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2018年11月11日 10:01
更新お疲れ様です。春が躊躇いながらも、この流れで話を切り出せたのはよほど「南美川幸奈を人間に戻す」という行為を切望しているのだなと感じます。未だ彼の行動原理は分かりませんが、凄まじく強い感情だなと震えますね。その彼が絶句する幸奈の答がもう……プロポーズや結婚を、もはや叶わぬ夢として羨む幸奈。婚約者だった狩理を含む親しい人々に裏切られ、会う人全てに虐げられてもなお、彼女は「人間」を嫌わないし「人間としての幸福」を羨む。そんな強さを見せる他方で、人間に戻ることや幸せを得ることを諦めてしまっているように感じられて、胸が締め付けられますね……
作者からの返信
いつもありがとうございます!幸奈は、もともと人間が好きなのですよね。幼いころや高校時代から、それはずっとそうだったのだと思います。ただ、あまりに無邪気すぎたゆえに婚約者や妹などのヘイトを買い、あまりに無垢であったゆえに劣った相手を、人間、とみなせなかっただけで。ひとではないという烙印を押されてからそれらの事実に気がついた彼女は、たぶんもう自分はそこに値しないと思っていつも見上げながら、諦めているのでしょう……。
更新お疲れ様です。
春が躊躇いながらも、この流れで話を切り出せたのはよほど「南美川幸奈を人間に戻す」という行為を切望しているのだなと感じます。
未だ彼の行動原理は分かりませんが、凄まじく強い感情だなと震えますね。
その彼が絶句する幸奈の答がもう……
プロポーズや結婚を、もはや叶わぬ夢として羨む幸奈。
婚約者だった狩理を含む親しい人々に裏切られ、会う人全てに虐げられてもなお、彼女は「人間」を嫌わないし「人間としての幸福」を羨む。
そんな強さを見せる他方で、人間に戻ることや幸せを得ることを諦めてしまっているように感じられて、胸が締め付けられますね……
作者からの返信
いつもありがとうございます!
幸奈は、もともと人間が好きなのですよね。幼いころや高校時代から、それはずっとそうだったのだと思います。
ただ、あまりに無邪気すぎたゆえに婚約者や妹などのヘイトを買い、あまりに無垢であったゆえに劣った相手を、人間、とみなせなかっただけで。
ひとではないという烙印を押されてからそれらの事実に気がついた彼女は、たぶんもう自分はそこに値しないと思っていつも見上げながら、諦めているのでしょう……。