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2018年11月14日 08:24
アメリさんとリュックさん、どちらもすんなりと相手を受け入れました。意地を張るとか、駆け引きとか、といったような場面はありませんでしたね。自らの心に素直な2人でした。 また、「一度軽いキスを彼女の唇に落とした」の「落とした」の表現がよかったと思いました。 身長差を感じますし、キスをした側のリュックさんの積極性も感じます。さらに、アメリさんもキスを受けている筈です。受け取ったキス以上に、リュックさんの想いも受け取れたようで、アメリさんの幸せも感じてしまいました。 「落とした」は、シンプルでしたが、大変いい表現と思いました。 えーと、ちょっと気になった点もありました。テラスへ出るきっかけです。 ダンスはお祖父さんがいる手前、その流れで違和感がなかったのですが、2人だけでテラスに出るには、特に女性にとっては勇気がいることと思います。建物の中よりも暗いと思いますので……。 おそらく、リュックさんがテラスへ誘ったのだと思いますが、誘うにしても恐る恐るだったのかも? なんて想像してしまいます。 アメリさんがキスを警戒していると、リュックさんが疑っているのかも知れない、とか私は思っていました。なので、警戒を解くようなシーンがあったのかもと、想像した次第です。 それが、小さな駆け引きに思えて、私なりに勝手に想像させてもらいました。(駆け引きの細かい想像は省略いたします) だから、リュックさんが改めて「またキスしてもいいか?」と、あらかじめ了解を求めたのではないだろうか? と私自らの想像へ勝手に関連付けてしまいました。 たぶん違うと思いますが、なんか、そんな想像までできてしまい、ちょっと嬉しかったです。 そして、ちゃんとジェレミーさんは見張っていましたね。王妃様への手土産もできたようです。 報告を受けた王妃様は、次にどういう態度に出るのでしょうか? 注目ですね。 最後に、ビアンカさんとクロードさんの朝のシーンは、オマケ的ではありましたが、読んだ皆さんが食らいついたことと思います。 そのくらいに、インパクトがありました。 しかも、直接的な表現がありません。そこが、うまいです! ふんわりと薄絹で包んだような表現が、実によかったです。 オマケ以上の価値を提供していたように感じました。読み手には嬉しいサービスシーンでした。
作者からの返信
亜逢さま この回は今から考えてみると結構内容が盛り沢山でした。 家族ではなく、友人の結婚式というものはロマンティックな気分に浸りきることが出来る場だと思うのです。ですからこの二人もこの時だけは素直になって、ダンスを踊り二人きりでテラスに出て……うふふ 二人ともダンスを何曲か踊ってもまだもう少し一緒に居たかったのだと思います。それも人の多い屋内ではなくてもう少し静かな二人っきりになれるところへ、私としてはそれが自然な成り行きかと。アメリの心境としては、リュックは女性には不自由していないことだし、まさか公爵家のお宅で無体を働くなんてことはないだろうとの考えだったのでしょう。あまりに戻るのが遅いとデジャルダン子爵だって探しに来るかもしれませんしね。 キスを落とす、の他にはキスの雨を降らせる、という表現も私は好きですね。こちらはまだ小説では使ったことがありません。いつか使ってみたいです。 リュックにしてみれば前回王宮の庭で無理矢理いきなりキスをして『リュックのバカ!』と言われてしまったので、恐る恐る尋ねてみたのでしょう。飲み屋のイザベルさんにも素直に気持ちをぶつけてみれば、との助言をもらったことですしね。それがアメリにも伝わって良かったです。やはり、ビアンカが結婚してラブラブムードが影響したのでしょうか? ジェレミー氏はもちろん二人の後をつけて全て見ていましたね。後日王妃さまに報告すると、彼女も少しは満足することでしょう。王妃さまはまだ物足りなくてまた色々とちょっかいを出してくるでしょうか? 前作の「世界」ではビアンカとクロードの式の様子もあまり書きませんでした。それはそれで私的には良かったのです。この作品では結婚後のラブラブな二人を時々登場させて楽しんでいます。(それでも私のイメージとしてビアンカはあまりオトナな露骨な表現では書かないようにしています)読者の皆さまも同じように楽しんで下さると嬉しいですね。
2018年4月8日 18:40
少し前まですれ違っていたのが嘘のような急接近。理性で衝動を押さえつけるリュックが微笑ましいです。ビアンカ、クロードだけでなく、この二人の周りにも胸焼け警報が発令されます。
