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2018年12月20日 08:37
1日で決勝戦までやると、シード選手とは言え、かなりの疲労と思います。 技やそのタイミングも重要と思いますが、最後に物を言うのは体力といったところでしょうか? リュックさんのおっしゃるとおり、煙草は持久力に陰を落とします。その辺りに差が出てしまっての決着と、分かるように表現されていたと思いました。 揺動作戦? の会話で、リュックさんとジェレミーさん、2人の違いをうまく引き出せていました。 ここで、ごめんなさい、作品中で、「陽動作戦」と、ありましたが、「揺動作戦」ではないでしょうか? ご確認願えれば幸いです。 勝利のすぐあと、リュックさんはアメリさんへと向かい、動きがよくなった理由に「守るものができたからだよ」と胸を張る! それ! カッコよかったです! 女性であればこんな風に言われたいことでしょう。 多くの女性読者が持つ、はっきりと口に出せない、そんな淡い期待に、フィクションと言う枠の中ではありますが、リュックさんがカッコよく応えてくれました。 読んだ女性は、心地よく感じたことと思います。 合間妹子様は読み手の欲しいものを、よくご存知であると改めて関心いたしました。 長いキスはやっぱり、裏で囁かれている噂が関係しているように思えてなりません。リュックさんはそんな噂を一気に吹き飛ばそうと、公衆の面前でキスしたように思えました。優しい男の一面と、私はとらえました。 かくいう、かの雑魚さんたちはキーキー言っていたようです。 リュックさんの思惑通りといった感じでした。よかったです。 キスを見て反応する家族の人たちを描いているのも、よかったです。 そのため、読者はキス自体を俯瞰(ふかん)できて、その俯瞰の輪に加わっている錯覚を得ます。共感し易いうまい手法でした。勉強になります。 そして、そのキスを実質的に止めたのが、あのクロードさんですね。立場上、性格上、長い時間、見過ごせなかったためでしょう。 合間妹子様が、要所要所で、うまくキャラを使っていると思いました。ボケと突込みがガッチリと、かみ合ったようでした。(ちょっと、表現が違うかな?) 最後のジェレミーさんの囁きです。揺動作戦の流れが、ここに開放されたようでした。 そうなんですね。あの本を貸した張本人なんですから、揺動ネタにはきちんとした裏づけがあった訳なんですね。 こういう話のつながりを読むのも楽しいものです。 その時に見せたアメリさんの反応も、メッチャかわいかったですよ。 その愛らしさが、読者の好感度をアップさせることでしょう。 そして、忘れてはいけない内容がもう1つ。 久しぶりに王妃様のご登場と相成(あいな)りました。 リュックさんのお母さん、ジョアンヌさんの気持ちをほぐしてくれました。 ただ、男女関係を面白がっているだけではなく、面白がるにもきちんと責任を負う姿勢がいいですね。王妃様の魅力を引き立てていました。 また、第2王子が生まれたようで、おめでとうございます。 騒ぎの素にならないように、育って欲しいものです。 そんな感じで、漫画表現として見たくなってしまうような、今回のお話でした。(漫画とか書いてすいません) コミカルな要素が多くて、大いに楽しめました。 本トに、ありがとうございました!
