青春の群像(第2部)26 山神社長の所につれて行き、百合がお邪魔しますと席に座ると、真一君も一杯と言うので美香が作り乾杯したのです、乾杯するとほう礼儀も知っているではないかと言う


青春の群像(第2部)26


山神社長の所につれて行き、百合がお邪魔しますと席に座ると、真一君も一杯と言うので美香が作り乾杯したのです、乾杯するとほう礼儀も知っているではないかと言うので、本の受け、

おりですと言い、百合ちゃんは本来はのんではいけないんだよと言うと、飲んでしまったわどおしてと聞くので、真一が乾杯はお客さんのグラスよ一センチ下で乾杯するのが礼儀なんだ、

そうだよと言うと、


そうなんだすみませんと言って再びグラスを上げて社長より一センチ下で乾杯したのです、美香お姉さんすみませんと百合が言うと、気を悪くするといけないと思って黙っていた私が悪、

いのよ、山さんはそんな事気にしない人だから私も油断したわと笑ったのです、グラスを飲み干して、差し出がましい事をしましたと言って、それではごゆっくりと席を辞したのです、


支配人が中々やるではないか、奥のしおりの客が呼んでいるそうなのでいって来いと言うので、奥の席に行くと、しおりが水割りを作るので済みませんと言って乾杯すると、こちらは、

児玉さんよ、上々企業の常務さんなのよと言うので、村上真一といいます、よろしくお願いしますと言うと、今日が始めなんだって、中々やるではないかと言うので、少しばかり本を、

よんだんですというと、


そうか、頑張っくれたまえと言うので百合さんはお気に入りだったのでは、暫くしたら戻しましょうかと言うと、いや、僕が好みなのは岬ちゃんだけど、彼女は人気者だから中々席に、

はついてくれないよと言うと、しおりがはそうなのよと言うので、そうですか、何とかやってみますよと言って席を辞して、支配人に言うと、あそこに座っいる娘だと言って、あの、

山田さんが気にいって、


今日もシャンパンを取っているので難しいなあと言うので、そでは美香さんに頼むかと思って席に行きも山神に美香さんを貸してくれるように言うと、ああ、いいぞ、美香出稼ぎに行、

ってこいと言ったのです、訳を話すと、ああ、あの助べえ爺ねあれは整形外科の院長よ、わかったわ、私の言う事は聞くわよと言うので、一緒に連れ立って行くと、美香が先生相変わら、

ずすけこましですね、


わたしも席にお邪魔してもと言うと、おう美香ママではないか、いいぞと言うので、その変わり岬ちゃんを借りますよと言うと、ママの頼みではしかたないなと笑ったのです、この黒服、

は今日入ったスタップですと紹介するので、村上真一ですと挨拶すると、山田だよろしくと言うので、ごゅっくりして下さいと頭を下げて、席を辞して岬にすみません、児玉さんの指名、

なんですと言うと、


よかったわ、あの先生は厭な客なのよと言ったのです、席につれて行くとしおりがよく承知したわねとビックリしたのです、児玉は大喜びで何を飲むんだ、ワインかシャンパンかと聞く、

と、岬が水割りで結構ですよと言うので、それではしおりが売上げにならないと言だろうと児玉が言うと、いいんですよ、無理して入れられるよりも、長く来てくださる方がいいんです、

よとしおりが言って水割りを作り乾杯したのです、


席を辞して支配人になんとか上手くいきましたと言うと、なるほど美香ママを使ったのかと笑っています、12時過ぎると銀座を上がったママ達が二次会で満員になったのです、1時になる、

と、美香ママが傍に来て山さんがチップをくれたわと千円渡すので、それはママが貰ったものでしょうと言うと、私も百合も貰ったわ、これは真一君の分よと渡し、百合ちゃんもアフター、

に付き合ってくれるので喜んでいるわと言ったのです、


しおりママからも児玉さんからですよと千円渡して、とても喜んでいたわよと言って、朝まで飲んでいるのでここに顔を出してとアフターに出て行ったのです、店の片付けが終ると、

店を出てしおりママのいる店に顔を出すと、そこには岬だけいるので、2人はときくとさつき2人で帰ったわ、さあ座ってお腹すいたでしょうと言って、日本酒を注ぐので乾杯したの、

です、


今日はあの先生から逃げられ助かったわと言うので、客商売はつらいねと笑うと、お店でお金を使っくれるのはありがたいけど、生理的にすきではないのよと言うので、彼氏はいないの、

と聞くと、前はいたけどこの商売に入ってから別れたの、 ヤキモチヲ焼かれて喧嘩ばかりになりとうとう破局が来たのよ、まあ仕方ないわねと酒をぐい飲みしたのです、酌をすると、

今いくつと聞くので、


学生だよというと、それでは私より下ねと言って、見入りがいいからのめり込んではダメだよ、学校はちゃんと卒業しないとと言うので、どの位この商売やっているのと聞くと2年よ、

専門学校に行っていたけど、今はすっかりなじんでこれが本業になってしまったわと笑うので、何の専門学校だったのと聞くと、デザインの学校だったけど、才能がないので辞めた、

のと言ったのです、


イワシの丸乾しに高菜づけと鮭茶ずけが出たので、お腹にかき込んで、ああ美味かったと言うと、ここの丸乾しも美味しいよと言うのでこれも好きなんだと食べて美味しいと言って、

院長はどおしたのと聞くと、次ぎの店に女を捜しに行ったわよと言ったのです、真一君は何処にすんでいるのと聞くので、目蒲線の武蔵小山だよというと私は目黒よ、一緒に帰ろう、

と言うので、


うんと返事すると、もう少し私に付き合ってと酒を注ぐので、再び乾杯したのです、生まれはと聞くので九州の宮崎だよと言うと、遠いところねと言うので、東京の人と聞くと、伊豆、

の下田が実家よと言うので、伊豆半島のいいところではないのというと、魚は美味しいけど何もないところよと言うので、僕の田舎も同じだよと笑ったのです、絵が好きだったのと聞、

くと、


うんと言うので、それなら絵をかいて日展でも応募してみればというと、この都会で何を描くのと聞くので、都内には公園を含め沢山の神社仏閣もあるだろう絵の材料にはことかかない、

と思うよというと、そうか、新宿御苑、丸の内公園、小石川後楽園などの春、夏、秋の風景もいいかと言うので、隅田川流域を川船に乗ると意外といい風景もあるよと言うと、こんど、

休みに行ってみるわと言ったのです、


毎日夜働いて学校に行くのは大変でしょうと言うので、高校の時からやつているので、慣れているから平気だよと言うと、身体も頑丈そうだねと言って、又あの院長が来たら上手くはず、

してと言うので、まかしておいて次の手を考えるよと言ったのです、それでは帰ろうと岬が言うので、ここの払いはと聞くと、しおりママが払うから大丈夫だよ言ったので席を立ち、

外に出てタクシーを拾い目黒に向かったのです、


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