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2018年10月24日 07:47
ここにきて、一番目立つ登場人物が現れました。 ミラ王妃様です! レベッカさんは常識人代表となってくれています。 この対比が、ストーリーにメリハリを与えていて、実に分かり易く進行しています。 その例えとして、「次の楽しみに」などと、王妃様の本音をうまく引き出しています。 王妃様は堅物同士だと結婚式が面白くないとか、自分の結婚式ではないのに、かなり自己中心的で我がままです。(自分の結婚式でも、面白いという視点で考えるのは、よくないかも知れませんが……) ですが、それが自分の金銭的利益を求めるものではなく、自分を含めたみんなが楽しめる結婚式を目指しているようなので、憎めません。 悪戯っ子のような可愛らしさを感じます。 ただ、その演出に駆り出される方には、迷惑なことでしょう。 そして、『じぇらしーめらめら作戦』! 次なる王妃様のお楽しみですが、読者にとってもお楽しみです。 合間妹子様は、わくわくする種を上手に植えてつけていると思いました。 ビアンカさんの細かい気遣いが立派でした。手紙を添え、費用に言及した点です。 ここまでの配慮は、なかなか気付かないでしょう。 ビアンカさんは宿舎から引っ越してしまったのですが、ドレスが仕上がるまでは、アメリさんと会う機会ができそうです。 ストーリー的にも作りやすい配慮だったと思いました。 最後に、実際には「くすぐりの刑」はなかったようです。 もしかしたら、アメリさんが白状するのかな? と、期待しました。また、くすぐり描写もどんな手法なのか期待しました。ちょっと残念でした。
作者からの返信
はい、待ちに待った王妃様の本格登場です!亜逢さまは『一番目立つ』とおっしゃいました。今のところはそうですね。しかし、話が進むにつれてこの王妃様と同じくらい目立つ人物が登場するかもしれませんよ。お楽しみに。 レベッカさんはシリーズ作中でも一、二を争う苦労人かもしれません。何しろ王妃様との付き合いは生まれた時からですので、年季が入っています。(この場合の苦労はアメリの少女時代の苦労とは違う意味合いです、もちろん) 王妃様、相変わらずお騒がせなお方です。別に我儘を言っているわけでもないし、他人を傷つけているわけでも、亜逢さまのおっしゃるように自分の利益のために動いているわけでもないのですね。ただのお節介で自分が楽しみたいだけなのです。レベッカさん等、周りの人はハラハラドキドキの連続です、ちょっとお気の毒ですね。 王妃様の『じぇらしーめらめら作戦』はどんな効果をもたらすでしょうか? まだアメリへの恋心を自覚していないリュックを振り向かせることができて成功するのでしょうか? 読者の皆様もハラハラドキドキして見守って下さるとそれだけで王妃様の作戦も実行した甲斐があるというものです。 ビアンカはアメリと学生時代からの付き合いですから、彼女の懐事情も良く理解しています。デジャルダン子爵家に頼らず地道にこつこつとお金を貯めて自立している彼女を一番近くで見守ってきたビアンカですからね。それにビアンカ自身も決して裕福ではない田舎のボション男爵家で育っています。いきなり侯爵令嬢になったからといっても、その辺りの気遣いはぬかりありません。 ですからアメリ以外には花嫁の付添人は考えられなかったのでしょうね、ビアンカも。 『くすぐりの刑』はただ脇腹をコチョコチョするだけですが、今回王妃様もさすがに実行しなかったみたいです。実行したとしてもアメリは口が堅そうですからね、効果なしかもしれません。王妃様がそんな行為に出たらレベッカさんが体を張ってでも止めるかもしれませんしね。
ここにきて、一番目立つ登場人物が現れました。
ミラ王妃様です!
レベッカさんは常識人代表となってくれています。
この対比が、ストーリーにメリハリを与えていて、実に分かり易く進行しています。
その例えとして、「次の楽しみに」などと、王妃様の本音をうまく引き出しています。
王妃様は堅物同士だと結婚式が面白くないとか、自分の結婚式ではないのに、かなり自己中心的で我がままです。(自分の結婚式でも、面白いという視点で考えるのは、よくないかも知れませんが……)
ですが、それが自分の金銭的利益を求めるものではなく、自分を含めたみんなが楽しめる結婚式を目指しているようなので、憎めません。
悪戯っ子のような可愛らしさを感じます。
ただ、その演出に駆り出される方には、迷惑なことでしょう。
そして、『じぇらしーめらめら作戦』! 次なる王妃様のお楽しみですが、読者にとってもお楽しみです。
合間妹子様は、わくわくする種を上手に植えてつけていると思いました。
ビアンカさんの細かい気遣いが立派でした。手紙を添え、費用に言及した点です。
ここまでの配慮は、なかなか気付かないでしょう。
ビアンカさんは宿舎から引っ越してしまったのですが、ドレスが仕上がるまでは、アメリさんと会う機会ができそうです。
ストーリー的にも作りやすい配慮だったと思いました。
最後に、実際には「くすぐりの刑」はなかったようです。
もしかしたら、アメリさんが白状するのかな? と、期待しました。また、くすぐり描写もどんな手法なのか期待しました。ちょっと残念でした。
作者からの返信
はい、待ちに待った王妃様の本格登場です!亜逢さまは『一番目立つ』とおっしゃいました。今のところはそうですね。しかし、話が進むにつれてこの王妃様と同じくらい目立つ人物が登場するかもしれませんよ。お楽しみに。
レベッカさんはシリーズ作中でも一、二を争う苦労人かもしれません。何しろ王妃様との付き合いは生まれた時からですので、年季が入っています。(この場合の苦労はアメリの少女時代の苦労とは違う意味合いです、もちろん)
王妃様、相変わらずお騒がせなお方です。別に我儘を言っているわけでもないし、他人を傷つけているわけでも、亜逢さまのおっしゃるように自分の利益のために動いているわけでもないのですね。ただのお節介で自分が楽しみたいだけなのです。レベッカさん等、周りの人はハラハラドキドキの連続です、ちょっとお気の毒ですね。
王妃様の『じぇらしーめらめら作戦』はどんな効果をもたらすでしょうか? まだアメリへの恋心を自覚していないリュックを振り向かせることができて成功するのでしょうか? 読者の皆様もハラハラドキドキして見守って下さるとそれだけで王妃様の作戦も実行した甲斐があるというものです。
ビアンカはアメリと学生時代からの付き合いですから、彼女の懐事情も良く理解しています。デジャルダン子爵家に頼らず地道にこつこつとお金を貯めて自立している彼女を一番近くで見守ってきたビアンカですからね。それにビアンカ自身も決して裕福ではない田舎のボション男爵家で育っています。いきなり侯爵令嬢になったからといっても、その辺りの気遣いはぬかりありません。
ですからアメリ以外には花嫁の付添人は考えられなかったのでしょうね、ビアンカも。
『くすぐりの刑』はただ脇腹をコチョコチョするだけですが、今回王妃様もさすがに実行しなかったみたいです。実行したとしてもアメリは口が堅そうですからね、効果なしかもしれません。王妃様がそんな行為に出たらレベッカさんが体を張ってでも止めるかもしれませんしね。