青春の群像(第2部)47 清三が部屋に入って来たのでイスを勧めると、お爺ちゃんが酌をして、今日はありがとう楽しい釣りでしたと言うと、お2人の腕にはまいりました、又釣りに来てくださ


青春の群像(第2部)47


清三が部屋に入って来たのでイスを勧めると、お爺ちゃんが酌をして、今日はありがとう楽しい釣りでしたと言うと、お2人の腕にはまいりました、又釣りに来てくださいとビールを飲み、

干したのです、弘美ちゃんも腕は衰えてなかったねと言うので、おじさんの仕込みのお陰よと酌をしたのです、清三がお爺ちゃんに酌をして弘美ちゃんから聞きました自慢のお孫さんと、

お婿さんですねと言うと、


真一君は美樹の幼馴染なんですよ、私の釣りのライバルでもあるわけですとビールを飲み干したのです、近頃にない礼儀正しい若者ですね、又真一君は今回の大学リーグ戦でも大活躍して、

いるので私も楽しみにしています、ここの跡取りの新太郎君も勝浦中学ではエースだったんですよ、真一君のおかげで又活躍をみられそうで楽しみにしていますと言ったのです、新太郎が、

来たので、


真一がコーラを勧めると飲み干して、真一さんのサインボールは皆がうらやましがります、明日の学校がまちどうしいと喜んでいます、真一が投球はあくまで、ストレートが主体で変化球、

はタイミングをはずす為なので、ストレートのコントロールをつけるのが大事だよと教えたのです、お母さんが明日は鴨川に行き、イルカのショーをみて内房線で帰られるといいですよと、

言って、


会社の冷凍車が築地に魚を運びますので、それに今日の魚をつんで自宅まで運んでおきますよと言うので、おじいちゃんがすみませんと言って、弘美さんはと聞くと月曜日から学校だから、

東京に帰りますと言うので、それでは明日は我が家に泊まって、魚はシエフに料理してもらいますと言うと、2人がハイお邪魔しますと返事したのです、色々歓談していると、清三が弘美、

ちゃん、


一つ踊りをみせくれないかなと言うので、お母さんがそうしなさいと頷くと、ハイと言って立ち上がり奥に行き和服に着替えるて、三味線をもってきてお母さんに渡すと、お母さんが音合、

わせをして、それでは行きますよと声をかけて、三味線に会わせて日本舞踊を舞ったのです、素晴らしい舞にみんなが見とれていたのでした、舞終ると皆がすご~いと手を叩くと、由美が、

弘美は草柳流の名取なのよと言ったのです、


お爺ちゃんが見事なもんだ、花嫁修業もバッチリだねと言うと、弘美がハイ後はお婿さんだけですとお酒を飲み干したのです、三味線に合わせてそれぞれ歌を披露して大盛り上がりしたの、

です、翌日はお礼を言って電車に載り鴨川シーワールドに向い、園内に入ると直ぐにフラミンゴが沢山放し飼いになっており、そのダンスを見てみんなが凄~いと声をだしたのです、


イルカのショーのプールに行くと、ショーが始まり、飼育員の笛に会わせてジヤンプや枠繰り、ボール運び等の芸をやったので、大きな歓声があがったのです、弘美がここに来るのは久ぶり、

ですというと、美樹がすご~いですねと言うと、お爺ちゃんがイルカは魚ではなく哺乳類なんだが、とても人なっこくて、頭がいいそうなんだよと言ったのです、お昼をレストランで取り、

水族館等ゆつくり園内を見てまわり駅に戻り東京に向かったのです、


夕方には東京駅に戻り、迎えの車に乗り込み美樹の家に向かったのです、家に着くとお母さんと奈津子が出迎え、大漁だったみたいですね、沢山の魚が届いていますよと言うので、居間に、

行くと、シエフが出てきて、お帰りなさい今日も美味しい和食を作りますよと言ったのです、お風呂に入り上がると、お父さんと一郎も帰って来てダイニングルームに行き、お爺ちゃんが、

昨日の宴会の続きをやりましょうと乾杯したのです、


お婆ちゃんが話しを聞いて、貴方引き分けで面子が保ちましたねと笑うので、一匹ばらしたのが勿体なかったよと言うと、真一があれは大きなタイでしたねと言うので、一郎が逃がした魚は、

大きいだねと言うと、どっと皆が笑ったのです、由美が大きい屋敷ですねと言うと、お父さんが大きいだけが取り柄ですよと言うので、美樹が弘美さんのお母さんと同じ事言っているよと言、

うので、


弘美さんの家もなのとお父さんが聞くので、網元だったそうで土蔵が立っていて、ここよりも広い敷地だったわと言うと、その土蔵には何がはいつているのと聞くと、弘美が昔の釣り道具、

や、骨董品が処せましと入っています、昔はいたずらするとよくそこに入れられて、恐い思いをした事もありますよ、弟が入れられたので助け出して逃げた事もあります、歳が離れている、

ので、


私はお母さんの役目だったんですよと笑うと、真一が僕と同じだ、一番上の姉さんとは10才も違うので、家にはお母さんがなぜ2人いるんだろと、小さい頃思ったんだよと言うと、美樹が、

それで甘ちゃんになってしまったんだと笑うと、一郎が僕はあまり歳が離れていないので、いつも喧嘩していたな、これで美樹は気が強くてまいったよ、大体僕がお母さんに怒られると言、

うわけだと笑うと、


お母さんが仕方ないでしょう、一郎はお兄ちゃんなんだからと笑うと、由美が兄弟がいるのは羨ましい、私は一人っ子だからそんな経験はないわ、お父さんは小さいころ病気で死んでしま、

い、お母さんは働いていて忙しいので、いつもお婆ちゃんと一緒だったの、近所の姉妹をみて羨ましく思って育ったのよと言うので、お母さんがそうなの、これからわ美樹を姉妹と思って、

仲良くしてくださいねと言ったのです、


由美がありがとう御座います、弘美とは高校の同級生で性格も明るくていつも仲良くして貰ったのですよと言うと、弘美が由美は正義感が強くて、虐められている同級生をみるといつも助、

けていたんですよ、日頃おとなしいけど怒ると凄く恐いんですよよ言うと、由美が助けてくれるので強気になれたのよと笑ったのです、2人が皆さんと知り合いになれてとても嬉しいです、


美樹ちゃんも一緒に教師をめざしているとの事なので仲良くしましょうと弘美が言うと、美樹がありがとう、今度3人でどこか旅行にでもいきましょうと言うと、そうね、外国でも行きま、

しょうと由美が言ったのです、お爺ちゃんがそれでは真一君と男同士で南の島でも釣りに行こう、トローリングでカジキマグロでも釣りにいくか、あれはマグロとの戦いだよ、何時間も、

格闘するんだよと言うので、


そうですね是非つれて行ってくださいと真一が言って、やった事があるんですかと聞くと、ギリシアに駐在していた時にエーゲ海でやった事があるが昼頃から夕方までかかってやっと上げ、

たんだよ、3mはあるカジキマグロだったな、上げた時には疲れはててダウンしたよ、懐かしい思い出だと言うので、そうか外交官になると世界中の海で釣りができるのか、外交官もいいな、

と言ったのです、


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