青春の群像(第2部)
青春の群像(第2部)73 翌日店に行き亜紀に経過を話し、もう心配ないので京香は自分の部屋に戻っても大丈夫だと言ったのです、岬ママがまったく無茶するんだからと笑うので、防御は完璧だ
青春の群像(第2部)73 翌日店に行き亜紀に経過を話し、もう心配ないので京香は自分の部屋に戻っても大丈夫だと言ったのです、岬ママがまったく無茶するんだからと笑うので、防御は完璧だ
青春の群像(第2部)73
翌日店に行き亜紀に経過を話し、もう心配ないので京香は自分の部屋に戻っても大丈夫だと言ったのです、岬ママがまったく無茶するんだからと笑うので、防御は完璧だから心配いり、
ませんと言い、これで麻薬により不幸になる人が少しは少なくなるでしょう、しかし、悪い奴はまだまだ沢山いますよ、今度は何にまきこまれるんですかねと笑つたのです、店が終り、
トンボに顔を出すと、
山本が待っており、李は総てを自白しました、あそこに転がっていた男は2人が不法入国で偽のパスポートで入国していました、渋谷信販の池谷は逮捕し奴を仲買にしていた密売組織は、
壊滅して顧客も多数検挙しました、更正施設に送る事になりますが、一度薬に手を染めると中々やめられないもんでして再犯率は半分もあるんですよと言ったのです、刑事局長より、
預かってきました、
報償金だそうです、機密費から出ているので領収書はいらないと言う事ですと渡すので、封筒をあけると30万(現在の300万)入っています、気前の良い事でと笑い、今回協力してくれた、
人達に分配しましょうと言って、山本とママに1万づつ渡すと、山本がいりませんよと言うので、情報を取るのに金は必要ですよとポケットに押し込んだのです、ママが私は何もしてい、
ませんがと言うので、
繋ぎをやって貰っているでしょう、とても重要な役目ですよと言うと、そうですかそれでは遠慮なく頂きますと受け取ったのです、とりあえずシャンパンで乾杯しましょう、払いは局長、
でしょうと言うと、ハイとママが言って栓を抜き乾杯したのです、丸干し、明太子も出してと頼むとママがハイと言って、今度はタイのお頭付きでも用意しましょうと笑ったのです、
真一さんの手柄にはなりませんが、と山本が言うので、私は幽霊ですからいいんですよ、捜査一課の手柄にしてくださいと言うと、管理官と課長が大喜びしますよ、私も今度警部に昇進、
させてくれるそうで、相方の田中も巡査長に昇進します、みんなが真一さんのお陰で大喜びと言うわけです、私の女房が驚いていますと笑ったのです、刑事局長が久保はいい人を紹介、
してくれたと言っていましたとシャンパンを飲み干したのです、
厚生省と警視庁の麻薬取締り係りは長年の念願である密売組織摘発ができて、大臣、警視総監から慰労の言葉があったそうです、タレこみの主は誰かと聞かれていますが、不明だと言う、
事になっています、マスコミには各部署の長年の地道な捜査で摘発できたと発表するそうですと言うので、それでいいんですよ、八方まるく収まると言うわけですねと再び乾杯したの、
です、
ところで田中さんはと聞くと、検察庁に送る調書を徹夜で作成しています、もう終るでしょう、終ったら顔を出せと言ってありますと言うので、彼にも報償金を渡しましょうと言うと、
それはやめてください、若い奴に渡すとクセになります、私が貰った分から捜査の費用は渡しますよと言ったので、そうですね大金を持つとどうしても遊びに使ってしまいますから、
ねと承知したのです、
暫くして田中が顔を出して、今回もご苦労様でしたと言うので、徹夜仕事お疲れさんですねと言うと、ママがシャンパンを注ぐので再び乾杯したのです、李は凄く怯えていましたよと、
言うので、不当捜査だと言っいたでしょうと言うと、その男がいた形跡がないので作りは話だろうと尋ねましたら、頭の毛が焦げているだろう、あれは夢ではないと言っていましたが、
男の存在はない、拳銃の弾も発見されないので、幽霊としか考えられないと言うと、そうだったかもしれない、ともかく死ぬ思いをしたと言っていましたが、調書からは削除してあり、
ます、検察官も本人が自白し、証拠も完璧なので、混乱するような事は調書から削除してくれと言っていますと言ったのです、李が裁判で言っても、本人が罪を軽減してもらう為の作、
り話だと検察側は主張するそうですと言ったのです、
ところで日本興業の会長と専務が起訴され、あとは誰がし切っているんですかと聞くと、ナンバー3の横山と言う奴です、あの組織の中での経済通でして、殆んどの事業を取り仕切っ、
ています、逮捕された者は奴のかかわりは否定していますので逮捕は出来ませんと言うので、その男まで逮捕されれば日本興業は崩壊しますので誰も証言しないでしょうと言うので、
崩壊してもらうわけにはいきませんね、崩壊すれば悪人が沢山ちまたに解きはなされる事になります、しかし、立て直すには大変な努力が必要ですね、少しは手伝いますかと言うと、
ママがまったく人がいいんですねと笑うので、まつとうな商売をすれば世の中の害にはなりませんよと言ったのです、まずは渋谷信販からですね、法定の利息でノンバンクとして、
やれば、
銀行が金を貸してくれない人達は助かるでしょう、銀行の融資利子は7%と言うとこです、法定では16%ですからこの範囲でやれば問題ないわけですと言うと、銀行が貸してくれない、
企業ですから、そんな利子でも返済は不可能ですよとママが言うので、その通りです、ダメなのに事業を続けようとして借財を抱えるのです、しかし身軽になれば十分立て直せます、
勇気をもって人員を減らすしかありません、しかし人のいい社長はそれができないのです、一時雇用を解除して持ち直したら又働いてもらうことにする為の資金とすれば、減らした、
分返済は可能になるかもしれません、事業が下降線の時に商売を増やそうとしてもコストがかかるばかりで中々上手くいかないものです、我慢して続けていれば必ず持ち直します、
かかるコストを軽減しないで続けようとするから上手くいかないのです、ノンバンクは再生できるように知恵を与えて、踏ん切りをさせる役目をもつ事も大事なわけですと話すと、
知恵者がいないと無理ですねとママが言うので、そのナンバー3ならできるかもしれません、高金利で払えなくなると何もかも取り上げる方法では、その内顧客がいなくなりますよ、
と言うと、
山本がなぜそんな経営の事に詳しいのですかと聞くので、これでも経済学部に所属して、すこしは学んでいるんですよと言うと、そうですね、真一さんは経済学部の学生さんだった、
ですねと笑ったのです、その内そのナンバー3に会ってみましょう、今まではナンバー1と2が足を引っ張っばっていたのかもしれません、ナンバー1の言う事には逆らえず、違法な、
方法でも金を儲けなければならなかったとも考えられます、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます