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2018年10月4日 08:58
うまい! と思いました。 導入の的確性、適量というところです。 すいすいと状況が思い浮かび、頭に滞りなく入ってきます。これは表現が的確なためです。そんな流れるような文章に引きつけられました。 そして、無駄な寄り道などせずに進むべき方向へ読者を導いていると思いました。適量の表現で読者を飽きさせない。 その辺りが、うまいと感じました。 アメリさんの母親は、やはり貴族といったところでしょうか? 日本の現実では、子供をつれて出て行くイメージですが、そこが庶民とは感覚が違うのでしょう。 もしかしたら、出て行く前から再婚相手と会っていたのかも知れません。 再婚が視野にあるのなら、子供は邪魔になるのは自然な流れと思います。 そんな想像までさせてもらいました。 前作と比べて、リュックさんの印象がいいですね。 これはアメリさんの目を通しているからでしょうか? まだリュックさんが幼いからでしょうか? どちらにしても、そのギャップが、意外性となって印象に刻まれていきました。 これも、上手な手法と思いました。 犬という動物キャラは子供とよく合います。その部分も計算されていると思いました。今後、そのワンちゃんがどのように関わるのか、期待するところです。 最後に、梯子をかけて登って好きな相手を見つめる。 うーん、どこかにあったなぁ……、そうか! あの平面ガエルが出てくる名作にありました(古くて、ごめんなさい)。でも、その作品では全然ロマンチックじゃありませんけど……。
作者からの返信
亜逢さま、この第二作目も読み始めて下さってありがとうございます。いつも亜逢さまのコメントに励まされ甘やかされて?おります。 我が第二作目とあってまだまだド素人が手探り状態で書いていたものなので、自分自身では出来にあまり自信がないというのが本音です。ペンネームが『あいまいもこ』であるにもかかわらず、私はハッキリバッサリ単刀直入な表現や展開の方が好みなのですね。やはり細かい丁寧な描写をするのは苦手というより、完全に技量不足でもあります。 さて、このお話は前作の主人公ビアンカの親友アメリと彼女の幼馴染みリュックの物語となります。子供時代の二人の出会いと別れから第一話は始まります。 アメリの母親は生まれながらの貴族であるからか、育児は人任せです。逆に父親のミシェルの方は二人の子供たちを可愛がっていて面倒も良く見ています。確かにアメリの両親の別れ方は少々奇異に映るかと思います。この時点では母親フランソワーズはさっさと金持ちのやもめと再婚しちゃって身勝手な女だ、という印象を持たれても仕方ありませんね。 子供時代のリュックは文官になるほど勉学には向いていなかったようなので、騎士になるための鍛錬に励んでいます。前作ではチャラいプレーボーイのイメージがありましたね。実は努力の人なのですね。努力を重ねて騎士になり、その容貌と次期伯爵という地位も合わせてモテるようになったわけです。 賢い番犬のランスはこの後二人にどう絡んでくるでしょうか。ちょっと言いたいですけれども、読み進めていくうちのお楽しみということにしておきます。 古い例え、漫画やアニメ、テレビ番組等々、私も時々しますね。歳がバレバレ……
うまい! と思いました。
導入の的確性、適量というところです。
すいすいと状況が思い浮かび、頭に滞りなく入ってきます。これは表現が的確なためです。そんな流れるような文章に引きつけられました。
そして、無駄な寄り道などせずに進むべき方向へ読者を導いていると思いました。適量の表現で読者を飽きさせない。
その辺りが、うまいと感じました。
アメリさんの母親は、やはり貴族といったところでしょうか? 日本の現実では、子供をつれて出て行くイメージですが、そこが庶民とは感覚が違うのでしょう。
もしかしたら、出て行く前から再婚相手と会っていたのかも知れません。
再婚が視野にあるのなら、子供は邪魔になるのは自然な流れと思います。
そんな想像までさせてもらいました。
前作と比べて、リュックさんの印象がいいですね。
これはアメリさんの目を通しているからでしょうか? まだリュックさんが幼いからでしょうか? どちらにしても、そのギャップが、意外性となって印象に刻まれていきました。
これも、上手な手法と思いました。
犬という動物キャラは子供とよく合います。その部分も計算されていると思いました。今後、そのワンちゃんがどのように関わるのか、期待するところです。
最後に、梯子をかけて登って好きな相手を見つめる。
うーん、どこかにあったなぁ……、そうか! あの平面ガエルが出てくる名作にありました(古くて、ごめんなさい)。でも、その作品では全然ロマンチックじゃありませんけど……。
作者からの返信
亜逢さま、この第二作目も読み始めて下さってありがとうございます。いつも亜逢さまのコメントに励まされ甘やかされて?おります。
我が第二作目とあってまだまだド素人が手探り状態で書いていたものなので、自分自身では出来にあまり自信がないというのが本音です。ペンネームが『あいまいもこ』であるにもかかわらず、私はハッキリバッサリ単刀直入な表現や展開の方が好みなのですね。やはり細かい丁寧な描写をするのは苦手というより、完全に技量不足でもあります。
さて、このお話は前作の主人公ビアンカの親友アメリと彼女の幼馴染みリュックの物語となります。子供時代の二人の出会いと別れから第一話は始まります。
アメリの母親は生まれながらの貴族であるからか、育児は人任せです。逆に父親のミシェルの方は二人の子供たちを可愛がっていて面倒も良く見ています。確かにアメリの両親の別れ方は少々奇異に映るかと思います。この時点では母親フランソワーズはさっさと金持ちのやもめと再婚しちゃって身勝手な女だ、という印象を持たれても仕方ありませんね。
子供時代のリュックは文官になるほど勉学には向いていなかったようなので、騎士になるための鍛錬に励んでいます。前作ではチャラいプレーボーイのイメージがありましたね。実は努力の人なのですね。努力を重ねて騎士になり、その容貌と次期伯爵という地位も合わせてモテるようになったわけです。
賢い番犬のランスはこの後二人にどう絡んでくるでしょうか。ちょっと言いたいですけれども、読み進めていくうちのお楽しみということにしておきます。
古い例え、漫画やアニメ、テレビ番組等々、私も時々しますね。歳がバレバレ……