青春の群像(第2部)45 田舎なので公立高校は一つしかないので先輩後輩だけど歳は10才も違うから、お母さんと娘だねと美香が笑ったのです、岬が高校を出るとやはり東京でOLをやっていた


青春の群像(第2部)45


田舎なので公立高校は一つしかないので先輩後輩だけど歳は10才も違うから、お母さんと娘だねと美香が笑ったのです、岬が高校を出るとやはり東京でOLをやっていたけど、私にこの商売、

に入りたいと言うので猛反対したの、でも結局この道に入ってしまったので、私の店に呼んで勤めさせたの、今回独立して店をやるそうで心配しているけど、言い出したら聞かない妹だ、

からしかたないと諦めたのよと笑ったのです、


ところで2人のお父さんの事件は犯人はつかまったのですかと聞くと、いいえひき逃げ事件の犯人も、岬のお父さんを殺した人も捕まっていないわ、後で色々聞いたらひき逃げ事件がその、

後の岬のお父さんが殉職した事件に係わりがあるかもしれないと同僚の刑事が言っていたけど、接点が見つからず証拠品も殆んどなくいまだにてがかりがないそうなのと美香がお酒を飲み、

ほしたのです、


美香さんは独身ですかと聞くとバッ一で中学一年の娘がいるわ、岬は独身よと言つたのです、岬がお姉ちゃんの娘は真奈美ちゃんと言ってとても可愛い娘よと言うと、岬を本当のお姉さん、

みたいに慕っいるのよと美香が言うと、お小ずかいを上げるので頼りにしているのよと笑つたのです、事件は何年前ですかと聞くと、もう18年も経つはと言うので、それでは後2年で時効、

になりますねと言つて、


捕まらないと言う事は、目撃者がなくて車も特定できないのか、修理工場は警察がしらみつぶしに当たったいるはずだから、地元の車ではないか、他県で修理した、のかもしれませんね、

関連があるとすれば何かのきっかけで、岬さんのお父さんが犯人をみつけて、逆にその犯人に殺された事になりますが、殺人犯がつかまらないとすれば接点がないからでしょうどうゆう、

ふうになくなったのですかと聞くと、


拳銃で射殺されたのよ、凶器の拳銃も犯人も特定できないそうなの、拳銃となればヤクザからみになるはずだが、なんか腑に落ちない事件ですね、その同僚の刑事は信頼置ける人なんで、

すかと聞くと、それはわからないわ、私達はまだ小さかったのでよく覚えいないのと言ったのです、他に手がかりになるものはないのと聞くと、岬が父の手帳があって、警察が調べた、

けど、


特別な事は書かれていないそうで、父が解決した事件のメモ書きだそうなのと言うので、それは何処にあるんですかと聞くと、岬が私が形見にもっているわと言うので、明日でも持って、

来て下さい、僕は分析は得意なんですよと言ったのです、美香がともかく真一君来月から岬の事お願いねと言うので、岬さんはしっかりしていますから大丈夫ですよと言うと、美香が、

そうかなと酒を飲み干したのです、


それでは帰りましょう、私も岬の近くに住んでいるのよと美香が言うので、表で車を拾って一緒に車に乗り、目黒で2人を降ろし、アパートに戻ったのです、土曜日になり朝美樹とお爺、

ちゃんが向かえにきたので車に乗り込み、東京駅の丸の内中央口に行くと、弘美と由美がまっており、外房線の鴨川行き特急に乗り込んだのです、お爺ちゃんが食堂車で何か飲もうと言、

うので連れ立って行き、


ビールとツマミを頼み乾杯したのです、真一が弘美ちゃんも釣りは、得意なのと聞くと、船に乗ればわかるわよと言うのでお爺ちゃんが強敵現るかとグラスを上に上げたのです、歓談し、

ていると、あっと言うまに外房線に入り、もうすぐ勝浦との事で席に戻り、降りる準備をしたのです、程なく勝浦駅に着き改札を出ると、マイクロバスが止まっており、2人の男が改札、

口で待っており、


弘美お嬢様お迎えにあがりましたと言うので、弘美が父の会社の田口さんと戸川さんですと紹介して、由美が真一達を紹介したのです、車に乗りこみ海岸線を行くと漁港が見えて来た、

のでここの左が勝浦港ですと言ってすぐ傍の大きな屋敷の門を潜ったのです、塀に囲まれた大きな敷地に土蔵が建っており、右側が住居になっているようです、格子戸を潜ると女の人、

が出迎えて、


いらっしゃいませと挨拶し居間に案内したのです、居間にいた弘美のお母さんがよくおいでくださいましたとイスを勧めるので座ると、お茶を女中がさしだし、まずは一服して下さい、

と言って、日頃は娘がお世話になっていますと頭を下げて、由美ちゃんもいらっしゃいと言ったのです、お爺ちゃんが大きな屋敷ですねと言うと、広いだけが取り柄ですと笑いそれで、

はと部屋に案内したのです、


荷物を置いて釣り道具をもって再び車に乗り込み、港に行き一隻の漁船の傍に行くと、さあ載ってくださいと言うので、皆で乗り込んだのです、清三さん宜しくと弘美が言うと、お嬢様、

船に乗るのは久しぶりですねと言って、山川清三といいますこの船の船頭です宜しく願いやすと言うので、みんなが宜しくと挨拶したのです、イカリを上げて港を出ると船は疾走してい、

きます、


今日は潮目もいいです、運がよければカツオの群れに当たるかもしれませんよ、タイも時期ですよと言ったのです、お爺ちゃんと弘美が竿を出して、準備したのですが真一は竿はのば、

しません、弘美が竿はださないのと聞くと、真一が船頭さんこのロールを借りてもいいですかというと、ああ構いませんよと言うので、漁師のロールを借りてし掛けをつけたのです、

弘美が成るほどプロだわと頷いたのです、


この辺がいいですよ、水深は15mと言う処ですと言ってイカリを降ろしたのです、お爺ちゃんと弘美が竿を入れて盛んにしゃくりをいれています、真一はロールにし掛けを付けボンと投げ、

入れて、底に着くと少し引き揚げてクイに縛り付けて、クーラーボックスからコーラを出して蓋を空けて、由美と美樹に渡して、ゴク、ゴクと飲んで、美味いねと笑うと、由美が真一君は、

何もしないのと聞くので、


待てばオオダイの誘いありかなと笑うと、ロールにつけた鈴がリンリンとなつたので、もう一引とまっていると再び鈴がなったので横にグイと引くと、完全にかかったみたいです、紐を、

タグり撒いて行くと暫くして魚が見えてきたのです、中々の大物ですゆっくり繰り寄せると船頭がタモですくい、これは大物だと船に乗せると30cmはあるタイとアジが2引きかかっていた、

のです、


弘美が驚いていたのです、タイとアジをハリからはずし、タイはイケスへ、船頭に包丁を借りて、アジ2匹の鱗を剥がし三枚に降ろして、サシミを作り、醤油をかけて由美と美樹に渡し、

お爺ちゃんと弘美ちゃんもと言つて、船頭さんもと勧めると、皆がつまんで、美味しいこれはたまらんなあとお爺ちゃんが言って、凄いタイではないの、負けていられないぞと笑った、

のです、船頭が凄い腕ですね漁師顔まけですよと感心していたのです、


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