青春の群像(第2部)

青春の群像(第2部)3 翌日は第一試合が原田学園とPLの試合です、先攻が原田学園です、昨日の明徳との試合をみて変化球ピッチャーをメッタ打ちしたので、エースの強肩のピッチャーを

青春の群像(第2部)3

翌日は第一試合が原田学園とPLの試合です、先攻が原田学園です、昨日の明徳との試合をみて変化球ピッチャーをメッタ打ちしたので、エースの強肩のピッチャーをPLは先発させたのです、

真一が第一級を見送ると外角のストレートでストラスクだったのです、そうか勝負するのかと思い2球目を待つと外角のカーブを投げたのでこれも見送るとストライクでツーストライクと、

追い込まれたのです、

次ぎは内角にストレートではずしてくるだろうと思っていると、外角のカーブを投げたのでチョコンとあわせるとフアールです、中々やるでは無いかストレートを警戒しているのか、なら、

ばと次ぎの玉を見送ると内角のストレートでボールです、くさい玉はフアールにしてツーストライク3ボールとなり、次ぎは外角のストレートだなと山をはり、待ち構えていると内角のスト、

レートを投げたの゛す、

辛うじて当ててフアールにして、中々考えたピッチングをするなと思ったのです、次ぎの玉は外角にカーブを投げてボールでフオアボールとなり真一は一塁に出たのです、積極的に打って、

こない真一にPLのバッテリーは怪訝な顔をしていたのです、二番の島田は粘りとおしてフオアボールとなりノーアウト1、2塁となり堀田がバッターボックスに立ったのです、一転して早い、

ストレートを投げだしたのです、

ならばと盗塁のサインをだすと堀田が次の球を大きく空振りしたのです、真一は三塁めがけ走りスライデングすると俊足の為セーフになり、ノーアウト1、3塁となり、スクイズのサインを、

出すと、堀田がバントを一塁線に転がしたのです、真一がホームベースにスラデングして、慌てたピッチャーが玉を取りキャッチャーに投げましたが、玉は大きくそれバクネットに転がり、

オールセーフとなったので、

まず1点が入り応援団は大喜びです、いつもと違う試合運びにPLの監督は、あんな小技も出来るのか、しかし速い球は打ち崩せるはずだがとタイムを取りキャッチャーを呼んで、敵はストレ、

ートを投げさせようとしているのだ、引っ掛かるなカーブでコーナーをつき、ストレートはギリギリになげろ、ボールになっも構わんと指示したのです、次ぎは東郷が入り外角のカーブを、

センター前に弾き返して満塁としたのです、

森がバッターボックスに入り、ツーツーからライト線に転がし2者が返り3点をもぎ取り、なおノーアウトで1、3塁となったのです、次ぎにスクイズを決めて一点追加してワンアウト二塁と、

したのですが、2人が討ち取られ4点で攻撃を終了したのです、森は切れのあるストレートとシンカーをおりまぜて三者凡退として一回が終わったのです、PLのピッチャーは変化球を多投し、

てストレートはあまり投げません、

原田学園ナインは塁にだすも点に繋がらず、8回表まで4対0のまま進み、8回裏ワンアウト1、3塁となったのでタイムを取り森にどうだと聞くと、続投するというので了承したのです、次ぎ、

のバッターにセンターフライを打たれて、走者がタチアップして1点が入り、ツーアウトとしたのです、次ぎのバッターにライト前ヒットを打たれましたが、その次ぎのバッターを討ち取り、

何とか1点に押さえたのです、

9回表に入り一年生の代打を続けて出しましたが三者凡退となり、9回裏になり4対1となりもう一息だと森に声をかけたのです、森が踏ん張ってツーアウトとしたのですが、PLの3番、4番に、

連続ヒットを打たれツーアウト1、3塁とされたのです、その次のバッターのライトフライを代わった一年生が取りそこね、一点追加されなおもツーアウト1、3塁のままです、タイムを要求、

してマウンドに行くと、

森は疲れた顔をしていますが、ここが正念場だと言ってスイッチはしないぞと言うと、頷くので元の位置に戻りミットを構えると外角のストレートを投げたのです、打者が降りきり大きな、

当たりがライト方向に飛びましたが、右に切れフアールです、危ないホームランだと逆点負けだったと笑うと、森も笑い胸に手を当てたのです、次ぎに渾身の力を込めてシンカーを投げる、

と、

バッターはやっと当ててフアールになったのです、多分次ぎもシンカーだと思うだろうと森は考えて真ん中に投げたのです、バッターはタイミングをずらして振り抜くと、玉は落ちず単な、

るストレートで空振り三振になったのです、打ちごろの真ん中のストレートだったのでくやしがっています、これでスリーアウトとなり4対1で二回戦を突破したのです、森に良くど真ん中、

に投げたなと笑うと、

最後の賭けだったよと言って、ヤツパリ相当研究しているなと言うので、いいんだよ、これで二試合完投だね明日は午後で連投だが頑張れよというと、明日くらいまでは持つだろうと笑っ、

たのです、これまでのところ防御率は第一位だと言ったのです、美樹達が帰って来て、由紀がお兄ちゃんよく踏ん張ったね、ハラハラドキドキでお母さんが一生懸命祈っていたよと笑うと、

すまん1人で投げるのはしんどいは、何回も真一にスイッチしてもらおうと思ったけど、多分ダメだと言うだろうと、自分に言い聞かせて投げたんだよと言ったのです、明日も代わってや、

んないよと言うと、由紀が意地悪というので、こんな試練はプロにいけば山程あるんだよ、いい経験だよと笑ったのです、ともかく勝ち抜けたのだ明日は午後から日大山形だやはり、変化、

球勝負しくるだろう、

何とか4点は取らないと森が楽にならないからなあと、ナインに言うとお～と声を出したのです、翌日の午後からは原田学園はまたも先攻です、やはり変化球のピッチャーを出して来たの、

です、辛うじて二回までに2点を取ったのですが、塁にでるも点数に結びつかず7回までは森が踏ん張り0点に押さえていたのです、8回の表にも点は取れず8回裏に2点を返され同点となり、

9回の表となったのです、

打順は真一からです、センター前にヒットを打ち盗塁してワンアウト二塁として堀田です、堀田はセカンドゴロに倒れ、東郷に期待するしか有りません、東郷は渾身の力を込めてライト線、

の奥深いところに転がし真一が返りツーアウト二塁となり、森がライト線に転がし、東郷が返り4対2として9回裏に突入したのです、森が踏ん張りきり完投で三回戦を勝ちぬけてベスト8に、

残り、

美樹達応援団は大喜びです、森これでドラフトは間違いないぞ、この辺でいいだろう、明日は一年生のピッチャーに繋いでやらせよう、三年生はまだ出ていない2人と東郷、堀田、後2年生、

と1年生だ、勝てる試合なら我々が再びでるが、負け試合なら最後までやっ貰うぞ、恥ずかしい試合はするなよと言うとハイと返事したのです、美樹達が戻って来て森君頑張ったわねと褒、

めると、由紀がお兄ちゃん偉いと笑ったのです、