初めのイメージは、モノクロで平坦です。
題名に「転生」とかあるので、てっきり転生部屋で生活してるのかな、とかなんとか思ってたら実は極地に住んで居たのです。
最初から様々な疑問が浮かび続ける為に、最初は読み進めるのに苦労するかもしれません。
が、活動範囲が広くなって疑問が解けていくと共に、段々と「世界に色がついてくるような」感じがしてくるのが面白く感じます。
序章を終える頃になると、文章から読み取れる「色彩」もかなり鮮やかになって、それと新たに様々な謎が出てくる事もあり止まらなくなると思います。
そして、命がけの旅路の「第一章 モニカの奇妙な旅路」が終わると、楽しい学園生活が始まります。
奇妙で魅力的な学友や教師(他のファンタジーものよりも幅が広くて、虫な友達や魔獣な教師もいます)が出てくるので、読んでて一番楽しい所だと思います。
序章でつっかかってしまった人は是非、読み進めてみてください。