから、宿泊料とまかない食は無料です、給金は出せませんよと笑うので、それで、
結構です、ライフセーバは朝9時から夜4時までですので、お墓の掃除をやる時間は十分にあります、土曜日の午後から火曜の4時までです、水曜日には東京に戻り、土曜の午前中に鎌倉、
に来ると言うスケジュールですと言うと、
働き者ですねと妙庵が笑うので、どうしても断れないのですと言うと、たまにはお休みも取りなさいと言ったのです、尼達も真一さんが逗留すると聞いて大変喜んでいるのですよと言う、
ので、どうしてですかと聞くと、若い男がくるのですそれは楽しみでしょうと言うので、現世を断つて修行をしているのでしょうと言うと、それでも生身の女子ですよ、総ては断ちきれ、
ないものですと笑ったのです、
午後から初仕事ですから弓が浜に行って来ますと言うと、自転車を借りて出かけたのです、10分で海水浴場に付き責任者に会うと、僕がチーフの川田だと言うので、村上真一です宜し、
くお願いしますと挨拶すると、二人ペアで二時間交代で監視します、時間は9時から4時までだよ、昼ご飯は多少ずれるかもしれないが、休憩時間にとってと言うので、ハイと返事した、
のです、
真一君は小山君とペアを組んでもらうよ、と張ってある紙を指差したのです、ライフセーバーとスキューバーの資格はもっているとの事なので、3時から4時のあいだはブイの周辺を、
潜って、人が沈んでいないか確認してもらおう、酸素ボンベと機材はそこに置いてある、僕が昼時間にチェックするので真一君は終りの時間にチェックしてと言ったのです、サーフ、
ボードに乗りたければ、
休み時間に載ってもいいが、ついでに沖から監視も行って、異常があればこの無線機で連絡して、これは防水になっているので海水に浸かっても大丈夫だよ、そこのボタンを押せば、
通話が出来ると言って渡したのです、ボードはあの部屋にあるので自由に使ってもいいが、海水客のいないブイの外が側でやってくれと話したのです、小山が昼飯を食べようと言う、
ので、
海の家に行き中に入ると、ここの定食は意外と美味いよと言うので、注文したのです、小山君は学生と聞くと駒沢の一年だよと言うので僕は法政の一年だと言うと、知っいるよリーグ、
戦では大活躍だったねと言うので、野球やっているのと聞くと、いや、山岳部だよと言うので、そうなの、この夏は何処に登るのと聞くと、後半に谷川岳に登る予定だよと言ったのです、
定食はサバの味噌にです、一口食べて本当だよく味噌につかっていて美味いと言うと、それは良かったと小山が喜んだのです、昼飯を食べて一服して監視塔に登ったのです、沢山の海水、
客で賑わっています、それぞれ監視場所を見渡して監視に入ったのです、サーフボードが中に入ってきたので、メガホンでブイより中に入る時はボードから降りてくださいと言うと無視、
しています、
ちょいと警告してくると言って、浮き板を持ってサーフボートに近付き捕まえて、人にぶつかると危険です降りて引いてあがるか、ブイの外側で乗って下さいと言うと、余計なお世話だ、
と言うので、この海水浴場の規則ですと言うと、足で蹴飛ばそうとするので、足を取って海に引きずりこんだのです、サーフボードに乗り帆をたたんで降りると、何をするんだと言うの、
で、
貴方が足で蹴ろうとしたんですよ、暴行罪で警察に突き出してもいいんですかと言うと、くそ~と言って泳いでボードを引き岡に上がっていったのです、監視塔にもどりあんなやからが、
おおいのと聞くと、ええ、警告してもなかなかやめないよ、どうやったのと聞くので、蹴飛ばそうとしたから海に引っ張り落としたのさというと、よく、黙って岡にあがったねと言うの、
で、
神奈川県迷惑条例違反で警察に突き出すと言ったのさと言うと、そんな条例があるのと聞くので、いや知らんと言うと大笑いしたのです、あいつらは何人かのグルーフで来ているので、
気をつけろよと言うので、不良共か何処にでも悪い奴はいるんだなと言うと、鎌倉の不良で高校生と湘南を縄張りにしているカミナリ族らしいんだ、夜は町中を暴走してパトカーと
競争している連中だと言ったのです、
何だ又災難に出くわすのかと言うと、かかりあわない方がいいよと小山が言ったのです、時間が来て交代して、サーフボードを借りて、海に入りブイまで引いて行き、ボードに乗り、
帆を張ると勢い良く走りだしたので、海水浴場の回りを巡回したのです、本当にこれは気持いいなと疾走していると、何人かの人に会い挨拶したのです、特に溺れている人はいない、
ようです、
一時間楽しんで岡に上がり待機所に行くと川田が中々上手いではないか、どのくらいの経験だと聞くので、今日で二回目です、気持いいですねと言うと、なるほど運動神経は発達して、
いるんだな、その足腰と胸囲は凄いな、その腕ではさそかし早い玉が投げられるだろうと言うので、剣道のお陰ですよ先輩もいい身体していますねと言うと、僕は陸上の短距離だよ、
今早稲田の3年生だと言い、
開幕戦ではうちの野球部はコテンパアにやられたなあと言うので、油断していたからですよと言うと、あの時僕も応援に行っていたんだよ、発打席でホームランにするなんて皆んな驚、
いたよ、、まさか君が法政に入ったとは誰も知らなかったよ、練習試合にも出てこず、いきなりレギュラーとして現れたので、うちの監督もビックリしたんだそうだと言うので、結局、
は後半戦で負けてしまいましたと笑ったのです、
今日は君の歓迎会をやるので出席してくれ、小山が場所に案内するよと言うので了承して、時間が来たので監視塔に戻ったのです、最後にスキューバの道具を装着してブイ回りを潜ると、
砂地ですので海の透明度は今一ですが、沢山の小魚は泳いでいたのです、異常がないので、左側の岩場まで行くと透明度は増して、色鮮やかな熱帯魚と昆布や海草が茂り、アジも沢山、
いたのです、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます