第十章
第十章
翌日。
杉三たちの部屋。
声「おはようございます。お食事を持って参りました。」
杉三「おう、待ってたよ。よろしく頼むよ。」
ふすまがあいて、淑子が食器の乗った盆を持ってくる。
秀子「てん様にはこちらです。」
てんの枕元に盆を置く。杉三たちにはすいとんであるが、てんの食器には全粥が入っていた。
杉三「あれ、てんのお茶だけなんで黄色いんだ?お茶は緑か茶色なんだけど?黄色いお茶なんて、あったっけ?」
秀子「ええ、理事長が、てんさまに持っていくようにいいましたから。」
杉三「そうなの?」
かぴばら「お、お茶じゃありませんね。お、お茶にしては、匂いが甘すぎる。」
杉三「変なものじゃないだろうな?」
淑子「違いますよ。花梨の飲み物です。お酒は入っておりませんので、安心してください。」
杉三「花梨?花梨、そうか!咳止めに効くと青柳教授に聞いたことがあった!それじゃあ、僕のお願い、通じたんだね。そうだよ。薬も全くないんじゃ、本当に困るでしょ!理事長にありがとうと言っておいてね。」
秀子「他に食べたいものがあれば、なんでもいってくださいね、とも言っていました。」
杉三「よし、てん、起き上がれそうなら、食べる前に飲んでみろ。」
てんは、咳き込みながらかぴばらに支えてもらって起き上がり、杉三から湯飲みを受けとる。
てん「ありがとうございます。」
口元にもっていき、その中身を一気に飲み干す。かなり不味かったらしく、のみおわると咳き込んでしまう。
かぴばら「よ、横になりますか?」
てん「いえ、朝御飯、いただかないと。」
杉三「よし、血の気が指してきたぞ。さあ、食べようぜ!」
てん「あの、理事長にお願いがあるのですが。」
淑子「はい、なんでしょうか?」
てん「会合は、毎日開催されるのですか?」
秀子「はい、やってますが?」
てん「では、わたくしも、今日こそ出席させて頂くわけには参りませんでしょうか?」
杉三「よせ、やめろ!せっかくいいもんもらったのに!効き目が出るまで横になったほうがいい!」
てん「だからこそ出るんですよ。」
かぴばら「そ、それに、皆さんまだまだ、警戒していると思いますよ。だ、だって、昨日もそうだったけど、みんな、僕らのことを、取り潰しに来たのだと信じ込んで、最後まで分かってはくれませんでしたから。」
杉三「それにね、みんな政治の批判とか不満とかばっかり話していると思うから、てんが行けば皆恐れをなして、かえって、逆効果になると思うし、てんも倒れちゃうよ。」
てん「いいえ、そんなことは決していたしませんから。五分だけでも構いません。わたくしが、皆さんに取り潰しではないことを伝えたいのと、皆さんの、抱えている生きづらさの、元凶を作ってしまったことを謝罪させていただきたいのです。」
杉三「そんな事したら、怒涛の如く罵声が来ると思う。それに、耐えられる?もしかしたら、赤っ恥をかくかもしれないぜ。」
てん「ええ、それも仕方ないでしょう。すでに、このような状態ですから、大いに恥をかいているでしょう。」
秀子「なるほど。松野に背負ってもらっているほどですからね。」
てん「その通りです。五分だけでもかまいませんから、一度会員様全員にお会いさせてくださいませ。」
と、秀子たちに座礼する。
淑子「わかりました。てん様に座礼をされるなんて、虫が良すぎます。すぐに理事長に聞いてみますけど、、、。でも、てん様を、恐れている人もいることは事実ですので、もしかしたら、すぐに退出してもらうとか、そういう条件が付くかもしれませんよ。」
秀子「ええ。人が怖いと訴える方もいますので。」
てん「それでもかまいません。それを作ってしまったのはわたくしたちです。それに、変にへりくだって、怒りを伝えてもらうよりも、そのように直接的な言葉で、怒りを伝えていただいたほうが、かえってわかりやすいと思います。」
杉三「うん、確かに身分の高い人に、変な言い訳をくっつけたら、本当のことは伝えられなくなるな。そっちばっかり考えてさ。」
淑子「わかりました。じゃあ、また、会合の時間にお呼びしますので、とりあえず、朝ご飯を召し上がってください。」
杉三「わかってるよ。食べなきゃ何も始まらん。じゃあ、喜んでいただきまあす!」
と、箸をとり、すいとんにかぶりつく。
秀子「あたしたちも朝食があるから、一度退出しますので、食べ終わったら、また呼んでくださいね。」
淑子「それでは、失礼いたします。」
二人、立ち上がって、廊下へ出ていき、ふすまを閉める。
朝食が終わって、数時間後。再び、ふすまをたたく音。
杉三「何だ、どうしたの?」
淑子「理事長から、許可が出ましたよ。今日の会合に無理のない範囲であれば、出てもいいそうです。」
杉三「本当?」
淑子「ええ。ただ、ちょっとでもお体に、障るようなことがあれば、すぐに退出してくれという話でしたが。」
てん「そうですか。ありがとうございます。すぐに始まるのでしょうか。」
淑子「ええ、もうしばらくすると始まりますよ。てん様は、お体は大丈夫ですか?」
杉三「てんは、だいぶせき込まなくなったな。さっきの花梨が効いたみたいだ。」
淑子「それはよかった。でも、おつらくなったら、無理は絶対しないでくださいね。もし、御体調がお悪くなったら、すぐに、私に言ってくだされば、お手伝いしますから。」
てん「ええ、大丈夫です。それでは、ご案内していただけますか?」
淑子「はい。私が背負って歩きます。」
てん「ありがとうございます。」
杉三「僕も、てんのことがどうしても心配だから、一緒に出ていいかなあ。」
かぴばら「ぼ、僕もです。」
淑子「ええ。大丈夫ですよ。幸い、座布団は、いくつか余っていますから。」
杉三「あ、ありがとう。じゃあ、よろしく頼むぜ。」
淑子「では、こちらにいらしてください。」
てんを背中に背負って、淑子は部屋を出ていく。杉三とかぴばらは、そのあとに続いていく。
昨日、会合が行われた部屋に入っていく淑子。
淑子「今日は、お客様たちが、会合を見学したいそうよ。」
とも子、とし子はひきつった顔をする。
淑子は、背負っていたてんを、秀子が用意した座布団の上に下ろす。
とも子「て、てん様、ついに私たちが、無届でこのような団体を作って活動していることに、お怒りになって、いらしたのですか。」
とし子「それとも、ひろしくんや、理事長が、戸籍のない人間であったから、二人を捕縛して磔にかけるおつもりなのでは、、、。」
とも子「もし、本当にそうするつもりであれば、私は、もうまんどころに飛び込むしか道がないので、、、。」
ひろし「いや、ここにいる全員がそれに該当して、連行されるでしょう。」
とし子「結局、あたしたちは、そうなる運命なんですね。つらい人生を送ってきて、ここでやっとそれを吐き出す場としてやっと見つけたと思ったら、こうして法の縛りに合って、結局、磔にかかるようにできてるんだわ。」
とも子「そのほうが、私たちは楽かもしれないわね。苦労して、居場所を探しても見つからないで生きるよりは。」
ひろし「きっと、まんどころの組織も、そのうち摘発されますよ。僕らは、このような善の団体も、悪の団体も、所属できないのです。こういう事業をすれば、必ずどこかで偉い人のお怒りに触れる場面に遭遇しなきゃならないし、それをその本人がお怒りになって、こうして取り潰しにやってきても、仕方ないですよ。」
てん「皆さま。どうか、誤解されることなきようにお願いしますが、わたくしは、皆さんを磔にかけるとも、捕縛しようとも、もうしてはおりません。確かに、このような集まりで、わたくしたちの批判をしなければならないときもあるのでしょうが、それは紛れもない事実でもあるのですから、どうぞ、批判して、悪口を言ってくれて結構です。その元凶を作ってしまったのは、わたくしたちですから。本来であれば、わたくしたちが、皆さんに、謝罪をしなければならないのです。ほんとうに、皆さんに、幸福どころか生きづらさを与えてしまい、申し訳ございませんとしか、言葉がありません!」
と、てをついて、会員たちに頭を下げる。
とも子「いいえ、私は、てん様が悪いとは申してはおりませんよ。だって、そのようなお体では、とても政治なんかに関与できなかったでしょう。」
とし子「それに、あたしは、世の中が悪いのではなくて、音楽の道を選んでしまった、あたしが一番悪いんだってしってますし、それにあたしなんて、生きていたって仕方ないんですから、喜んで磔になりますよ。」
淑子「とし子ちゃん、生きていたって仕方ないなんて、そんな失礼なことは言うもんじゃないわよ。そんなことを言うと、罰が当たるわよ。ましてや、てん様の前で、そんなことを言ったら、もっと罰が当たる。」
とし子「でも、事実、そうなので。だって、働けない人間は、死ななければダメだって、私、何回も言われましたよ。それを打ち破ってやろうとして、結局働けなくなったのなら、やっぱり私は、死ぬべきではないのかしら。」
秀子「私、書物で読んだことあった。自殺は、絶対にやってはいけないと。」
とし子「でも、書物に書いてあることなんて、今は嘘ばっかり。そんなの通用する時代じゃないわよ。」
とも子「とし子ちゃんには、生きていたくとも、生きられない人もいるって言っても通じないのよね。目の前にいる方が、そうなっているのも知らないで。」
とし子「関係ないわ。だって、偉い人は、人が一人死ぬのなんて、そんなこと、どうでもいいんじゃないの?どうせ、住民のことは、虫けらくらいにしか、考えてないわよ。」
杉三「おい、てん。辛かったら出ようぜ。」
てん「いえ、わたくしはここに残ります。」
かぴばら「き、きのうの会合も、こんな感じだったのですよ。み、皆さん、同じことをこうして延々としゃべり続けるんです。じ、自分がこうなったのはだれだれのせいだとか、政治家が、こうして、おかしな法を作ったからだとか、そういう話ばっかりです。だ、だから、大都督にとっては、本当につらいと思いますよ。お、お倒れになったら、どうするんですか。い、今のうちに帰ったほうがいいと僕も思います。」
てん「いえ、最後まで聞きましょう。」
杉三「僕、やだよ。誰からも、生まれたからには生きてやるっていう言葉が出てこないもん!」
てん「ええ、皆さん辛すぎて、その言葉を出すことはできないのではないですか。」
杉三「そうだけど、どんな人であっても、生まれたんだから、最後までしっかり生き抜くというのは、義務なんじゃないのか?」
とし子「いえ、死んだっていい、人間もきっといますよ!だから私には、そういう人生しか与えられなかったのでしょ!」
杉三「でも、ひろし君みたいに、きちがいなすびを食べても死ねないどころか、もっと大変になった人間もいるじゃないか!」
とし子「それはやり方を間違えたから!きちがいなすびではなく、もっと能率的にやれる方法を探せばいいじゃない!」
杉三「たとえば!」
とし子「高いところから、飛び降りるとか!」
杉三「それもよしたほうがいいな。きちがいなすびよりもっと大変になるぞ。僕の立場から言わせてもらえば、歩けないってのは、時々、恥ずかしいことでもあるんだよ!」
とし子「あなた、私をひっかきまわしに来たの?そうやって、止められるのなら、かえって、磔にかかったほうがいいわ!」
淑子「ごめんなさいね。とし子ちゃんは、自殺について語りだすと、止まらなくなるのです。」
てん「そうですか、、、。」
淑子「大丈夫ですか?」
てん「ええ。彼女たちの主訴をもう少し聞きたいので、しばらく居させてくださいませ。」
かぴばら「い、いえ、戻ったほうがいいですよ!も、もう顔が真っ白になってます!」
秀子「あたし、座布団持ってきます!」
と、立ち上がり、押し入れを開けて座布団を4,5枚出し、てんのそばに重ねて置いた。
秀子「これによりかかって下されば、少し楽かもしれません!」
てん「ありがとう。」
秀子に言われた通り、座布団によりかかって座る。
杉三「だけどねえ、とし子ちゃんよ。誰でもそうだけど、死ぬために生きている人間なんていないんだぞ。本当にどんなにつらい境遇に置かれてもね、必ずどこかで生き抜くという気持ちでいかなくちゃ。だって、生きることを放棄しても、絶対幸福にはならないと思うぜ。生きてれば必ずいいことがあるからなんて、かっこいいセリフは言えないが、生まれたからには生きてやる、でいかないと、後ででっかい跳ね返りが来るぞ。」
とし子「私は、信じないわね。そんなこと。だって、これまでにそういう言葉を何回も言われたけれど、やれたためしがない。それなら、もう終わりにしたほうがずっとまし!」
杉三「じゃあ、言わせてもらうが、そうやって、いま不平を言っていられるのは、かえって、幸福であると思え!それを繰り返していると、だれもが離れて行って、本当に人手が必要な時、だれも寄り付かなくなるよ。これほんとだからね。それを覚悟しておきな!」
とし子「だから、そうなる前に死んでおけばいいんでしょ!やっぱりあなたも世間知らず!」
杉三「なんで僕が、世間知らずの高枕と言われなきゃいけないんだ!」
とし子「私の勝ちよ!先に死んでおくほうが勝利であるという原理を知っているんだから、私は、世間知らずでもないし、必死で生きようとしているひとを見下してあげることだってできるわ!」
とも子「私も、とし子ちゃんのように、過激な思想ではないけど、彼女の意見は、間違いだとは言えないと思います。」
杉三「へえ、なんで?」
とも子「だって、今は、この素顔同盟で暮らしていけるけど、それは、やっぱり親がいてくれるからであって、親も社会も期限付きというのはわからないほど私は馬鹿じゃないし。それだったら、私も、やっぱり人生失敗したのだから、もうこの先どうなるか、見えている気がしているんですよね。私は、とし子ちゃんのように、具体的にこうして死んでしまおうとか考えてはいないけれど、やっぱり、生きていても仕方ないなという気持ちもありますね。」
ひろし「僕も、ここがなくなったら、外の世界で生きていく自信はありません。だから、ここが取り潰しになったら、もう行くところもないから、本当にそうなったらどうしようと、怖くてたまらなかったですよ。」
てん「そうですか。それで皆さん、わたくしのことをそんなに恐れていたのですか。」
淑子「ええ、ここがなくなったら、私達、行くところがないですから。でも、ここは無届だし、戸籍がないひともいますから、いずれは取り潰しが来るなとは、予測していましたけど。」
てん「皆さんに、お願いがございます。理事長も含めて、わたくしのお願いを聞いていただけますか?」
目の見えないひろしを除いて、全員、てんのほうを見る。
淑子「理事長、てん様が、お願いがあると言ってますが。」
廊下に座って、何か考えていた慶紀も、テーブのほうへやってきた。
てんは、背に当ててもらっていた座布団を自身で剥ぎ取り、かぴばらの支えも振りほどいた。
てん「皆様のお話はよく分かりました。そして、皆様が長年、苦しんできた元凶は、わたくしが、作ってきたこともよくわかりました。わたくしは、あの時の戦闘以来、三部族が何とか共存できる方法はないかと思い、今の政策を施してきましたが、それも失敗に終わったこともよくわかりました。皆さんの、将来残された選択肢が自殺というものしかないのなら、それは、わたくしが、職務怠業の結果でもありますから、責任を取らなければならないと思います。まず、わたくしが、良かれと思ってきたことが、皆さんには多大なる負担でありましたことを心から、お詫びさせてくださいませ。この通り、本当に、申し訳ございません!」
と、両手をつき、座礼する。
淑子「てん様、てん様が謝ることは何も、、、。」
てん「いいえ、わたくしたち統治者は、住民がこの世界に絶望して、自らの大事なものを捨てようとしてしまうのであれば、その世界の作り手であるのですから、謝罪をするのは当然の事ですよ。」
秀子「すごいや、あの、寧々様だって、そういうことはしなかった。」
てん「もちろん、謝罪をしただけでは、わたくしたちが責任を果たしたわけではございません。謝罪も勿論大切なことなのですが、それをした後にどのような策を講じ、どのように変えていくかのほうが重要なのです。」
とも子「では、何か、新しい案というものがあるのですか?あたしたちが、ほかの選択肢を持てるような。」
てん「もちろん、わたくしが独断で進めてしまうのは、避けたいと思います。これはまだ、提案の段階なので、命令ではないのですが、わたくしは、この組織を一つの楽団とし、村で活動していただきたいと思っているのです。」
慶紀「一つの楽団とはどういうことですか?ここの会員に何か音楽をさせるということですかな?」
てん「ええ。慶紀様も笛を吹いていらっしゃいますし、とし子さんも歌を長年生業としてきたようですから、作るのはそう難しくはないと思いますので。」
ひろし「でも、僕は目が見えないので、楽器も何もできませんよ。」
秀子「いいえ、ひろしくんだって、歌うことはできるでしょ。誰かのまねして覚えればいいのよ。幸い、とし子ちゃんは、絶対音程が外れることがないほどの、歌のうまい子なんだし、彼女と一緒に着けば、簡単な歌なら歌えるんじゃないのかな?」
とも子「私も、音楽を子供のころから習ったわけではないので、譜面の読み方とか、そういうことは、わからないので、、、。」
慶紀「譜面は、簡単なことですよ。とも子さんのような方であれば、すぐに覚えますよ。」
ひろし「しかし、歌を歌ってどうするのです?それが、とし子さんたちの自殺を食い止めることになるでしょうか?」
杉三「いや、音楽は誰でもやりたがる。そういう要素を持っている。具体的にどういう作用をして音楽がみんなに快感を与えるかはわからないが、楽譜を販売するとか、入場料を取るとかで、経済的にも助かるよ!」
慶紀「でも、かぴばらさんはどうしたらいいでしょう?彼には歌というものはむりでは?」
てん「もう一本、笛を製作することは可能ですか?」
かぴばら「い、いえ、作ってもらうなんて、おこがましいです!お、教えてもらいながら、自分で作ります!」
杉三「よし、やってみようぜ。なんか、みんな、世間的には能力の低いと思われているのかもしれないが、こういう事業であれば、何かつかめるんじゃないかっていう、気がしていたんだよ!」
慶紀「そうですね。てん様のその提案、受けて立ってみてもいいかもしれません。」
暫く、全員黙ってしまったが、迷いはない様子だった。
杉三「よし、新しい第一歩の幕あけだな。やっと雪もやんで日が出てくれたみたいだ。」
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