「アイツを知り隊」副隊長東城晴樹

卒業式まで2ヶ月、下校

鉄「早く家に帰りますよ」

……は？

鯉「……ねぇ？君と麗華はどういう関係なのかな？」

……目が笑ってないぞ鯉楽、気持ちは分かるが

航「ｫｨｫｨ鯉楽……」

厨二病でもマトモだったか……目がガチだけど

正「ﾋｭｰ鯉楽怖ーい」

似たような目してるけど？

鉄「関係、ですか？」

面倒だと書いてある顔が癪に障る

朝「そ、さっきの言い草だと同じ家に住んでるみたいに聞こえたからね」

お兄さんも目が笑ってないぞ

晴「さっさと言って下さいよ」

ｵｯﾄｸﾁｶﾞｽﾍﾞｯﾀ

亀「東城くんっ！？」

ゴメン亀田委員長、ｸﾁｶﾞｽﾍﾞｯﾃｼﾏｯﾀ

麗「ん？ん？ん？」

何その動き可愛い過ぎk(目が点になってるぞ？

竹「面倒くささそうでもキラキラ！」

竹下、正論を言うな

健「……なんだよアイツ」

ﾎﾞｿｯと言ってるけど聞こえてるぞ南森

八「麗華ゲーノージンと同棲してんの？すっげー！」

隠す気ないだろ馬鹿八木

原「同棲って親の許可降りてんの？」

厚「有り得ない、あの麗華だよ」

下「ペット感覚じゃない？」

顔に敵意むき出しって書いてあるが？

坊「ｫｨｫｨ落ち着け、気になるけど」

やっと動いたか原田の奴隷

川「静かにしないと聞こえないよ？」

盗み聞き感覚だったのか

白「手ｪ出してたら許さないからな」

佐「手出したら〜折角の〜美しい顔の原型無くなると思っといてね〜」

亀田委員長、航多その猛獣共離すなよ

鉄「……誤解を産む言い方でしたね」

しまったと苦笑いする美青年、悔しい程絵になる。危機感持ってくれ、命狙われてるんだぞ？

竹「苦笑いもキラキラだー！」

落ち着け竹下

鶴「笑ってないで答えてみたら？」

西沖こんな強いキャラだっけ？

鉄「怖い怖い、分かりましたよ」

軽く笑う美青年、ムカつくが絵になる

麗「ん？ん？ん？ん？」

不安そうに両サイド見て、可愛いn(

竹「キラキラだ！キラモテオーラ！」

さっきからそれしか言ってないよな？

鉄「住み込みで働いてるんですよ」

……胡散臭っ

麗「鉄鋼丸は世に言う社畜なのだ！」

ドヤるな、眩しいだろ

亀「麗華ちゃんもああ言ってるんだから信じてあげようよ？ね？」

ま、そうだな。さすが亀田委員長

鯉「そうだな、麗華は嘘下手だし」

ゲスってんの？褒めてんの？

朝「確かに、麗華嘘下手だからね」

ドンドン言うスタイルかよ

鶴「……麗華がそういうなら」

佐「命拾いしたね〜」

お前ら実はそんなキャラだったりしないよな？よな？

白「ﾁｯ手ｪは出すなよ？」

そればっかだな

航「ﾊｧ心配して損した」

小声のつもりだろうが聞こえてるぞ

正「最近雇ったのかな？見た事ないし」

そう言えば家隣か、羨まs(

健「……ﾌﾝｯ」

安心していいのか迷うよな、分かr(

八「マジで一緒に住んでんのかー！」

現実を叫ぶな、羨ましくなr(煩いぞ

原「……ﾍｪ」

厚「……ﾌｰﾝ」

下「……ﾎｰｳ」

……肉食系女子怖い

坊「……ﾊｧ」

肉食系女子見たらそうなるよな

川「どんな仕事してるんだろう？」

確かに仕事ってなんだ？

花「何その美味しい設定って言うか状況こんな美青年と同じ屋根の下で暮らすとか鼻血ものだよね大量出血ものだよね妄想爆裂ものだよねｲｲｽｺﾞｸｲｲｲﾁｬｲﾁｬｼﾛ漫画作れるんじゃない？やばいよね？ああぁぁぁもう好き美味しい」

鼻抑えろって花原

竹「恋に落ちたりして〜？」

……ｫｨｫｨｫｨｫｨｫｨｫｨｫｨｫｨｫｨｫｨｫｨｫｨｫｨｫｨｫｨ

ﾁｮｯﾄﾏｯﾃ、ｿﾘｬﾅｲﾖﾅ？ﾅ？ﾅ？ﾅ?

「「「「「「「………」」」」」」」

この空気どうすんの？

なんか言えよ！

鉄「何の心配をしているんですか」

余裕な顔すな！

麗「皆固まった、ハッハッハー！」

可愛いから許s(笑うなよ

鉄「彼女が俺に惚れる訳がないです」

麗「当たり前だろ！」

鉄「俺も死にたくないので彼女に惚れません」

麗「惚れても無駄だぁー！」

鉄「知ってますし、俺は命が惜しいので惚れません。では、帰りますよ？」

麗「おう！じゃーなー皆ー！」

「「「「「「「……ﾎｯ」」」」」」」

全く、心臓に悪い

空気が重かった為、皆1人で帰った

卒業式まで、2ヶ月切った