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2018年12月14日 08:08 編集済
隠せないものなんですね。 アメリさんがリュックさんと一緒に、少し遅い帰宅。スザンヌさんにはお見通しだったようです。 まあ、リュックさんがボション家を始めに訪ねたのですから、その時から想像が予測を呼んでいたのかも知れません。 ビアンカさんの弟、セドリック君がリュックさんを睨むのも分かります。年上だけど、アメリさんがいい子なだけに、「こいつっ!」と思ったことでしょう。 そして、遅く帰宅、「こいつっ! こいつっ! こいつうっっ!」と思ったのかな? その辺はよく分かりませんでした。 ビアンカさんの妹、リナさんの結婚式を機に、アメリさんは王都へ戻りました。ビアンカさんをタイミングよく帰省させるための行事? でした。 うまく、物語が作り込まれているなぁと思いました。 クロードさんはビアンカさんに同行できなかったんですね。義妹の結婚式なのに出席できないなんて、ちょっとかわいそうでした。 でも、まあ、理由としては仕方ないですね。その通りと納得でした。 その代わり、仕事を放り出してでも、ビアンカさんを迎えに出る。「しょげた大型犬」と比喩されたように、忠実なワンちゃんみたいでした。 この比喩は、とてもよかったと思いました。ピッタリでした。合間妹子様のセンスが光っていました。 クロードさんがリュックさんにアメリさんの帰りを教えているとか、クロードさんにしては大盤振る舞いと思いました。しかも、ウィンクまで! ビアンカさんの影響をひしひしと感じました。「君臨すれども統治せず」とか、思ってしまいました。えっ? 意味が違う? すいませんでした。 前後しますが、ビアンカさんはアメリさんの未来を見ていたんですね。ここは、合間妹子様にしてやられたと思いました。考えてもいませんでしたから。 作者ではありますが、どれだけキャラを見てるんだ? と感心、感心でした。 アメリさんもビアンカさんにヤバイシーンまで見られてたらと、思うと顔を赤くするのも分かります。このシリーズでビアンカさんの存在は大きいようです。 最後に、アメリさんのお話なのですが、ビアンカさんとジェラールさんとの昔話のシーンがありました。 人のつながりを忘れない合間妹子様の想い・姿勢が伝わり、暖かいものを感じました。嬉しかったです。追伸 前回のコメントに返信をありがとうございました。そして、気を遣わせてしまい、申し訳ありませんでした。 私だったら恥ずかしいので、そう書いてしまいました。私はそのコメントを書いていて少し恥ずかしかったですが、嫌々ではありませんでした。喜んで、とまではいきませんが、それなりに楽しんで書きましたので、お気になさらないでください。 お心遣いありがとうございました。
作者からの返信
スザンヌ母さんには何もかもお見通しです。まあ遠い南部までわざわざアメリを追いかけて来たリュック、しかも二人の間にあった壁(アメリ一人が築いていたものでしたが)もなくなり気持ちが通じ合ったのですからね。いくら敬虔で厳しいスザンヌさんも今回ばかりは大目に見てくれました。 ビアンカの弟セドリック君はこの時15歳です。アメリには淡い憧れを抱いていますが、それがあっけなく打ち砕かれました。「こいつっ! こいつっ! こいつうっっ!」と思った彼も、アメリの幸せが何よりだと祝福してくれていることでしょう。 秋の結婚式の時に家族とは再会していたビアンカですが、妹の結婚という家族にとって一大行事に帰省します。就職してから帰省するのは初めてです。もっとゆっくりしたかったでしょうが、愛する夫を王都に一人残して来たので今回は数日だけの滞在となりました。 クロードは何と言っても公爵様ですからね、ボション領にはまず泊まるところがありません。その他諸事情にもより、今回は一人お留守番でした。 ビアンカの魔力を感じて彼女が王都に近付いてくるということが分かったクロードは居てもたっても居られず、仕事をサボって迎えに行ってしまいます。ビアンカにそれをたしなめられるも、とっても嬉しそうな彼、しっぽをフリフリしている姿が目に浮かびますねー。 