第18話先が読める?透視?予知夢?
小さい頃から、不思議ちゃんと呼ばれていたのだが、
私は映像で先が見えたり、透視のような事、予知夢のような体験をいくつかしてきた。
その中での体験談をいくつか書こうと思う。
まずは経験した事のある人も多いんじゃないかと思う事。
じゃんけんをする時だ。
腕を絡ませて両手をくっつけた中を、覗いて見えたものを出す。
「じゃんけんぽん!」
私はパーが見えたのでパーを出す。
相手はグーだ。
勝った!
それを学校で友達数人とやっていたら、いつの間にか私の周りに列が出来ていた。
私は何回も覗いて見えたものを出す。
「じゃんけんぽん!」
私はチョキが見えたのでチョキを出す。
相手はパーだ。
やった!!
そして、列の最後の1人にも同じようにして全員に勝つ事が出来た。
その後も、腕を絡ませて両手の中を覗いた時は負ける事はなかった。
次は透視体験。
ある日学校で1人、授業をサボって、トランプの神経衰弱をしていた。
全て裏にしてグチャグチャにして並べた。
そして、目を閉じて集中する。
手を、並べたトランプに近づけて透視しようとした。
えっ!
見える!!
そして、まだ1つも開いてみてない中で、ペアーを当てたのだ。
見える見える!!
自分でも不思議な感覚だった。
そして同じようにしてトランプを巡っては当てていった。
最後の4枚になる。
嘘?
全部、当たった!!
私には不思議な力があるの?
家に帰ってから、もう1回チャレンジした。
何故か今度は透視ではなく、直感でやってみた。
グチャグチャにしたトランプを並べて、直感で巡っていく。
1回も間違える事はなく、全て当てる事が出来たのだ。
ただ、それもすぐに忘れて、大人になって思い出した時に、チャレンジしてみたが、全然見えないし、直感も外れてちょっとガッカリした…。
まぁ、そんなもんだよね。
最後に予知夢について。
何度か夢でみた事が現実に起こったりする。
例えば、バレーボールの大会の前の日に夢をみた。
相手チームと接戦で戦っているけど、負けてしまう夢。
次の日は大会だった。
普段、相手チームのエースが打ってくるスパイクを中々とることが出来なかった私。
今日は何故か映像で先が読めたり、昨日みた夢と同じ体験をしているような感覚になって、いつもより動ける。
映像でどこにボールが来るのか、分かるから取れる!
でも、誰が失敗するかも分かってしまう。
体は動くし、取れるけど、操られてるのとは違う不思議な感覚だった。
先を読む能力とも、また違うような感じ。
大人になってからも、予知夢は何度か体験した。
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