青春の群像(第2部)
青春の群像(第2部)23 店にあった新聞をみると、社会面では昨日の東大の騒動が大きく取り上げられていたのです、ひととおり新聞をみていると、時間が来たので学校に行き教室に行くと、出
青春の群像(第2部)23 店にあった新聞をみると、社会面では昨日の東大の騒動が大きく取り上げられていたのです、ひととおり新聞をみていると、時間が来たので学校に行き教室に行くと、出
青春の群像(第2部)23
店にあった新聞をみると、社会面では昨日の東大の騒動が大きく取り上げられていたのです、ひととおり新聞をみていると、時間が来たので学校に行き教室に行くと、出席簿があるので、
学部と名前を書いて一番後ろの席に座ったのです、席は木の長い机になっており、イスが並べあります、まるで映画館に机が並べてあるようなもんです、暫くすると学生も沢山入って、
きたのです、
2人の生徒がここは空いているかと聞くので、ああと答えると、俺は林でこいつは田中だと言うので、村上だよ宜しくと挨拶したのです、男が入って来て、講師の山下です、今日は経済学、
の発達とヨーロッパの歴史について講義をします、質問は途中で受けますと言って話始めたのです、だらだらと一本調子で話すので何だか眠くなってきたのです、うつらうつらしていると、
寝てしまったみたいです、
横から肩をつつくので、ハッと目を開けると、講義は終ったよ良く寝たね、しかし、その姿勢でよく寝られるもんだと林が笑ったのです、後は何を受けるんだと言うので、今日は数学だ、
よと言うと、俺達も同じだ、食堂で一休みしようと言うので、一緒に行く事にしたのです、左隣に座っていた生徒に君はと聞くと、僕は高橋と言います、行きましょうと席を立ったので、
4人連れ立って食堂に行ったのです、
学食はセルフになっているので、アイスコーヒーを頼み、席を捜すと4人組の女学生がいるので、あそこにしょうと言って、この隣はいいかなと言うと、一人の女学生がナンパしているの、
と言うので、俺は硬派なんだけど野郎同士ではつまらないだろうと言うと、ふ~んと言っていいわよと言うので、4人づつだから、お互いに向き会おうと言うと、女学生の2人が席を立った、
ので、
4人対4人で向かい会って座り、俺は村上真一だよ、と言うと、皆がそれぞれ自己紹介したのです、女学生も自己紹介して、先ほどの女学生が私は山本明美ですと言って、隣に座っていた、
白河由美と名乗った女学生が、貴方は原田学園のキャッチャーをやっていた村上君でしょうと言うので、そうだよと答えると、明美がああどこかで見た事があると思ったわ、ドラフトに、
名前があがったのに、
プロには行かなかったんだ、勿体無いと言うので、おれは練習嫌いだからプロに向いていないよというと、怠け者なんだと皆が笑ったのです、由美がこの大学の野球部には入らないのと聞、
くので、入らないよ、この大学はリーグ戦ではいつも上に行くから、相当練習はきついんだろう、ごめんだねと言ったのです、林がそうか俺もどこかで見た事があると思ったんだ、有名人、
と知り合いになれて良かったよと言ったのです、
林がきょう授業が終わったらみんなで飲み会をやろう、安い店を知っているんだと言うと、明美がヤッパリナンパじあないの、いいけど、由美は家がうるさいんでしょうと明美が言うと、
ううん、いいわよ私も参加するわと言ったのです、林が夕方6時に新宿の東口で待ち合わせしょうと言うと、皆が承知したのです、歓談しながら昼飯を食べて、午後の授業を受けて一旦、
アパートに帰り、
再び新宿に向かったのです、東口に着くと林達が待っており、程なく明美達も集まったので、歌舞伎町まで歩いて行き一軒の居酒屋に入ったのです、林がおれはここで周3日バイトして、
いるんだよ、今日は休みなんだ、顔が聞くから安くでやってもらうよと言ったのです、ビールのジョッキが来たのでみんなで乾杯したのです、明美達がメニューをみて沢山頼もうと料理、
を頼んだのです、
段々和んできたので真一が折角4対4だから隣同士に席を替えよう、女学生に選んでもらおうと言うと由美がそれではと真一の隣に座るので、明美がすご~い由美、どおしたのと言うと、
だって真一君は面白いもんと笑ったのです、それぞれがペアになり益々盛り上がったのです、由美がまとめるのは真一君は上手いのねと言うので、色々やらされているので慣れている、
のさ、
明美ちゃんの物言いだと、由美ちゃんはとても硬い女みたいだねと言うと、そうなの、今まで彼氏を作った事ないのよと言うので、ふ~ん、こんなにいい女なのに勿体無いと言うと、
意外と意地悪で性格は悪いのよとビールをグイ飲みすると、それは、小さい頃から家庭の愛に恵まれたいない為か、お父さんはいつも忙しくて家にいない状態でそだち、お母さんは、
しつけがとても厳しい環境だったのかなと言うと、
よく分かるわね、お父さん、お母さんと3人で旅行なんかした事ないのよ、両親の決めたレールの上を走っているだけの人生なのと言うので、ゴールはと聞くと一人娘なので父のめがね、
にかなった男を婿に迎えて後を継がせて、私は家庭に収まり、我慢して生きていくと言うところだわと言うので、本当に今まで男を好きになった事ないのと聞くと、それはあるわよ、
でも声をかける勇気もなく、
声も掛けられなかったわと言うので、そうかいい女だから、必ず彼氏がいると思われるんだ、それで男共は声をかけないわけか、これからは一杯声がかかるよと笑うと、真一君は彼女、
いるんでしょうと聞くので、うんと言うと、ヤッパリそうだと思ったわ、何だかとても話しやすいので、こんな男は必ず彼女がいるもんなのねと言ったのです、でも友達でもいいかと、
言うので、
宜しくとグラスを合わせたのです、向いに座っていた林におれもこの辺でバイトしたいが、どこか知らないかなと聞くと、店長に頼んでくるよと言っ席を立ち暫くして店長と戻ってきて、
店長の佐藤さんだよと紹介するので、真一が挨拶すると、頼まれているクラブがあるので紹介してあげるよ、夜の8時から朝の3時までで日給2千円だよと言うのでお願いしますというと、
手が空いたらつれて行くよと席を離れたのです、
由美がそんなバイトして授業を受けられるのと聞くので、多分大丈夫だよ、小ずかいくらい自分で稼がないと由美ちゃんみたいに金持ちではないからねと笑うと、明美が由美のお父さんは、
貿易会社を経営していてとても金持ちなんだよと言うと、由美がみてくれはそうだけど、実体はどうだかわからないよと言ったのです、暫くすると店長が呼びに来たので、チョット行って、
くるよと席を立ったのです、
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