青春の群像(第2部)38 ナインが戻ってくると監督は、みんなよくやったこれで一矢報いたぞと大喜びです、監督が8回までもったではないかと言うので、周りのプレッシャーがきつくてと言う


青春の群像(第2部)38


ナインが戻ってくると監督は、みんなよくやったこれで一矢報いたぞと大喜びです、監督が8回までもったではないかと言うので、周りのプレッシャーがきつくてと言うと、影山が彼女、

のプレッシャーだろう、お前は女に弱いからなあと言うので、監督がアキレス腱は女だったかと言うと、監督やめてくださいよ、今度は女のコーチをいれるなんて言わないでくださいと、

笑ったのです、


着替えて控え室に戻ると、美樹が上手く行ったね、みんな大喜びだよと言うと、何とか踏ん張ったよとイスに座り込んだのです、美樹がお爺ちゃんが銀座のホテルの立食パーテーを予約、

したそうなので、と監督に言うと、そうですか、それはありがたいです、全員参加しますとお礼を言ったのです、それでは6時からだそうですから、ご家族の方も参加してくださいと言っ、

たのです、


由美がそれでは二次会は私のお母さんがやっているクラブにしましょうと言ったのです、マイクロバスで銀座のホテルに行き時間まで休みなさい部屋が取ってあるよと、お爺ちゃんが、

言うので、部屋に入りシャワーを浴びて、ベットに横になると、美樹が時間になったら起こしてあげると言って部屋を出ていったのです、ラウンジに行くと家族が全員待っており真一君、

は相当疲れているみたいだがとお父さんが言うので、


いま頃は夢の中よと美樹が言ったのです、一年近くも野球はやっていなかったのだろう、大した才能だねと言うと、おじいちゃんが身体で身につけた物は中々忘れないと言う事だねと言、

って、ビールで乾杯したのです、お婆ちゃんが開幕の一球目にホームランを打つなんて私との約束を守ってくれたのねと喜んでいます、早稲田のピッチャーは呆然として後はストライク、

は全然入らなかったなあと一郎が笑ったのです、


お母さんが今日は家族全員が興奮しましたねと笑うので、お父さんがお前が一番、大喜びしていたぞというと、だつて真一君がバッターに立つとわくわくするんですものとビールをグイ、

飲みしたのです、明日の新聞は大騒ぎだね、去年の覇者を簡単に破ったんだからとお爺ちゃんが言うと、美樹がまずいなあ~、大学で人気者になると、同じ大学ではないから監視出来な、

いわと言うと、


お母さんが由美さんに頼めばと言うので、そうか、由美さんなら監視してくれるかといい、後はバイトの店だな、お父さん時々真一君のバイト先に飲みに行って、様子を見てきてと頼む、

と、わかった常連客の知り合いを捜して出入りして見るかと言うと、お母さんがミイラ取りがミイラになりますよと笑ったのです、それではお爺ちゃんに頼もうというと、お爺ちゃんが、

まかしておきなさいと胸を叩いたのです、


支配人が傍に来て、お爺ちゃんに先生今日は当ホテルをお使いいただいて、ありがとうございます、社長からおおせつかっています、大学の開幕戦の勝利おめでとうございます、料金も、

勉強させ頂きますと言うので、それはありがたい、社長にもよろしく言っていたと、伝えてくださいというと、今日顔を出すそうです言って席を離れたのです、美樹がこのホテルの社長、

さんを知っているのと聞くと、


外務省の元部下だよ、退官してここの社長に5年前から就任しているんだよと言うと、お父さんが僕と同じ歳の池中さんと言って、外務事務次官までなった人だよというと、お爺ちゃんが、

パーテーには顔を出すそうだ、彼は青学出身で美樹の大先輩にあたるんだよと言うと、若い頃は家にも出入りしていたのよとお婆ちゃんが言ったのです、とても面白いくてユーモアの、

ある人でしたね、


お爺ちゃんがあいつが事務次官まで登りつめるとは思わなんだが、人を和ませるのは得意な奴だったな、手品の腕はプロ級でしたよとお婆ちゃんが言ったのです、美樹がお父さんも外交官、

になればよかったのにと言うと、僕は文系が苦手で特に外国語がダメだったんだよと笑ったのです、そうかお兄ちゃんはお父さん似で私はお爺ちゃん似というわけだと言うと、お婆ちゃん、

が顔と性格はお母さん似ですよといったのです、


時間になったので美樹は真一を起こして、シャワーを浴びさせて、会場に行くと関係者が大勢集まっていたのです、監督が立ちあがり、今日はおめでとう、長年の思いを晴らす事が出来て、

大変喜んでいます、ナインの皆さんご苦労様でした、又応援に来てくださつた皆様に感謝していますと挨拶して、コーチが音頭を取り乾杯してパーテーに入ったのです、会場はバイキング、

になっており沢山の料理が並んでいます、


料理を皿に盛りイスに座り食べていると、由美が傍にやってきて美樹さんに大学での監視役を頼まれたわと言うので、何のと聞くと、これから人気者になるので変な虫がつかないわうに、

だよと言うので、あれは秘密だぞと言うとハイ師匠分っていますと笑って、でも、美樹さんて素敵な人ね、あの人から真一君は奪えないわと笑って乾杯すると、傍を離れたのです、良子、

がやって来て、


ありがとう、家族も大喜びですよ、今度長崎にも遊びに来て下さいと言うので、わざわざ長崎からご苦労様だねと言うと、試合がある時はなるべく応援にきます、宜しくお願いします、

真一さんは格好よかったわと言ったのです、そこに岬と美香ママが現れたので、応援に来てくれたんだと言うと、支配人と沢山のホステスが目立たない格好して来ているのよ、ご家族、

に迷惑かけないように離れていたのと言うので、


遠慮しなくもいいんだよと言って、美樹を呼んでお店の美香ママに岬さんだよ、後沢山の店の人が応援に来てくれたんだってと言って、紹介したのです、貴方が真一君の彼女でしょう、

可愛い人ねと岬が言うと、美樹と申します宜しくお願いしますと言うと、岬が美樹さん真一君が浮気しないようによく見張っておきますよと言うと、お願いしますと美樹が頭を下げた、

のです、


美樹さん真一君はお店では重宝されているんですよ、真一君の付回しなんかはピカ一で、お客さんの気配りも最高なのよと言うと、そうですか、皆さんお綺麗ですから心配ですと言う、

ので、それでは、お店の女の子を美樹さんに紹介しましょうと、岬が連れて行ったのです、美香ママがこれで他の女に手を出しづらくなったわねと笑うので、それでいいんですよと言、

ったのです、


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