作者からの返信
そうですね、亜逢さまのおっしゃる通り決勝戦まで一日で済んでしまうということは上に進むほど騎士の方には負担ですね。スタミナ、持久力、剣の腕、その日の体調など色々な要素が絡み合って勝敗が決まる騎士道大会です。 普段の稽古ではほぼ互角の腕のリュックとジェレミーの決勝戦でした。最後にはリュックが白星を挙げ婚約記念日に花を添えました。良かったですね、ロマンティストのリュックは満足していることでしょう。 陽動と揺動を辞書で調べてみました。この場合は敵の気を逸らすという意味で陽動が正しいです。揺動はゆれ動くこと、ゆり動かすことという意味です。中々日本語って難しいですね。勉強になりました。 この回のリュックはカッコよさ二割り増しですよね。守るものができたから、という彼の台詞には私も萌えます。彼はアメリと婚約までこぎつけたことがよほど嬉しいのでしょう、大衆の面前で堂々とキス(しかも長い!)をしています。雑魚さんたちももう悲痛な叫びをあげる以外できません。 リュックとアメリの家族各人の反応もそれぞれ分かり易く、書くのが楽しかったです。ジェレミーは面白がって邪魔をしに入り、クロードは表彰台でイライラし始めるところもボケツッコミというか、個性が出ています。 ジェレミーの作戦は失敗して彼は再び優勝を逃したものの、特に悔しそうにしているわけでもなく、アメリにまでいらんことをそっと聞いています。彼は要するに人をからかって楽しんでいるだけのようですね。アメリの反応を見てご満悦のようです。リュックはジェレミーとアメリがやたら仲がいいのがまだ少し気になるところです。心配はいらないですよね、ただの友人です。ジェレミーに女友達というのが少々違和感があるのでしょう。 王妃さまはリュックの両親がアメリのことを最初認めていなかったことを知ってか知らずか、さりげなくアメリのことを持ち上げる行動に出ました。要所要所で王妃さまは気の利いた行動に出ますよね。ただ面白がってけしかけているだけではないのです。トーマ第二王子も無事に生まれ、何よりでした。 この作品ではなくシリーズ次作なのですが、特にギャグシーンは某漫画を思い出します、と以前言われました。私はその漫画を意識して書いたわけではないのですが、言われてみれば納得でした。しかも私はその漫画大好きなのです。作者としては、読者の方々それぞれの感性で読んでいただけるのが何よりです。
2018年4月26日 23:06
リュックとジェレミーのやりとりが好きです。ジェレミーはどんな女性と恋に落ちるのでしょう?
ジェレミーさまもねえ、、、周りの人間をつかまえてはセクハラ発言ばかりしてないでご自分も早く幸せになって欲しいものです。
2018年4月26日 19:38
アメリを持ち上げてくれた王妃様ナイス!ジュアンヌもこれなら祝福してくれますね。ジェレミーの陽動作戦、かなりいいところまで行きましたけど、最後はリュックが勝ちましたね。やはりアメリが見ているから頑張れたのでしょうね。「リュックのバカァ」は今回もありましたね。大勢の前でのバカップル、ごちそうさまです。
ジョアンヌは一度アメリを伯爵家の嫁と認めたからにはもう周りが何と言おうがアメリの味方です。上手くまとまって本当に良かったです。リュックは婚約記念日を見事優勝で飾れ有頂天。バカップルまっしぐらでもアメリ好きスキオーラ大放出でも許してあげましょう。
1日で決勝戦までやると、シード選手とは言え、かなりの疲労と思います。
技やそのタイミングも重要と思いますが、最後に物を言うのは体力といったところでしょうか?
リュックさんのおっしゃるとおり、煙草は持久力に陰を落とします。その辺りに差が出てしまっての決着と、分かるように表現されていたと思いました。
揺動作戦? の会話で、リュックさんとジェレミーさん、2人の違いをうまく引き出せていました。
ここで、ごめんなさい、作品中で、「陽動作戦」と、ありましたが、「揺動作戦」ではないでしょうか? ご確認願えれば幸いです。
勝利のすぐあと、リュックさんはアメリさんへと向かい、動きがよくなった理由に「守るものができたからだよ」と胸を張る!
それ! カッコよかったです!
女性であればこんな風に言われたいことでしょう。
多くの女性読者が持つ、はっきりと口に出せない、そんな淡い期待に、フィクションと言う枠の中ではありますが、リュックさんがカッコよく応えてくれました。
読んだ女性は、心地よく感じたことと思います。
合間妹子様は読み手の欲しいものを、よくご存知であると改めて関心いたしました。
長いキスはやっぱり、裏で囁かれている噂が関係しているように思えてなりません。リュックさんはそんな噂を一気に吹き飛ばそうと、公衆の面前でキスしたように思えました。優しい男の一面と、私はとらえました。
かくいう、かの雑魚さんたちはキーキー言っていたようです。
リュックさんの思惑通りといった感じでした。よかったです。
キスを見て反応する家族の人たちを描いているのも、よかったです。
そのため、読者はキス自体を俯瞰(ふかん)できて、その俯瞰の輪に加わっている錯覚を得ます。共感し易いうまい手法でした。勉強になります。
そして、そのキスを実質的に止めたのが、あのクロードさんですね。立場上、性格上、長い時間、見過ごせなかったためでしょう。
合間妹子様が、要所要所で、うまくキャラを使っていると思いました。ボケと突込みがガッチリと、かみ合ったようでした。(ちょっと、表現が違うかな?)