リュックとは犬猿の仲に見えましたが、実はビアンカの言うように彼には一目置いているクロードなのです。リュックとアメリの仲が上手くいったことも彼なりに喜んでいるのでしょう。それにビアンカという生涯の伴侶を得た彼ですから、長い事離れていた恋人同士がやっと再会できるその喜びも分かるようになりました。ですからリュックにもアメリの帰還を教えてあげたのでしょうね。 上機嫌の彼、アメリにまでウィンクしています。これもビアンカの影響でしょうか。彼のお茶目な一面が見られるのは正にビアンカのおかげです。 ビアンカが近未来が見えたり、人の気持ちが分かったりするのは彼女の意志ではなく、時々ふと彼女に起こる現象なのです。親しい人やあまりに強い感情を抱いている人の将来や考えていることが彼女の脳裏に流れ込んでくるようです。 アメリがボション領に行きたいとビアンカに相談した時に、彼女はアメリの手を握ってしばらく考えた後に「しばらく南部でゆっくりするのもいいかもね」と賛成してくれました。その時に見えていたのですね。ビアンカの脳裏に映るものははっきりしたものではありませんし、一瞬のことですから……ビアンカの目に触れる前にヤバめなシーンはカットされているのでしょう。 ビアンカの原点は南部ボション領のあの教会です。ジェラール牧師が息も絶え絶えな生まれたてのビアンカを見つけて保護していなければ物語は始まらなかったのですね。その同じ教会で親友のアメリがリュックとの結婚を決めました。何だか不思議な巡り合わせです。 最終話まであと少しです。二人の気持ちが通じ合ったので、もうこれからはずっと安心して読んでいただけると思います。時々甘々になりますが、もう前回のような恥ずかしくなるシーンはありません!
2018年4月26日 23:00
クロードのウィンクとは、アメリも珍しいものを見られましたね!
コメントありがとうございます。最近はでれでれクロードもそうレアキャラでもなくなってきてますね。しかし彼のウィンクは威力ありそうです。
2018年4月25日 05:01
ジェラール牧師、懐かしい。思えばこの人がビアンカを見つけなければ、後にクロードと出会うことも、今こうしてアメリがボション領に来ることも無かったですね。ビアンカとの会話は読んでいて胸が温かくなりました。一方その頃のクロード。きっとご主人様を待つ忠犬みたいな感じでビアンカが戻ってくるのを待っていたのでしょうね。
コメントありがとうございます。ジェラール牧師にボション一家のいるボションの町、素朴で暖かいビアンカの故郷です。アメリにとっても第二の我が家でしょう。はてはて、泣く子も黙る鬼の副総裁クロードはいずこへ???
編集済
隠せないものなんですね。
アメリさんがリュックさんと一緒に、少し遅い帰宅。スザンヌさんにはお見通しだったようです。
まあ、リュックさんがボション家を始めに訪ねたのですから、その時から想像が予測を呼んでいたのかも知れません。
ビアンカさんの弟、セドリック君がリュックさんを睨むのも分かります。年上だけど、アメリさんがいい子なだけに、「こいつっ!」と思ったことでしょう。
そして、遅く帰宅、「こいつっ! こいつっ! こいつうっっ!」と思ったのかな?
その辺はよく分かりませんでした。
ビアンカさんの妹、リナさんの結婚式を機に、アメリさんは王都へ戻りました。ビアンカさんをタイミングよく帰省させるための行事? でした。
うまく、物語が作り込まれているなぁと思いました。
クロードさんはビアンカさんに同行できなかったんですね。義妹の結婚式なのに出席できないなんて、ちょっとかわいそうでした。
でも、まあ、理由としては仕方ないですね。その通りと納得でした。
その代わり、仕事を放り出してでも、ビアンカさんを迎えに出る。「しょげた大型犬」と比喩されたように、忠実なワンちゃんみたいでした。
この比喩は、とてもよかったと思いました。ピッタリでした。合間妹子様のセンスが光っていました。
クロードさんがリュックさんにアメリさんの帰りを教えているとか、クロードさんにしては大盤振る舞いと思いました。しかも、ウィンクまで!
ビアンカさんの影響をひしひしと感じました。「君臨すれども統治せず」とか、思ってしまいました。えっ? 意味が違う? すいませんでした。
前後しますが、ビアンカさんはアメリさんの未来を見ていたんですね。ここは、合間妹子様にしてやられたと思いました。考えてもいませんでしたから。
作者ではありますが、どれだけキャラを見てるんだ? と感心、感心でした。
アメリさんもビアンカさんにヤバイシーンまで見られてたらと、思うと顔を赤くするのも分かります。このシリーズでビアンカさんの存在は大きいようです。
最後に、アメリさんのお話なのですが、ビアンカさんとジェラールさんとの昔話のシーンがありました。
人のつながりを忘れない合間妹子様の想い・姿勢が伝わり、暖かいものを感じました。嬉しかったです。
追伸
前回のコメントに返信をありがとうございました。そして、気を遣わせてしまい、申し訳ありませんでした。
私だったら恥ずかしいので、そう書いてしまいました。私はそのコメントを書いていて少し恥ずかしかったですが、嫌々ではありませんでした。喜んで、とまではいきませんが、それなりに楽しんで書きましたので、お気になさらないでください。
お心遣いありがとうございました。
作者からの返信
スザンヌ母さんには何もかもお見通しです。まあ遠い南部までわざわざアメリを追いかけて来たリュック、しかも二人の間にあった壁(アメリ一人が築いていたものでしたが)もなくなり気持ちが通じ合ったのですからね。いくら敬虔で厳しいスザンヌさんも今回ばかりは大目に見てくれました。
ビアンカの弟セドリック君はこの時15歳です。アメリには淡い憧れを抱いていますが、それがあっけなく打ち砕かれました。「こいつっ! こいつっ! こいつうっっ!」と思った彼も、アメリの幸せが何よりだと祝福してくれていることでしょう。
秋の結婚式の時に家族とは再会していたビアンカですが、妹の結婚という家族にとって一大行事に帰省します。就職してから帰省するのは初めてです。もっとゆっくりしたかったでしょうが、愛する夫を王都に一人残して来たので今回は数日だけの滞在となりました。
クロードは何と言っても公爵様ですからね、ボション領にはまず泊まるところがありません。その他諸事情にもより、今回は一人お留守番でした。
ビアンカの魔力を感じて彼女が王都に近付いてくるということが分かったクロードは居てもたっても居られず、仕事をサボって迎えに行ってしまいます。ビアンカにそれをたしなめられるも、とっても嬉しそうな彼、しっぽをフリフリしている姿が目に浮かびますねー。
リュックとは犬猿の仲に見えましたが、実はビアンカの言うように彼には一目置いているクロードなのです。リュックとアメリの仲が上手くいったことも彼なりに喜んでいるのでしょう。それにビアンカという生涯の伴侶を得た彼ですから、長い事離れていた恋人同士がやっと再会できるその喜びも分かるようになりました。ですからリュックにもアメリの帰還を教えてあげたのでしょうね。
上機嫌の彼、アメリにまでウィンクしています。これもビアンカの影響でしょうか。彼のお茶目な一面が見られるのは正にビアンカのおかげです。
ビアンカが近未来が見えたり、人の気持ちが分かったりするのは彼女の意志ではなく、時々ふと彼女に起こる現象なのです。親しい人やあまりに強い感情を抱いている人の将来や考えていることが彼女の脳裏に流れ込んでくるようです。
アメリがボション領に行きたいとビアンカに相談した時に、彼女はアメリの手を握ってしばらく考えた後に「しばらく南部でゆっくりするのもいいかもね」と賛成してくれました。その時に見えていたのですね。ビアンカの脳裏に映るものははっきりしたものではありませんし、一瞬のことですから……ビアンカの目に触れる前にヤバめなシーンはカットされているのでしょう。
ビアンカの原点は南部ボション領のあの教会です。ジェラール牧師が息も絶え絶えな生まれたてのビアンカを見つけて保護していなければ物語は始まらなかったのですね。その同じ教会で親友のアメリがリュックとの結婚を決めました。何だか不思議な巡り合わせです。
最終話まであと少しです。二人の気持ちが通じ合ったので、もうこれからはずっと安心して読んでいただけると思います。時々甘々になりますが、もう前回のような恥ずかしくなるシーンはありません!