コメントありがとうございます。ビアンカ&クロード周辺の局所的胸やけ警報はもう解除されることはないでしょう。が、アメリ&リュックの方は……とりあえず、公爵家の晩餐会では場の雰囲気も手伝い、二人素直になれて急接近。しかし、雲行きが少し怪しくなったところで次回に続きます。
アメリさんとリュックさん、どちらもすんなりと相手を受け入れました。意地を張るとか、駆け引きとか、といったような場面はありませんでしたね。自らの心に素直な2人でした。
また、「一度軽いキスを彼女の唇に落とした」の「落とした」の表現がよかったと思いました。
身長差を感じますし、キスをした側のリュックさんの積極性も感じます。さらに、アメリさんもキスを受けている筈です。受け取ったキス以上に、リュックさんの想いも受け取れたようで、アメリさんの幸せも感じてしまいました。
「落とした」は、シンプルでしたが、大変いい表現と思いました。
えーと、ちょっと気になった点もありました。テラスへ出るきっかけです。
ダンスはお祖父さんがいる手前、その流れで違和感がなかったのですが、2人だけでテラスに出るには、特に女性にとっては勇気がいることと思います。建物の中よりも暗いと思いますので……。
おそらく、リュックさんがテラスへ誘ったのだと思いますが、誘うにしても恐る恐るだったのかも? なんて想像してしまいます。
アメリさんがキスを警戒していると、リュックさんが疑っているのかも知れない、とか私は思っていました。なので、警戒を解くようなシーンがあったのかもと、想像した次第です。
それが、小さな駆け引きに思えて、私なりに勝手に想像させてもらいました。(駆け引きの細かい想像は省略いたします)
だから、リュックさんが改めて「またキスしてもいいか?」と、あらかじめ了解を求めたのではないだろうか? と私自らの想像へ勝手に関連付けてしまいました。
たぶん違うと思いますが、なんか、そんな想像までできてしまい、ちょっと嬉しかったです。
そして、ちゃんとジェレミーさんは見張っていましたね。王妃様への手土産もできたようです。
報告を受けた王妃様は、次にどういう態度に出るのでしょうか? 注目ですね。
最後に、ビアンカさんとクロードさんの朝のシーンは、オマケ的ではありましたが、読んだ皆さんが食らいついたことと思います。
そのくらいに、インパクトがありました。
しかも、直接的な表現がありません。そこが、うまいです! ふんわりと薄絹で包んだような表現が、実によかったです。
オマケ以上の価値を提供していたように感じました。読み手には嬉しいサービスシーンでした。
作者からの返信
亜逢さま
この回は今から考えてみると結構内容が盛り沢山でした。
家族ではなく、友人の結婚式というものはロマンティックな気分に浸りきることが出来る場だと思うのです。ですからこの二人もこの時だけは素直になって、ダンスを踊り二人きりでテラスに出て……うふふ
二人ともダンスを何曲か踊ってもまだもう少し一緒に居たかったのだと思います。それも人の多い屋内ではなくてもう少し静かな二人っきりになれるところへ、私としてはそれが自然な成り行きかと。アメリの心境としては、リュックは女性には不自由していないことだし、まさか公爵家のお宅で無体を働くなんてことはないだろうとの考えだったのでしょう。あまりに戻るのが遅いとデジャルダン子爵だって探しに来るかもしれませんしね。
キスを落とす、の他にはキスの雨を降らせる、という表現も私は好きですね。こちらはまだ小説では使ったことがありません。いつか使ってみたいです。
リュックにしてみれば前回王宮の庭で無理矢理いきなりキスをして『リュックのバカ!』と言われてしまったので、恐る恐る尋ねてみたのでしょう。飲み屋のイザベルさんにも素直に気持ちをぶつけてみれば、との助言をもらったことですしね。それがアメリにも伝わって良かったです。やはり、ビアンカが結婚してラブラブムードが影響したのでしょうか?
ジェレミー氏はもちろん二人の後をつけて全て見ていましたね。後日王妃さまに報告すると、彼女も少しは満足することでしょう。王妃さまはまだ物足りなくてまた色々とちょっかいを出してくるでしょうか?
前作の「世界」ではビアンカとクロードの式の様子もあまり書きませんでした。それはそれで私的には良かったのです。この作品では結婚後のラブラブな二人を時々登場させて楽しんでいます。(それでも私のイメージとしてビアンカはあまりオトナな露骨な表現では書かないようにしています)読者の皆さまも同じように楽しんで下さると嬉しいですね。