第20話耳鳴り、マルチエンディング、世界五分前仮説2018.05.26
確か、世界五分前仮説だったか。僕の記憶が、僕のものだという確証はない。
なら、僕が今していることは、未来の僕につながるのだろうか?
マルチエンディングのように、この選択で変わっていくのか?
襲いくる耳鳴りは、まるで僕をあの扉に近づかせたくないかのように、ますます激しさを増していた。
***
毎回思うです。
バラバラの物語ではなく、主人公や登場人物を固定してみたいと。
そして、今回のお題はまさにうってつけでした。
世界五分前仮説。
記憶に関係したキーワード。しかも、マルチエンディングときました。
正直、今回ほど小躍りしたくなったお題はないですね。
前回、培養槽で作られたクローンたち。その中の一人が何かを知った。
隠された知識。
秘密の扉。
当然、そこには門番がいる。その門番は物理的なものではなく、精神的なものからくる。
うーん。耳鳴りってつかえるわ。
珍しく、ぽんぽんぴーん! って感じでした。
自分で縛りをつけると、自由な発想にならないことは分かっているのですが、一度だけつながりのある物語にしたかったです。
今回、期せずしてかなったことに、本当に感謝ですね!
ただ、前回の後なのか、前かといわれると……。やはり前でしょうか?
扉の向こうには、培養槽のモニタールームとか。
となると、記憶に疑問を持つエピソードも欲しくなるです。
いつかそんなお題が出ることを願って、今回はこんな感じです!
自己満足全開のお話に、お付き合いいただきありがとうございます!
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