第29話停留所、ペトリコール、花に嵐2018.07.28
ひと雨きそうな天気の中、故郷の停留所で息を整える。
相変わらずの後ろ姿。
嬉しい知らせがあった時に限って、ここのバスは早く来る。
花に嵐とはこの事だ。
だから一本前を選んだ。そして、ここで待つのも悪くない。
なつかしいペトリコール。
その香りに、久しぶりにゆったりした気分になった。
***
今回のお題は、停留所。
うん、バスで決定。しかも、イメージは田舎道。電車下りてすぐの所と、田んぼあぜ道の所とか、山道とかいろいろ浮びました。
とりあえず、保留。でも、田舎は決定。
ペトリコール。
これって以前のお題にあったかな?
いや、何かで調べた時のことかもしれない。でも、知っててよかった。
雨の匂い。その風情は趣きがある。
花に嵐。
どうしよう。
今回は背景がビビっときました。やっぱ寝るのって大事だと思う。
いいか悪いかは別として、ひらめいたことに感謝感激!
状況は、何かいい知らせがあって、田舎に帰るときのこと。何かは何かわかりません。
でも、いいことだってあるんですよ。
そこにいくまでは時間がかかる。なぜか急いでいる時に限って時間より前に出発するバス。
それを見越して行動して、やっぱりそうだったことに懐かしさを感じる。
そこで雨が降りそうで、ペトリコールを味わうなんていいのではないかな?
主人公は都会で暮らしている。
普段は忘れていたこの匂いもまたいいものだと思う事が出来る心の余裕。
バスを待つ間に、いい事に対する期待感も膨らむ感じ?
さて、いい事は何にしようかな?
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