青春の群像(第2部)
青春の群像(第2部)33 岬を目黒まで送って行きアパートに帰りフトンに入るとすぐ寝てしまったのです、朝起きて今日は午後からの講義をうけようと思い、冷凍庫からチヤーハンと餃子をだし
青春の群像(第2部)33 岬を目黒まで送って行きアパートに帰りフトンに入るとすぐ寝てしまったのです、朝起きて今日は午後からの講義をうけようと思い、冷凍庫からチヤーハンと餃子をだし
青春の群像(第2部)33
岬を目黒まで送って行きアパートに帰りフトンに入るとすぐ寝てしまったのです、朝起きて今日は午後からの講義をうけようと思い、冷凍庫からチヤーハンと餃子をだしてフライパンで、
暖めて、食べると美味しさはそのままです、朝10時から銭湯は開いているので、銭湯に行き汗を流してアパートに戻り、着換えて大学に向かったのです、午後の講義を受けて学食で休ん、
でいると、
由美が傍に来たので、彼は怒ってなかったと聞くと、少し機嫌が悪るかったけどほっておけばいいんだよと笑ったのです、日曜日から大学野球のリーグ戦が始まるそうなので、ピンチ、
ヒッターで出る事になったよと言うと、ヤッパリ断れなかったのねと言うので、野球部の影山先輩がアパートまで来たんだよ、まあ、ピンチヒッターで練習には参加しなくていいと言、
う条件だから引き受けたんだと言うと、
弘美達と応援に行くわと言ったのです、仕方ない新宿のバッテングセンターにでも行くかというと、私もつれて行ってと言うので、店はと聞くと、8時頃いけばいいよと言うので一緒に、
新宿のバッテングセンターに行ったのです、玉を見ると大体120k位です、係員の人に最高速にしてくれませんかと言うと、お兄さんバットにカスリもしないよと笑うので、お願いします、
と言うと、
了承してくれたのです、バッターボックスに立つと、後ろから係員がニヤニヤしながら見ていたのです、一球目が来たので見送ると、だから言った事ではないと笑ったのです、2球目を、
思い切り叩くと、フアルになり3球目で心を食って真っ直ぐ飛んでいったのです、それから50球はすべ心を食ったのです、まだまだ身体は覚えているのかといって、玉のスピードを100kに、
落としてもらい、
由美を中に入れて、振り方を教えて外にでたのです、いくぞ目を瞑って振ればいいよと言うと、バッターボックスに立つと一球目は空振りです、何回か空振りしていましたが少し当たる、
ようになり、その内に真ん中に当たったので、大喜びしたのです、いい線行っているぞと褒めると、20球くらいが真っ直ぐ飛んだのです、もう一度最速にしてもらい後50球を打って終っ、
たのです、
由美に凄いではないかと言うと、これでも高校の時はテニスをやっていたのよ、ボールにはすぐ目がなれたわ、面白いねと喜んだのです、係員がここのコーチで元はプロ野球の選手です、
と紹介するので、村上真一といいます、無理言ってすみませんというと、そうか、君は原田学園の村上君だねと言うので、ええ、と言うと、大学に行ったそうだけど、リーグ戦には出る、
んだろうと聞くので、
ええ、ピンチヒッターを頼まれたので、少しは玉になれておこうと来たんですというと、僕は大洋にいた柳田だよというので、よく知っていますよというと、いつでも来てくれ安くして、
おくよと握手をしたのです、隣の居酒屋は安くて魚が新鮮だよと割引券を渡すのでありがとう御座いますと受け取り、センターを出て隣の居酒屋に入ったのです、由美が真一は有名人、
なんだ、
元のプロ野球選手も知っているくらいだからねと言うので、おかげで安くてすんだねと笑ったのです、ビールと魚を頼んで乾杯すると、由美が最速なんて玉が全然見えなかったよと言う、
ので、あれで練習すると意外と目が慣れてきて当たるようになるんだよと言ったのです、そろそろ行こうと言って由美を新宿駅まで送って行き、真一はクラブにおはようございますと入、
ると、
支配人が皆を集めて、今日は週末だ忙しくなると思うが、お客様に失礼のないようにと言って、今日も頑張ろうとハッパをかけたのです、店の席には沢山の予約ボトルが並んでいます、
8時半になると大勢の同伴客が入ってきて、直ぐに満員になったのです、岬が院長と入ってきたので、席に案内すると上機嫌です、ヘルプの女の子を席につけて、院長上機嫌ですねと言、
うと、
シャンパンを入れるぞと言うので、ありがとう御座いますと言ってスタッフに頼んだのです、岬が傍にきたのでやったのと聞くと、うんと返事するので、院長は上機嫌でシャンパンを、
注文したよというと、一番高い物をとウインクしたのです、シャンパンを持って行き栓を抜いて皆に注ぐと、真一君も飲めと言うのでグラスを貰い注いいで、おめどうございますと、
乾杯したのです、
傍にいたヘルプの真紀が先生の誕生日ですかと聞くので、結婚記念日だよと真一が言うと、そうなんですかと言うので、院長が銀婚式だなと笑ったのです、ごゆっくりと言って席を離れ、
ると、純子が同伴してきたので席に案内すると、後で岬ちゃんをと言うので、わかりましたと返事をしたのです、純子に岬ちゃんを席にといっているけどというと、院長の席には私が行、
くわと言ったのです、
暫くして院長の席に行き、岬さんを借りてもいいですかというと、ああ、いいぞと言うので岬をともなって純子の席に行くと、純子が岬さんお願いねと言って立ち上がったのです、純子、
を連れて歩くと、純子が絶対院長を物にするわとウインクしたのです、席に案内すると、院長がおう純ちゃん来たかといって何か飲むかと聞くので、まあ、ドンペリのピンクではないの、
私にもというので、
真一が注ぐと真紀が銀婚式なんですってと言うと、純子がまあ、ここに奥様がいらっしゃらないのは残念ですねと言って、おめでとうございますと乾杯したのです、席を外して岬の席を、
みると、岬の席でもシャンバンを開けていたのです、盛り上がるように手配をして一息つくと、岬がよんでお手洗いに案内してと言うので、お客を案内すると、岬が純ちゃんのお客さん、
も新しい店に来てくれるそうなのと言ったのです、
支配人はと聞くと、勿論真一君のことも含めて承知したわ、純子さんを入れたのは私の変わりなのと言ったのです、成る程支配人も抜け目がないと頷いたのです、支配人の所へ行くと、
院長はドンペリのピンクをいれたんだって、何かのお祝いかと聞くので、銀婚式だそうですというと、そんな歳ではないよ、さては純子がよつぽど気にいったのかと嬉しそうです、
真一が全然揉め事はないみたいですよというと、そうか、来月で岬が店をやめるので助かったよというので、そうですか、岬さんはやめるのですかと言うと、お前もやめるんだろう、
とぽけやがってと言うので、支配人がダメだと言えば残りますがというと、職業選択の自由だからな、僕が止めるわけにはいかんよ、こっちにもお客を送り込んでくれ、僕も送り込、
むよと言ったのです、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます