青春の群像(第2部)55 奥の用具をいれるドアをあけると、掃除道具が入っており、壁を叩くと右横の音が違います、横に別な部屋がある見たいなので道具を出して、右の壁を押すと開いたので


青春の群像(第2部)55


奥の用具をいれるドアをあけると、掃除道具が入っており、壁を叩くと右横の音が違います、横に別な部屋がある見たいなので道具を出して、右の壁を押すと開いたのです、中に入ると、

物置くらいの部屋があり、仲に日本刀や鉄パイプ、手榴弾、木の箱に拳銃の弾が沢山入っていたのです、写真を撮りもとのままにして、部屋をでて、連絡すると今は大丈夫だと言うので、


外に出るとシエフが南京錠に鍵をかけて、そ知らぬ顔をして釣り場にもどったのです、お爺ちゃん大正解でしたよ、拳銃の線状痕も取りました、これが立花刑事を射殺した玉の線状痕と、

一致すれば同じ拳銃だと判明しますが、建物の名義が日本興業の者でないとしたら、知らぬ存ぜぬを決め込むでしょうと言うので、お爺ちゃんが鑑識で指紋を取って貰えば、日本興業の、

人間と一致するだろう、


鬼頭、木村の指紋もあるだろう、君達は手袋していたので指紋は残っていないはずだと言うので、なるほどと言うと、シエフがさつそく写真を現像し、帳簿の中身をしらべましょうと言、

い、それでは竿をしまおうと言って、片付け道具を持ち表通りに行きタクシーを拾い家に向かったのです、シエフが現像してきますと言うので、ここで現像もできるのと聞くと現像用の、

暗室もあるんですよと言ったのです、


それでは篠田刑事が帰ってきたらさつそく倉庫を家宅捜索してもらいましょうと言うと、さぞかし鬼頭が驚くだろう、帳簿が賄賂の受け渡し相手、場所、金額が分れば総理と取引しょう、

黒田議員の議員辞職と日本興業の鬼頭と木村を銃刀法違反、麻薬密買で逮捕し刑務所に送れば、日本興業は大打撃だ、総理がとう始末するか見ものだなとお爺ちゃんが言ったのです、2日、

経って篠田が戻って来たのです、


篠田が調べたところによると、同僚の刑事は立花刑事から、聞いていたみたいだが、上からの圧力でその後の捜査は打ち切られ圧力をかけた者は知らないそうです、黒田の関連する企業、

は地元でも評判は悪いですね、とくに弟のやっている信販会社は不当な利息をとり、払えなくなると容赦ない取立てをしているそうです、黒田を恐れてだれも告発出来ないそうですと言、

ったのです、


また当時関東の拠点は昔の事ではっきりしませんでしたが、鬼頭が二代目を継いで直ぐに関東に進出しいます、関東のヤクザとのトラブルは最初はあったそうですが、警察の介入で抗争に、

は発展しなかったと言う事ですと話したのです、晴海の件を話すと驚いています、シエフが写真が出来ましたとテーブルに並べると、篠田がこれはと言うので、確実でなかったので言わ、

なかったのです、令状はとれますかと聞くと裁判官が不法侵入したのかと言いますねと言うので、


誰かからのタレこみがあった事ににして、警察に写真が送られ来たので家宅捜索したいといえばどうですかと言うと、なるほど、その線で行きましょうと言うので、八代は本庁にも手を回、

しているので、動きを察知される恐れがありますと言うと、内々で令状を取り、我々だけでガサいれをしましょう、現場を押さえて、鑑識と捜査班を呼べば情報が漏れも後のまつりです、


さつそく久保田刑事局長にはなして、令状をとってもらいます、皆さん方は警察の嘱託員にします、警察バッチは用意しておきますと言うので、トカレフの玉を渡して線状痕を調べるよう、

に言ったのです、暫くし篠田から立花刑事を殺害した玉との線状痕が一致しました、令状は局長みずから取ってくれましたよ、これからガサいれをしましょう、今から向かえに行きますと、

電話を切ったのです、


向かえに来たので、パトカーに乗り込み晴海埠頭に向かい、建物に入り証拠物件を押さえて、鑑識と捜査員を呼んで証拠物件が次々と運びだしたのです、この動きはは案の上八代を通し、

て鬼頭の耳に入ったのです、どうしてあの場所がわかったのだと八代に聞くと、誰もしらないそうだと答えたのです、慌てて黒田に電話すると、なんで、そんな拳銃なんか取っておいた、

んだと叫んだのです、


他に何が入っていたのだと聞くので、渡した金の帳簿だと言うので何と言う事だ、いまさら手遅れだなと電話を切ったのです、あの特捜の奴の仕業だな、こうなれば高飛びするしかない、

直ぐに用意しろと木村に言うと、空港、駅は非常線を張られれば無理ですよと言うので、横浜から出る貨物船に話をつけろと命令したのです、家宅捜索が終り警視庁に行き刑事局長に、

面会すると、


先生今回はお世話になりました、大したお手柄でしたね、君が村上真一君かよくあの場所がわかったね、と言っ席を勧めたのです、当時の賄賂の件は時効が、成立していますと言うので、

最近の物も載っていたはずですがと言うと、その件は鬼頭を調べます、今日本興業に捜査員を向かわせました、任意の事情聴衆をやります、容疑が固まり次第逮捕して取調べますと言う、

ので、


黒田代議士か幹事長からの圧力が、かかりますよと言うと、歴然とした証拠があるので口出しは出来ませんよと言うので、あの中には総理の名前と、秘書の名前もありましたよと言うと、

そこなんですよ、現職の総理ですから拒否権を使われる恐れもありますと言ったのです、今回の目的は黒田代議士と鬼頭にお灸を据えることですから、後の事は口をつぐめと言われるの、

なら、了承してもいいですよと言うと、


先生が総理と話してくださいと久保田が言って、警察としては帳簿には目を瞑ってもいいですよと言ったのです、捜査員が日本興業に行くと、鬼頭と木村は逃亡した後でした、さつそく、

緊急配備が全国にしかれたのです、程なく身柄が拘束されて警視庁に連行され、取調べがはじまったのです、お爺ちゃんに総理から話したいと言う連絡があり、都内のホテルで会う事に、

なり真一も同行したのです、


部屋に入ると席を勧めるのでイスに座ると、今回の不祥事は申し訳ない、私はあの事件はしらなかったのだ、まさか黒田君が黒幕だったとはと言ったのです、それで黒田代議士はどう、

されるんですかと聞くと、引退を勧告している、受け入れない場合には検察に引き渡すと言ってありますと言うので、鬼頭が起訴されて黒田代議士が政界から引退するならこれ以上は、

追求しませんと言ったのです、


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