気負わぬ文章で読みやすく、素直に楽しめる作品です。幼少の頃からたくさんの猫たちが周りにいる生活は羨ましく、名前が全部ミーで、そのためネイティブアメリカンみたいな呼び名になったところには少々ツボりました。でも、自由というのは切なくもありますね。ミーたちやボニョ、ニャオンはどうなったのか。猫たちの幸せや、人間とどういう関係でいるのがいいのか、そんなことを思いました。