青春の群像(第2部)9 耕雲に禅宗の寺になぜキリスト教信者のガラシャ様が現れるのですかと聞くと、瞑想して現れるのはその人の心にある人が現れるのです、真一さんの心の中にあるガラシ


青春の群像(第2部)9


耕雲に禅宗の寺になぜキリスト教信者のガラシャ様が現れるのですかと聞くと、瞑想して現れるのはその人の心にある人が現れるのです、真一さんの心の中にあるガラシヤ様が出て来たの、

ですよ、忠興様も心にガラシャ様をいつも思っていたので現れたのでしょう、この世には科学で説明出来ない事は沢山ありますよと言ったのです、境内を散策して山門を出て折角来たのだ、

から、


鎌倉幕府を開いた源頼朝のお墓にも行ってみようと美樹が言うので、真一がそういえば頼朝は武士による政権を作ったのにあんまり鎌倉には足跡が残っていないなあと言うと、美樹がそう、

なの、お墓も寂しい場所にあるのよと言って車に乗り込み向かったのです、暫く行ってここら一帯は民家になっいるけど、当時は鎌倉幕府の御所があった場所なの、ここの裏山にあるのよ、

と言うので車を降りて、


狭い山道を登って行くと小さな源頼朝の墓があつたのです、建立者は島津中将となっています、へえ、島津の殿様が作ったのかと真一が言うと美樹が頼朝の家系は3代で滅んでその後は奥方、

である北条政子の実家の北条時政が執権となり幕府を牛耳ったのよ、江戸時代になって源氏である島津の殿様が荒れた墓を綺麗に整備したのだそうよと言うので、武家社会を作った権力者、

としは小さな墓だなと思ったのです、


線香をたむけお参りして山を降りると、美樹が鎌倉は日本一教会の多いところでもあるのよと言うので、久美がお寺と教会が両立しているのねと言うと、明治になりキリスト教の禁止が、

なくなり、鎌倉は保養地として多くの外国人が住んでいたので沢山の教会が建てられたのよ、まだ時間があるので、由比ガ浜に行きましょうそのついでに教会にも寄ってみようと言った、

のです、


程なく教会に着き車を降りると由比ガ浜のすぐ近くです、美樹が建物は大正15年にハリス記念鎌倉メソジスト教会会堂として建てられたのよ、 正面のトレーサリーを伴った大きな尖頭、

アーチ窓など初期ゴシック的スタイルを持ち、戦前のプロテスタント教会会堂の代表例の一つとなっているの、 若宮大路に向かって高くそびえ立つ正面の鐘塔は由比ガ浜界隈のランド、

マークとして重要な役割を果たしているのよと話したのです、


聖堂に入ると素晴らしいステンドガラスに見事な彫刻です、見とれていると美樹が正面のイエスに十字架を切り礼拝するのでみんなも習ったのです、パイプオルガンから賛美歌が流れて、

なんとも素晴らしい音色です、美樹が牧師と何かを話していましたが、オルガンを弾いても構わないと言う事なので真一の好きな乙女の祈りを弾くはと言うので皆がイスに座ると美樹が、

弾き始めたのです、


見学に来ていた人もイスに座り聞いていました、いい音色のオルガンの演奏で皆はききほれています、演奏が終ると立ちあがり大勢の拍手が沸き起こったのです、美樹が久美を呼び何か、

弾いてと言うと、それでは私の作った草原と言う曲を披露するわと言って美樹と変わりオルガンを弾き始めたのです、目を瞑るとまるで風のように草原を駆け抜けるような曲です、

弾き終ると、


これもみんなが立ちあがり万雷の拍手です、美樹と久美が見物客に頭を下げて戻ろうとすると、牧師が美樹に賛美歌が弾けますかと楽譜を渡すと、美樹がええと答えたのです、牧師が皆、

さんせっかく来られたのですから賛美歌を歌つてくださいと歌詞を渡したのです、美樹が弾き始めるとみんなが、慈しみ深き主なるイエスはと歌声が聖堂に響きわたったのです、歌が、

終り、


牧師がみなさんに神のお加護と十字を切ったのです、みんなで聖堂をでると牧師がお茶を飲んでいきなさいと部屋に案内して、冷たい紅茶とクッキーを出してくれたので、美樹がガラシャ、

の金の十字架の話をすると、そうですか、それはお2人に託されたのでしょうと言うので、持ち主が現れない場合はどうすればと聞くと、国立博物館に寄贈されて大勢の方に見てもらえば、

ガラシャも喜ぶでしょうと言ったのです、


美樹がそうしますと返事してお礼を言い教会を後にして由比ガ浜に向かったのです、由比ガ浜に着くと大勢の海水浴客たちが泳いでいます、真一が今一海は綺麗ではないけど泳ぐと聞くと、

久美と次郎が水着は持ってきてないよと言うので、あそこの店で売っているよとつれていき、水着を買ったのです、美樹は泳げないだろうと言うと、大丈夫だよと言うのりで海の家で、

着替えて、


パラソルと敷く物と浮き袋を借りたのです、運転手が私が荷物の番をしていますので皆で楽しんでくださいと言うので4人は海に入ったのです、次郎にあそこのブイまで競争だと言うと、

よしと言うので、よ~い、ドンと号令をかけて泳ぎ始めたのです、次郎も泳ぎは得意みたいで凄いスピードで泳いで行きます、一進一対で美樹と久美が凄~いと手を叩いています、折り、

返しでは、


真一が僅かに先を行っていましたが、段々次郎が先になり戻って来た時は5mの差をつけて次郎の勝ちです、久美は大喜びしています、真一が日頃鍛えている次郎には勝てないよ息が続か、

なくてと言うと、久美が次郎によくやったとキスをしたのです、美樹が真一はお預けだよと言うので仕方ないかと言って浮き袋を弾き泳ぐとブイまで行ってと言うので、足はつかないよ、

と言うと、


浮き袋をはなしては駄目だよと言うので、うんと言ってブイに向かって泳ぎだしたのです、程なくブイにつくと、ここから陸地をみると随分遠くに見えるのねと言うので、引き潮だから、

来るのは簡単だったけど、帰りはしんどいよ、美樹も足をバタ、バタさせてというと、うんと返事して陸地に向かったのですが、途中で中々進まないよと浮き袋に捕まると、美樹がまだ、

半分だよと言うので、


ご褒美があると力が出るんだけどと言うと、仕方ないと美樹がキスをして、これで頑張ってと言うので、やった~と笑って泳ぎ始め、程なく陸に着き上がり細菌が入るといけないシャワー、

を浴びてと美樹を海の家に連れて行きシャワーを2人で浴びたのです、氷いちごを5つ買って戻り運転手にも渡すとすみませんと受け取り冷たくて美味しですと喜んでいます、久美達も呼ん、

でかき氷を渡したのです、


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