青春の群像(第2部)36 明日からのリーグ戦は控えですからと言うと、お爺ちゃんがそうはいかなくなると思うが、対戦相手はと聞くので強豪の早稲田大学だそうです、毎年勝率は負け越しだそ


青春の群像(第2部)36


明日からのリーグ戦は控えですからと言うと、お爺ちゃんがそうはいかなくなると思うが、対戦相手はと聞くので強豪の早稲田大学だそうです、毎年勝率は負け越しだそうですと言うと、

それでは監督は一矢報いたいと思っているはずだから、4点入れられたら必ず真一君を起用するよと言うので、体力がもたないから6回以降にして欲しいですがと言うと、美樹が体力を、

つける為に、


次ぎから武蔵小山からここまでと帰るときは歩いたら、距離は10k位だから2時間で帰れるわよと言うので、そうか、道筋の街並を調べるのもいいかもと言うと、美樹はと聞くと自転車で、

ついて行くわ、アパートから帰るときは折りたたみ自転車なので車に乗せて帰るわと言ったのです、夕方になりみんなが帰って来たので、お風呂に入りあがってくると食事の用意が、

出来たという事でダイニングに行ったのです、


お爺ちゃんの祈りでワインで乾杯して食事に入ったのです、テーブルにはサラダ、キヤベツの千切りにトンカツが載っています、ゴマダレソースにつけて食べると外はパリツト上がり中、

はとても柔らくて美味しいのです、珍しくシエフが傍に来て、イベリコブタですよと言うので、どこのブタですかと聞くと、スペインが原産地で、イベリコブタの中でもどんぐりを食べ、

させて飼育したブタが最高級とされています、


今日お出ししたトンカツはそのブタ肉を使用しました、日本では中々手にはいらないのですが、友人が特別に分けてくれたのですと言うので、まいったなあこのトンカツを食べて明日の、

試合に負けると、負けカツになりシエフに恥をかかせるわけかと言うと、そうですよ、友人にお陰で勝ったといわせてくださいというので、皆が大笑いしたのです、このキヤベツも美味、

しいですねと言うと、


近隣の農家で夕方畑から取って貰ったものですと言うので、取立てだから糖分が外に出ていて甘味がありますねと言うと、真一さんは野菜に詳しいですねと言うので、総ての野菜が取って、

時間が立つと糖分を中に封じ込めるので、それに熱を加えると外に出てくるのですね、玉ねぎ、人参なんかも甘さが出るんでしょうというと、その通りです、これはまいった、真一さんは、

料理人にもなれますよと言うと、


美樹がそれもあの正彦君の受けおりでしょうと言うので、そのとおりだよと言ったのです、しかし中学校で色んな事を知っているから、彼は天才ですよと言うと、ほう、そういうお友達、

をお持ちなんですかと感心したのです、シエフがお代わりもありますよ、それではゆつくり楽しんでくださいと部屋を出て行ったのです、美樹がわざわざ説明にシエフが来るなんてと言、

うと、


お爺ちゃんが彼は野球が大好きなんだよ、それも、大洋の熱烈なフアンなんだ、真一君がドラフトで指名を受けたのを、テレビで見て大洋に入ってくれると嬉しいと言っていたが、進学、

すると聞いてガッカリしたんだよ、真一君にリーグ戦で活躍して貰いたいから精一杯美味しいトンカツをと思ったんだろうと言うので、美樹がそんな話しを聞いたら、負けるわけには、

いかないねと言うので、


しかたない、明日は先発メンバーに加えてもらいます、何処まで体力が続くか頑張りますと言うと、お父さんが結局そうなるんだねと笑うと、お婆ちゃんが頑張ってねと言うので、ハイ、

ホームランの一本でも打ちますよと言ったのです、一郎が僕も明日応援行こうと言うと、お父さんが明日は家族みんなで神宮に行こうと言うので、家族みんなで応援に行くなんて何十年、

ぶりかしらとお母さんが喜んだのです、


食事が終り真一がが体の中にカツが沢山入りました、何だか体力がついた気がしますと言うと、お父さんがそれでは前祝いと行こうと、居間に移動して皆で日本酒で乾杯したのです、

お爺ちゃんが、そういえば相方の森君はまだデビューしないのと聞くので、二軍で調整しているそうで、夏には初登板できるかもしれないと言っていましたと言うと、そうかそれも、

楽しみだねと美樹が言ったのです、


楽しく歓談して部屋に行くと、美樹がついて来て結局野球をすることになったねと言うので、俺の人生は他人が決める事になっているんだと言うと、それが新しい人助けかもと笑った、

のです、前祝をやろうと肩を抱き寄せて唇を合わせると、美紀がカンフル剤を打つかと、真一の洋服を脱がせて、自分も裸になり燃え上がったのです、行為が終り、これで明日の勝利、

は間違いなしだねと手を握りしめたのです、


美樹は洋服を着てそれではゆっくり休んでと部屋を出て行ったのです、寝転んでいるとそのまま寝てしまったみたいで、メイドの声で目を覚まして、歯を磨いて顔を洗い着換えて居間、

に降りていくと、朝食の用意が出来ており、美樹がお弁当も用意出来たわと言うので、それは楽しみだねと言ったのです、朝食を食べて一服してレンタカーのマイクロバスで神宮に向、

かったのです、


待ち合わせの場所に影山がまっており、控え室に皆を案内したのです、真一はロッカールームで野球のユニフームに着換えると、影山が背番号は16にしたよと言うので、あの川上と同じ、

ですねというと、出身が九州だから丁度いいねと笑ったのです、11時から開幕式があるのでそれまで控え室にいていいよと言うので、監督はと聞くとこっちだよと案内したので、監督に、

すみませんが、


先発メンバーに入れてもらえませんかと言うと、いいのかと聞くので、どこまで体力がもつか試しますというと、わかった、さつそくメンバー変更しておこうというので、先発予定の、

捕手の方に申し訳ないですと言うと、影山が矢田が捕手だよと言うと、矢田がいいんだよ、毎年負け越しているので今回の開幕戦で仇をとろう、先発まかせるよ、体力が続かない時は、

すぐ変るよと笑ったのです、


控え室に戻り皆に先発で出る事になりましたと言うと、みんなが頑張ってと喜んでいたのです、そこに、由美達が現れたので来てくれたんだと言って、美樹をはじめとしてみんなを紹介、

したのです、由美が真一君の同期生です、あなたが美樹さんですか、真一君から聞いています青学の一年生でしょうと言うので、美樹が宜しくお願いしますというと、由美が林を始め、

仲間を紹介したのです、


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