第2話 急降下
部署で一人きりの女子社員
お荷物なのは自覚してる
他の社員の様に売り上げがあるわけでもない
そりゃそうだ事務員だからな
女性軽視の事務軽視
男性社会の職場ではよくある事
それでも最近の風潮に合わせ
露骨な事は言われない
女性同士の付き合いが苦手で
私自身は気に入ってる職場
それでもやっぱり気になるのは
お前に話しても理解できないだろ?って軽視
確かに他の男性に比べれば
元が女なんだからおしゃべりは好きですよ
人の話に割って入ったり
知ったかして話さない様に気を使ってるけど
それでもたまに話題を取ってしまうときも
そんな時に目にするのは
男性同士のメールのやり取り
あぁ、私の事を言ってるのね
ウザイとか出しゃばりとか?
そう取られるだろうといつもは静かにしてるけど
話が食い違ってきそうだったから説明しただけなのに
気分は急降下
もう余計な事は言わないわ
仕事だけしててやる
猫むすめ 響奈津子 @hibiki_natuko
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。猫むすめの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます