第17話霊感と幽体離脱

私は、霊感があったのか20代前半まで不思議な体験をしてきた。




覚えてる最初の体験は、まだ幼い頃に寝ているとくすぐられて、笑わされて目が覚めた。



隣にいる姉を見たが寝ている…。


誰?



上を見ると、黄色、青色、紫色のオバケがいた。



えっ!



私は怖くなり、母の所に行って起こした。


私「あそこにオバケがいる!」


母「どこにもいないよ!」


私「いるよ!怖い…。」


私「母のベッドで一緒に寝かせて。」



母は最初は嫌がっていたが、しぶしぶ一緒のベッドで寝かせてくれた。



その後も、たまに誰かの気配を感じたり、女の人の霊が見えたりしていた。




小学生の頃は学校のトイレも1人じゃ行けないくらい怖がりな私。



だけど、たまに出てくる、いるはずのない男の子と公園の砂場で遊んだり、追いかけっこをしたりしていた。


その男の子は遊び終わるといつも急に消えていなくなってしまう。



でも私が、小学生の頃に引っ越してからも中学生までは、その男の子と一緒に遊んでいた。





そして、私が通っていた高校の体育館の地下に行くと、いつも体が震えて寒気がしていた。



ある日、また体育館の地下に行くと、何だか呼ばれているような気がして奥まで歩いて行った。



いつものように震えと寒気を感じながら近づいてみる。


そこには、お札が貼ってあった…。



どうして呼ばれたのかは分からないが、私に何か伝えたかったのか…。




そして、私はよく金縛りにあっていたのだがある時、またいつものように金縛りにあって目が覚めた。


起きると目の前に女の人が座っている。


怖くなった私は自分のベッドから、姉のいる場所まで行った。


姉を起こそうとした時、体ごと引っ張られる感じで、自分のベッドまで引き戻された。



引き戻される時に、もう1人の自分がベッドで寝ているのが見えた。




そう!幽体離脱をしていたのだ。





そしてその後も、その感覚ともう1人の自分になりたい気持ちもあり、金縛りにあった後に幽体離脱をしていたのだが、玄関まで行って外に出ようとすると、引き戻されていた。




そして、いつの間にかその事を忘れていた。

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