応援コメント

第二十四話 善因善果」への応援コメント

  •  前作で少しだけ登場したアントワーヌさんが、今作でも登場しました。

     今のところ、脇役でしょうか?
     アメリさんに急接近という感じには見えませんね。


     「御三家」、まだ使っても大丈夫な言葉のようで、ホッとしました。
     私事ですが、公募の評価書等で、言葉が古いとの指摘を受けたことがあるのです。「っぱねえなぁ」とか、新しい言葉も率先して使っているのですが、どうやら、時々、もう使われない言葉を出してしまっているようで、対象の読者層には違和感があるようです。なので、言葉の意味はさることながら、古さも気にしている次第です。私事ですいませんでした。


     応援メッセージに戻ります。
     その御三家は、今作では全体のトップ3というより、それぞれの部門のトップ1名を集めた感じのようです。使い方も色々あって参考になります。

     侍女達の噂には、なかなか、ビックリでした。アダルト向けの漫画レベルでしょうか? 18歳未満は入場できない領域ですね。

     どこの職場の女性陣も、こんな感じなのでしょうか?
     噂の輪に入れない女性も居そうな気がします。聞くだけとか?

     当のアントワーヌさんが聞いたら、顔で笑って心でドン引きかも知れませんね。

     でも、なかなか、リアリティーのある演出でした。こういうのって、書いてても恥ずかしいものですから、合間妹子様の勇気を称えます。


     そのアントワーヌさんも、貴族について調べて記憶しています。その交友関係まで把握しているとは、噂好きの侍女達も真っ青なことでしょう。

     彼の場合、興味本位ではなく仕事に役立てたい気持ちからでしょう。仕事に対して真面目に取り組んでいる様子がうかがえます。その知識、ゆくゆくは出世に関わってきそうですね。

     侍女達だけでなく、彼の将来を期待している大人達も多く居ることでしょう。


     最後に伏字の使い方です。OやXをどれか1種類で使うのではなく、言葉ごとに使い分けているところに目を引きました。こうすると、伏字にもそれぞれ存在感ができますね。
     小さい所ですが、いいな、と思いました。



    作者からの返信

     前作「世界」でクロードの惚気を聞かされるためだけに登場したアントワーヌ君の再登場でした。前作では学生だった彼も、学院を優秀な成績で卒業し、文官として王宮に就職しました。アメリには急接近しませんが、とても頼りになる彼です。あの手切れ金も彼の助言で有効利用?が出来そうです。

     御三家って古い言葉なのでしょうか?私もですね、年齢のせいもあるのでしょうが、流行りの言葉などには疎いのです。年代的には新御三家世代よりもちょっとだけ若いのですが……ご存知のように亜逢さまの「花バト」の対象読者層からはかなり外れております。

     亜逢さまのおっしゃるように、御三家とはある分野で秀でた三者を指す言葉なのですよね。ということは三つの分野のそれぞれのトップの三人は正確には何と呼べば良いのでしょう?三巨頭、三本柱、三羽烏、何だかちょっと違うような……私には男性アイドル歌手を指して使うというイメージが大きいので、やっぱりサンレオナール王宮の男性アイドル三人も御三家がしっくりくるような……

     アメリの先輩侍女達の噂話は伏字のオンパレードです。アメリは会話には加わらないものの、興味もあるのでいつも耳をダンボにして聞いているようです。田舎の敬虔な養父母の元でそだったビアンカには???な内容です。

     噂されているアントワーヌ君本人はどう思っているのでしょうね?シリーズ作もう少し進むと、特に年上のお姉さま方から無駄にモテることについて彼自身コメントしています。とりあえず今は就職したばかりで彼も忙しく、お姉さま方とめくるめく時を過ごす暇もないでしょうねぇ。

     アメリの回想だけですけれども、私も書くのが恥ずかしかったので『筆おろし』以外は全伏字です。普通なら私も一部伏字なのですが、例えば『筆お〇し』のように。

     アントワーヌ君は一年飛び級をして学院を出ているので新人の中でも更に若いのですね。彼は並大抵ではない努力家です。王都近辺の貴族の名前を覚えているのと、アメリの交友関係を把握しているのには彼なりの事情があるのですが、ここでは触れていません。とにかく勤勉で真面目な彼、男爵家の次男ですが将来はきっと大物に化ける予感がしますね。

     伏字は単語一つだけなら大抵私は〇を使います。今回は単語が三つなので変えてみました。

    『私はOOOOやOoOしてあげたいわぁ。OOOOooOでもいいわよー』

     いかがわしすぎて文字全てを伏せたこともあり、このように全てOとoにすると少し見にくいような気もしましたしね。全て伏せましたが、開拗音や促音の大きさは再現しております。一応彼女が何を言っているかお知りになりたい読者の方への小ヒントということです。

  • 御三家とか……(笑)

    こういう宮廷の女官達の間でリアル(?)にありそうな
    噂話や格付けで、変な所で感心してしまいました(笑)

    作者からの返信

     ビジョンさま、お読みいただき、そして応援コメントありがとうございます!

     いつの世も女性は噂話が好きですからね。品のないことも言っていますが、彼女たちにとってはそれがストレス解消にもなっているのでしょう。

     第一作「この世界の何処かに」の構想を練っている時に、この話の男主人公は魔術師だから今度は騎士がいいかなあ、なんてぼんやりと考えていたのですね。だからこの二作目「貴方の隣に立つために」は近衛騎士が主人公の話になりました。

     そして文官もいいよね、とも思い始めたのです。で、御三家がそれぞれ男主人公のシリーズ作を書くことを決定しました。ただ今シリーズ作は四作目の最終作が完結したところです。ん、一つ多いですね?そうなんです、結局御三家+もう一人の四つのお話になりました。

    編集済
  • アントワーヌ、優秀で礼儀正しくて、将来が期待できそうです。
    まだ新人ですが、侍女のお姉さま方に活力を与えるという意味では早くも大活躍していますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    アントワーヌ君、とても頼りになるいい子です。年上のお姉さまに人気なのも頷けます。実はアメリも彼より一つ年上。ところでアメリは手切れ金を何に使うのでしょうね?

    ここだけ?の話、この回の題名は最初「情けは人の為ならず」だったのです。今の題名もまあ意味は同じですが。この言葉は後々別のところで使おうと思って変更しました。アントワーヌ君には話中で因果応報と言わせてみました。異世界でも仏教用語?

    昨日私が読ませて頂いた無月さまの「吸血鬼」でも主人公二人が「情けは人の為ならず」を使っていましたよね。丁度タイミング良く同じことを皐月ちゃんも言ってるので「おぉ!偶然!」と感動しました。