第4話精神科通院
何で私は精神科に行かなきゃいけないのか…。
嫌だ行きたくない!
まだ幻聴は続いていたが、それがおかしい事だとは思えていなかった。
コルセットや踵用の装具をつけて、
イヤイヤ連れて行かれた。
初診問診票を記入して診察室に入った。
本当に嫌だったのか、自分でも良く分からないが涙が止まらなく出てきた。
先生に質問されても、私はほとんど答える事はなく、両親が最近の様子など答えて薬を貰い帰宅した。
帰る車の中で、私は車から飛び出したい。
死にたい…。
存在している事が皆に迷惑なんだ。
頭の中でそんな気持ちでいっぱいだった。
帰宅してからも、精神科に連れて行かれた事に納得していなかった。
そして、通院は今だに2年以上通っている。
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