青春の群像(第2部)72 それでは明日の段取りをやりますのでこれで失礼しますと席を立つて店を出て、裏通りの繋ぎの場所であるトンボと言うスナックにいき店に入ると、ママがやっと来てく


青春の群像(第2部)72


それでは明日の段取りをやりますのでこれで失礼しますと席を立つて店を出て、裏通りの繋ぎの場所であるトンボと言うスナックにいき店に入ると、ママがやっと来てくれましたねと、

言うので、僕を知っているのと聞くと、勿論ですとリーグ戦の新聞の切り抜きの写真をみせたのでカウンターに座ると、水割りを造り、山本さんから色々聞いていますと話したのです、


山本刑事に連絡は取れるかと言うと、カレンダーを見て今日は当直ですから、警視庁にいますと言うので電話をしてもらい、事の経緯を話し明日の朝一でガサいれの情報をリークして、

くれるように頼むと、わかりました、本庁が行うので新宿署は手をださないようにと連絡しましょう、直ぐに台湾、広東マフイアの耳に入るはずです、捜査一課の人間を秘かに近辺に、

配置します、


ブツの隠し場所がわかれば直ちにガサいれしますのでトンボに連絡してくださいと言うので、宜しく頼むと電話を切ったのです、ママに明日の準備は終ったので、これで引き揚げます、

勘定をと言うと、ここの払いは久保田さんが払うそうですので結構ですよ、真一さんをタダで使っているので報酬の代わりだそうです、一杯使ってもらうと私が儲かるんですよと言っ、

たのです、


そうですかそれではボトルも入れておいてくださいと頼んだのです、タクシーを拾いアパートに帰るともう朝の4時です、一寝入りしょうと9時に目覚ましをかけフトンにはいったの、

です、朝起きると顔をあらい、着替えて新宿に向かったのです、塚田の店に行くとママが防弾チョッキを着せてくれて、トカレフと警棒を渡すのでジヤンバーのウチポケットにトカ、

レフを仕舞い、


警棒をベルトに装着して、それでは行きますと言い、ママが火打石をすって御武運をと言うので、武士の出陣みたいですねと言うと、ヤクザの出入りもこうやりますと笑ったのです、

李の中華飯店に行き店に入ると、いらっしゃい、何にしますかと店員が言うので、金の元に案内しろ俺は警視庁のデカだと言うと、ちょっと待って下さいと店員が二階に行くと、


2人の男が降りてきてこっちにと言って、1人が後ろに回ろうとするので、俺の後ろにつくんじやない前にいろと言うと、2人が前に行き案内したのです、二階に上がり奥の部屋に入る、

と机に座っていた男が立ちあがり、ガサいれですかと言うので、ほうよく知っているではないかと言うと、令状はと言うので、そんな物はないと答えると、それは違法捜査だと部屋、

にいた男達が取囲んだので、


邪魔すると痛い目に会うぞと言うと、一人で来るとは無謀なデカだと言って、一斉に殴りかかって来たので、素早く警棒を出してのばし、片っ端から脚のふくらはぎを叩くとつんのめ、

ったのです、さらに肩を打つと全員がはいつくばったので、金が机の引き出しに手をかけたので、その手をピシ~と打つとぐえ~と言って手を引っ込めたので、回り込み引きずり出し、

て、


引き倒しバンドを抜いて後ろ手に縛ったのです、転がっている5人もバンドで後ろ手に縛り上げ、暫くは痺れはとれないぞと言って、武器をもっていないか身体を全員調べたのです、

金が武器なんか何処にもないぞと言うので、ガサいれの情報を掴みどこかに隠したのだろう、あれはわざと流したのさ、武器を隠させて丸腰にする為だよと言うと、こんな違法な、

捜査をすれば問題になるぞと言うので、


それには答えず机の引き出しをあけると、拳銃は入っていません、引き出しの中を探ると上に隠しボタンがあります、そうか、これが配下に連絡するボタンだな、これを押せば配下、

が物と武器をどこかに運び出す手はずになつているのか、だとすればこの近くが隠し場所だなと言うと、ちがう単なる配下への緊急を知らせるボタンだと言ったのです、どこまで、

シラをきられるかなと言って、


内ポケットからトカレフを取り出し、これは警察の正式拳銃ではない、お前達の口封じをしてどこかに埋めても、どうせ不法入国だろうから問題にはならんよと言って、ここに逃げ込、

んだ麻薬の売人2人は何処に隠したんだ、物の隠し場所はとトカレフの安全装置をはずし、配下の1人の頭に突きつけたのです、金が麻薬なんて扱っていないと言うので、シラをきれば、

本当に撃つぞと言うと、


本当にあっかっていないと言うので、なら仕方ない死ねと言って引き金を引くとパンと音がして銃口から煙があがり、男が前向きに倒れたのです、こいつは地獄に行ったぞというと、

金は口を開けて驚き、無抵抗の人間を殺すのかと言うので、さあしゃべる気になったか、いや、喋るなその方が面白い、次ぎはお前だと次ぎの男の頭に突きつけて引き金を引くとパン、

と音がして前に倒れたのです、


3人目の男が助けてくれ、物は二軒となりのビルの地下室だ、そこに、2人の薬の売人も閉じ込めてあると言うので、あいつらは売人だ中間の受けてはどこの誰だと聞くと、俺は知らない、

と言うので、それでは役にたたないなと引き金を引くと、パンと音がして、ぐわ~と声を出して前に倒れたのです、1人殺すも何人殺すも同じだと、後の二人の頭に突きつけ引き金を引、

いたのです、


5人はそこに転がり、金はブルブル震えています、降ろしている相手は渋谷信販の社長をやっている池谷だと言うので、早く言えばいいのにと言って銃を頭につきつけ引き金を引くと金、

も前のめりに倒れたのです、傍の電話で山本に連絡すると了解です今向かいますと言ったのです、暫くして山本が部屋に入って来て、麻薬20kと沢山の武器を押収して、2人の売人を確保、

しました、


これから新宿署に連行しますと言うので、この6人はいずれも気絶しているだけです、引き渡しますよ、それでは私はこれでと言うと、ご苦労様でしたと言うので、私は幽霊ですよと言う、

とわかっていますブツを押収しましたから、言い逃れはできませんよ金は小便を洩らしていますよと山本が笑ったのです、塚田の店に戻りママに装備一式を返して、大成功でしたよ、これ、

で一毛打尽ですと言うと、


しぶとい連中ですから、直ぐに台湾から新手のボスがきますよと言うので、暫くはおとなしくするでしょう、薬の中間引受人は渋谷信販の池谷だそうで、これで密売組織は壊滅です、広東、

マフイアが大喜びするでしょうが、へたに動けば火の粉がかかりますよ、後は警察か厚生省にまかせますよと言ったのです、塚田と配下が入ってきて、お手並み拝見しました、金は小便、

を洩らしていたそうではないですかと言ったのです、


山本は金らにカツを入れると息を吹き返し、おれは死んだのかと言うので、気をうしなっただけだ、私は警視庁捜査一課の山本だと警察バッチを見せて、麻薬取締法違反、及び銃刀法違反、

により、検挙すると手錠を全員にかけ、新宿署に連行したのです、あの男はと聞くので、タレこみがあり来たらお前達が倒れていたが誰も見なかったぞと言うと、恐ろしい奴だったとうの、

でどんな奴だと聞いて、一応手配するがブツが出て来た以上言い逃れ出来ないぞと言ったのです、


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