最後のジェレミーさんの囁きです。揺動作戦の流れが、ここに開放されたようでした。
そうなんですね。あの本を貸した張本人なんですから、揺動ネタにはきちんとした裏づけがあった訳なんですね。
こういう話のつながりを読むのも楽しいものです。
その時に見せたアメリさんの反応も、メッチャかわいかったですよ。
その愛らしさが、読者の好感度をアップさせることでしょう。
そして、忘れてはいけない内容がもう1つ。
久しぶりに王妃様のご登場と相成(あいな)りました。
リュックさんのお母さん、ジョアンヌさんの気持ちをほぐしてくれました。
ただ、男女関係を面白がっているだけではなく、面白がるにもきちんと責任を負う姿勢がいいですね。王妃様の魅力を引き立てていました。
また、第2王子が生まれたようで、おめでとうございます。
騒ぎの素にならないように、育って欲しいものです。
そんな感じで、漫画表現として見たくなってしまうような、今回のお話でした。(漫画とか書いてすいません)
コミカルな要素が多くて、大いに楽しめました。
本トに、ありがとうございました!
作者からの返信
そうですね、亜逢さまのおっしゃる通り決勝戦まで一日で済んでしまうということは上に進むほど騎士の方には負担ですね。スタミナ、持久力、剣の腕、その日の体調など色々な要素が絡み合って勝敗が決まる騎士道大会です。
普段の稽古ではほぼ互角の腕のリュックとジェレミーの決勝戦でした。最後にはリュックが白星を挙げ婚約記念日に花を添えました。良かったですね、ロマンティストのリュックは満足していることでしょう。
陽動と揺動を辞書で調べてみました。この場合は敵の気を逸らすという意味で陽動が正しいです。揺動はゆれ動くこと、ゆり動かすことという意味です。中々日本語って難しいですね。勉強になりました。
この回のリュックはカッコよさ二割り増しですよね。守るものができたから、という彼の台詞には私も萌えます。彼はアメリと婚約までこぎつけたことがよほど嬉しいのでしょう、大衆の面前で堂々とキス(しかも長い!)をしています。雑魚さんたちももう悲痛な叫びをあげる以外できません。
リュックとアメリの家族各人の反応もそれぞれ分かり易く、書くのが楽しかったです。ジェレミーは面白がって邪魔をしに入り、クロードは表彰台でイライラし始めるところもボケツッコミというか、個性が出ています。
ジェレミーの作戦は失敗して彼は再び優勝を逃したものの、特に悔しそうにしているわけでもなく、アメリにまでいらんことをそっと聞いています。彼は要するに人をからかって楽しんでいるだけのようですね。アメリの反応を見てご満悦のようです。リュックはジェレミーとアメリがやたら仲がいいのがまだ少し気になるところです。心配はいらないですよね、ただの友人です。ジェレミーに女友達というのが少々違和感があるのでしょう。
王妃さまはリュックの両親がアメリのことを最初認めていなかったことを知ってか知らずか、さりげなくアメリのことを持ち上げる行動に出ました。要所要所で王妃さまは気の利いた行動に出ますよね。ただ面白がってけしかけているだけではないのです。トーマ第二王子も無事に生まれ、何よりでした。
この作品ではなくシリーズ次作なのですが、特にギャグシーンは某漫画を思い出します、と以前言われました。私はその漫画を意識して書いたわけではないのですが、言われてみれば納得でした。しかも私はその漫画大好きなのです。作者としては、読者の方々それぞれの感性で読んでいただけるのが何よりです。