--主要登場人物紹介--

年齢、称号、肩書は王国歴1028年、第六話開始時点のものです。登場人物も多く架空の設定なので、混乱を避けるため貴族は姓と名のみに統一しました。

第五話までのネタバレを少々含みます。ご注意ください。


***


アメリ・デジャルダン(ガニエ)(18)

王妃付き侍女、のちに王太子付き侍女

不幸な子供時代を送り、祖父であるデジャルダン子爵に引き取られる。自立するために王宮侍臣養成学院に進み、卒業後は王宮に勤めている。


リュック・サヴァン(25)

王宮騎士団 中佐

アメリが幼少期に住んでいた屋敷の隣の伯爵家の長男。甘いマスクで王宮一の人気を誇る彼は、毎年騎士道大会で好成績を修める努力の人でもある。


モーリス・デジャルダン子爵(65)

アメリの母方の祖父。アメリの母親とは縁を切っていてアメリにもつらく当たるが、実は誰よりも彼女のことを心配している。


ミシェル・ガニエ

アメリの父親。夢見がちで能天気な人物だが子供たちにとっては愉快で優しい父親である。アメリには三つ上の兄、フェリックスがいる。


ビアンカ・ボション(19)

王太子付き侍女、のちに王宮魔術院勤務

王国南部に領地を構えるボション男爵家の長女。アメリの学院時代からの親友。世にも珍しい白魔術を使う。


ジャン=クロード・テネーブル公爵(29)

王宮魔術院副総裁、貴族学院教授

王国随一の黒魔術の使い手。ずば抜けて魔力が強く、自分に厳しいが他人にも非常に厳しい。ビアンカに対しては非常に甘い。


ポール、スザンヌ・ボション男爵夫妻

ビアンカの両親。ビアンカには二人の妹リナ、ジュリアと弟セドリックがいる。


リゼット女官長(43)

侍女他官職の採用、配属を担っている。アメリの事情を知ってか知らずか、彼女のことは気にかけている。


ミラ王妃(27)

ルクレール侯爵家からサンレオナール国王ガブリエルに嫁いだ。ジャン=クロードは従兄にあたる。かなり豪快な性格。第三子妊娠中。


ガブリエル国王(33)

破天荒な王妃を受け止めることの出来る割と?穏やかな性格の人物である。王妃との間にエティエン王太子(5)とマデレーヌ王女(2)がいる。


ジェレミー・ルクレール(25)

王宮騎士団 中佐

リュックの同僚。リュック同様に実力も人気もあるが、硬派で女嫌い。ミラ王妃の弟。強烈さでは王妃に負けていない。


レベッカ(28)

王妃付き侍女

ミラの乳姉妹で子供の頃からルクレール家に勤めミラの輿入れと共に侍女として王宮に入る。


アルノー、テレーズ・ルクレール侯爵夫妻

ミラとジェレミーの両親。彼らには他家に嫁いでいる末っ子のフロレンス(22)も居る。


マルセル、ジョアンヌ・サヴァン伯爵夫妻

リュックの両親。リュックには弟クリストフ(23)がいる。


フランソワーズ・テリエン伯爵夫人

アメリの母親。夫ミシェルと子供たちを置いて出ていった後にやもめのテリエン伯爵と再婚。アメリには異父妹と異父弟がいる。


アントワーヌ・ペルティエ(17)

財政院所属文官

貴族学院で優秀な成績を修め飛び級で卒院、文官として王宮に勤めている。

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