青春の群像(第2部)16 カメに1万両現在の価値にして2億円(現在の20億)の慶長小判があった事をはなし、熊本市に1億、京子と僕に5千万づつ権利があるそうなので、5千万分はガラシャ様の為


青春の群像(第2部)16


カメに1万両現在の価値にして2億円(現在の20億)の慶長小判があった事をはなし、熊本市に1億、京子と僕に5千万づつ権利があるそうなので、5千万分はガラシャ様の為に使って、京子、

ちゃんに3千万、僕が1千万、あの金の十字架を美樹も一緒に探したのだから、1千万の権利があるよと言うと、私はいらないよと言うので、それはダメだよ取り決め事だよと言うと、

そうなのありがとうでもそんなに大量の小判が世に出れば、


価値が下がるのではと言うので、半分になったとしても大変な価値だよと話し、ガラシャ様は大阪の崇禅寺に墓があると言うことなのでここに記念館を作ってもらい、ガラシャ様ゆかりの、

品を展示したいと思うと言うと、教会ならともかくお寺が許可しないと思うわと言うので、その時は美樹の知っている教会に頼んで展示してもらおうというと、分かったと返事したのです、


ところで京子ちゃんと何かと聞くので、何もないよと言うと、あってもいいのよと言うので、焼きもちと聞くと、そうだよと言うので、美樹を愛しているのでイエス様の怒りにふれるよと、

いうと、一応信じておくわと笑ったのです、それではと電話を切り、ふう、危ない、危ないと冷や汗をぬぐったのです、熊本市と警察はは抜け穴の事は発表し、大量の火薬と火縄銃が発見、

され、


地下の場所が熊本城内なので熊本城を一時閉鎖して緊急に火薬を運び出すと発表したのですが、小判の事は発表しなかったのです、発表すれば盗みに入る者が出るかもしれないと言う事で、

警備上の問題があるので、運び出してから発表する事にしたのです、警察から情報をもらさないように言われているので、美樹以外には言わなかったのです、一周間たって受験の結果が、

きたので、


開けてみると合格の通知です、さつそく電波管理局に免許の申請書を送付したのです、後日免許証が送付されて真一は受け取ったのです、担任に報告すると今年は全科目受かった者は3人、

いるそうですが違うクラスの人間だそうで、この学校に来た一応の目的は果したのです、担任が10月に第六管区海上保安庁の試験を受けるように勧めるので受ける事にしたのです、筆記、

試験の次ぎは面接があり、


通信士の希望を言うと、合格すれば一年間ないに採用通知が行くが、通信士は空きが出ないと採用されないので、保安部員に変えてはと言われたが、通信士でお願いしますと言うと巡視船、

は2級無線通信士以上の免許がなければ船にはのれないので、がんばって2級無線通信士をとりなさいと試験管が言ったのです、暫くして担任に呼ばれたので行くと、合格通知は来たが採用、

は空きが出来たら通知が来るそうだと言い、


卒業後はと聞くので一応大学を受験しますと言うと、原田学園に短期大学ができるそうだ、君なら推薦でいけるがと言うので、東京の大学に行きますと言う、君ならそこそこの大学には受、

かるだろう、頑張りなさいと言うので、ハイと返事して教室に戻ったのです、野球部は九州大会の鹿児島予選で3回戦で敗退して来年の選抜は無理となったので、夏に向かって頑張るよう、

に発破をかけたのです、


10月にドラフト会議が開かれて森は西鉄球団に投手として3位に指名され、真一は大洋球団に捕手として3位の指名を受けたのです、森から電話が来て西鉄に入ると言って、真一はときくの、

でプロには入らないよ、大学に行くよと言うとと、そうか、今日はお祝いをやってくれるそうだから、家に来いよと言うので、承知したのです、夕方になり森の家に行くと由紀が出迎えて、

おめでとうと言うので、


ありがとうでも俺はプロにはいかないよと言うと、お兄ちゃんから聞いたわと言って居間に案内したので座ると、お母さんが折角の指名なのに勿体無いわねと言うので、僕は背が低いから、

プロでは通用せずに1年で消えてしまう運命ですよ笑ったのです、森が居間に来たので良かったな福岡の球団ではないかと言うと、うん、名ピッチャーの稲尾さんがいる球団だから頑張る、

よと言ったのです、


真一が大学を出るまでには一軍で活躍するようにやってみるよと言うので、大学では野球はやらないよと言うと、真一がそう思っても入学した大学は黙っていないよ、しかたなく野球をやる、

羽目になるよと笑ったのです、お母さんが今日はすきやきですよとテーブルにコンロを載せて肉と野菜を入れたのです、暫くしもう大丈夫ですよと言うと、由紀が小皿に玉子を溶かして肉、

野菜を入れるので、


頂きますと言い、これは美味しい肉だともくもくと食べると、沢山お肉は用意してありますよとお母さんがいったのです、由紀がこれは熱くないのと聞くので、全然と言うと、ヤツパリ都合、

舌だと笑ったのです、すみませんご飯はありませんかと聞くと、由紀がご飯を食べると肉が入らなくなるよと言うので、米を食べないと飯を食った気がしないんだと言うと、お母さんがハイ、

と渡すので、


食べて満足そうな顔をすると、真一は純日本人なんだ、それでは和食をお母さんに一杯習おうと言うので、森が来年は真一は東京に行くので造れないよと言うと、私も二年後には東京の、

大学に行くのと言うので、2人とも家を出ると親父とお袋が寂しいだろうと言うと、お母さんがいずれは家を出るのだからいいんですよ、早く孫の顔がみたいなと言ったのです、由紀が、

早く美樹さんに良い彼氏が出来て、


真一が振られるように祈るわと言ったのです、美樹ちゃんに振られたら決して他の女と付き合っはダメよと言うので、ハイ、ハイと返事すると、約束だからねと真一の顔をまじまじと見た、

のです、ああ、お腹一杯だもう入りませんと言うと、由紀がこれで明日はご飯いらないねと言うので、それが腹は毎日減るんだよ不思議だねと笑ったのです、電話がかかって来てお母さん、

が、


明日夕方に大洋の人が交渉に来たいといっているのだけどと言うので、良いと返事してというと、お母さんがハイと言って了承したのです、由紀が契約金はいくらと言うのかしらと聞くの、

で多分契約金1000万年俸120万と言うところだろう、大卒の初任給が1万5千くらいだから、月に10万は会社の役員クラスの月給だよと言うと、お母さんがお父さんがその位だから、20才、

前で月に10万とは凄い額よと言ったのです、


まあ2年やってもダメだったら大学に行く事にして、教員免許を取り原田学園で教えて、野球部の監督をやればと言うと、そうか、それもいいな、こんどは監督として甲子園に行くかと、

森が言ったのです、プロも長くやるもんではないよと真一が言うと、由紀が真一もプロに行ってダメだったらやめて大学に行けばと言うので、もう、野球はやりたくないよ、プロは、

キャンプとか練習が沢山あるんだぞと言ったのです、


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