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禍福の縄」への応援コメント


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    またまた、お邪魔します。フカです。

    今回も家庭内の描写が素晴らしく、リアルかつ美しいです。映像や空気が心地よく心に入ってきました。

    借金を抱えた主人公が愛しい妻を残して死んでしまうのか、それとも、まさか心中してしまうのか…温かい家庭の風景と残酷な現実のギャップが印象的でした。

    ネイティブ・アメリカンの詩との解説でしかたが、私はサリンジャーにも似たような言葉があったように記憶してます。きっと、サリンジャーもその詩から連想して書いたのかなと。

    この作品が、クライマックスでプツリと切れてしまっていて、かえってそれが引き込まれました。
    切なく悲しいけど、これ以上書かない辺りが上手いなあと思います。

    ゆーあー、ぐれいと!
    てぇんきゅー!
    (^^)

    作者からの返信

    かつて本当に好きだった女の子を抱きしめながら、「禍福の縄」について考えたことがありました。
    この上ない幸せであるならば、この先を生きる意味を見出せなかった、そんな時期がありました。つまり、私は禍福の縄を切ってしまいたい、そう思っていました。
    多分、嫌世的なものでなく、純粋な疑問であったと思います。
    かつて、フカさんに「テーマが明確にあるところが好感が持てる」といった評を(生意気にも)させて頂いたかと思います。実は私が一番大切にしたいところだったので共感をしました。
    ぼかさず、真っ直ぐにテーマと向き合う。稚拙、陳腐といわれてもいい。そこだけはぼかさず、カッコつけず正直に向き合った作品を書きたい。それが、私の創作への思いでした。
    フカさんがテーマをさらっと語ったとき、ああ、同志がいた!と嬉しく思いました。
    とても明確だったから。
    色んな小説のかたちがあってもいいとは思いますが、私にとっての小説は人を知る為の教科書の位置づけが強いように思います。
    フカさんの作品を読みたい気持ちはありますが、願わくば製本されたものを、私の本棚に入れたい。そんな風に思っています。

    ゆー、がんばっちゃいなよ!

    応援しています!